Archives for the Month of 4月, 2021

創作一本になった4月を振り返る

今日は4月の最終日なので、今月の制作を振り返ってみたいと思います。今月の大きな出来事は、長年続いた教職公務員との二足の草鞋生活にピリオドを打って、創作活動一本になったことです。これは自分の生涯の転機ともなることで、今月を […]

昭和の日 連休の始まり

今日からゴールデンウィークが始まりますが、隣接する東京都に新型コロナウイルス感染が広がり、緊急事態宣言が出されているため、連休中も外出は避けるように各自治体では言っています。私のいる神奈川県でも感染者は少なくありません。 […]

「第一章 如来-真理を悟った無上の仏さま」について

現在読んでいる「仏像図解新書」(石井亜矢子著 小学館新書)の最初に登場するのは如来です。「如来という言葉には、『修業を完成した者』という意味がある。サンスクリット語の原語を直訳すると、『真実から来た者』、厳しい修業を積ん […]

横浜山下町の「灯りの魔法」展

横浜山下町にある人形の家で「灯りの魔法 魅惑のドールハウス」展が開催されています。家内がその情報を仕入れ、是非見に行きたいと言ってきたので、今日の夕方になって横浜人形の家に行ってきました。家内は美大で空間演出デザインを学 […]

版画集「予感の帝国」について

先日、大きな企画展を見に行った東京都現代美術館で、「Tokyo Contemporary Art Award2019-2021受賞記念展」が開催されていて、風間サチコ氏の代表作となる巨大な木版画が数多く展示されていました […]

週末 連続した制作の日々②

日曜日になりました。今日は朝から2人の美大受験生が工房に来ていました。東京にコロナ渦の緊急事態宣言が出されたことで、ゴールデンウィーク中に行こうと思っていた東京の美術館が臨時閉館されたことを、彼女たちは残念そうに言ってい […]

週末 連続した制作の日々①

今月に入り、毎日工房に通う日々が続いています。工房に行かなかった日は、初日の江戸東京博物館に行った日と、13日の東京都現代美術館と東京国立近代美術館に行った日の2日間で、残りの日々は全て工房に通っていました。今までは公務 […]

新聞記事「異形の顔 両面宿儺」について

昨日の朝日新聞の記事に面白い内容が掲載されていたので、NOTE(ブログ)で取り上げます。記事の見出しは「異形の顔『両面宿儺』は何者か」というもので、私は両面宿儺(りょうめんすくな)という存在を初めて知りました。それぞれ反 […]

「仏像図解新書」を読み始める

仏像のことはざっくりとした概観の知識しか持っていない私が、改めてここで知識を学び直そうと考えて、本書「仏像図解新書」(石井亜矢子著 小学館新書)を手に取りました。教壇に立っていた頃、美術科で鑑賞の授業があり、その時に仏像 […]

「初期作品ーさまざまな試み」について

「中空の彫刻」(廣田治子著 三元社)の「第二部 ゴーギャンの立体作品」の中の「第1章 初期の彫刻(1877~1885)」のうち、今回は「2 初期作品ーさまざまな試み」をまとめます。ゴーギャンの最初の彫刻作品は写実的な肖像 […]

甲斐生楠音「横櫛」について

先日、見に行った東京国立近代美術館の「あやしい絵展」では、日本美術史に大きく取上げられている有名な画家がいる一方で、マニアックな画家も多く、私が思わず足を止めた作品を描き上げた画家も、私には名に覚えのない画家でした。表現 […]

東京竹橋の「あやしい絵展」

先日、東京竹橋にある東京国立近代美術館で開催されている「あやしい絵展」に家内と行ってきました。ウィークディにも関わらず鑑賞者が多く、コロナ渦の影響もあってネットでチケットを申し込む方法は定着したように思います。「あやしい […]

週末 陶彫制作に拍車

今日も朝から夕方まで工房に篭っていました。今日はいつものように2人の美大受験生が工房に来ていて、それぞれの課題をやっていました。私は昨日、新作の全体構成を見たことにより、先の見通しを持って陶彫制作に拍車をかけていました。 […]

週末 新作の全体構成を見る

今日は朝9時から夕方4時まで工房に篭っていました。週末となっても特別なことはなく、私は日々工房に通っているのです。ただ、週末は今までの慣習に従って、新作の制作状況を書こうと思っていて、そこに創作活動のメリハリをつけていき […]

映画「JUNK HEAD」雑感

昨晩、久しぶりに横浜の中心街にあるミニシアターに家内と行きました。レイトショーであるにも関わらず、上演された映画の客の入りは上々だったのではないかと思いました。映画「JUNK HEAD」は、コマ撮りアニメまたはストップモ […]

東京木場の「マーク・マンダースの不在」展

先日、東京都現代美術館で開催中の「マーク・マンダースの不在」展に行ってきました。「ライゾマティクス_マルティプレックス」展を見た後、他の展示会場で大掛かりな立体作品を展示する個展が開催されていて、その素材の持つ存在感と不 […]

東京木場の「ライゾマティクス_マルティプレックス」展

先日、東京都現代美術館で開催中の「ライゾマティクス_マルティプレックス」展に行ってきました。ライゾマティクスという異能集団には、アーティストやエンジニア、建築家や研究者もいて、それぞれが専門分野で分担し、ビッグデータの視 […]

東京の展覧会を巡った一日

今日は工房での作業は止めて、家内と東京にある美術館に出かけました。コロナ渦の影響で最近ではネットによる予約が一般的になっていて、入館時間も決められています。今日は2つの美術館、3つの展覧会を巡りましたが、一日中工房に行か […]

4月RECORDは「乱舞する群れ」

春一番に限らず、この季節は風の強い日が多いと感じます。満開の桜の花びらが風に舞っている様子を見て、今月のRECORDのテーマを思いつきました。「乱舞する群れ」は花びらだけではなく、人間のイメージもあって、例えば画家アンリ […]

週末 教え子たちのいる工房

日曜日になりました。今日も朝から工房に引き篭もって制作三昧でした。現在、新作の比較的小さな陶彫部品数点を同時に作っていて、今日はそれぞれ陶彫成形が終わっている作品に彫り込み加飾を施していました。このところ日々制作している […]

週末の意識が薄れている週末に…

週末になりました。今月は毎日工房に通っているため、やっと週末になったという意識がありません。週末の意識が薄れている週末とでも言うべきでしょうか。それでも今までの慣習に従って、新作の制作工程のことを書いていきたいと思います […]

一日のルーティンを考える

学校を退職し、私は日々の出勤がなくなりました。一日中自由に過ごせる日常は、退屈と隣り合わせになるかなぁと考えていましたが、1週間以上が過ぎた今は校長職にあった時と変わらない時間の使い方をしています。ただ給与が入ってこない […]

映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」雑感

昨晩、家内と横浜市都筑区鴨居にある映画館に、今話題となっているアニメ映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」を観てきました。「新世紀エヴァンゲリオン」は20数年前に社会現象となり、私もそのアニメーションが創りだす独特な世界観 […]

体力維持のために…

私は自宅の近くにスポーツ施設があるため、そこで水泳をしていました。20年以上も前は仕事帰りに夜間コースに通い、そこで知り合った仲間たちとマスターズ登録をして、年齢別の競技大会にも出ていました。その頃はタイムを競いながら長 […]

創作一本の4月制作目標

基本的に毎日制作が可能な4月からの制作目標を、例年の慣習に従って立てていきたいと思います。毎日制作できるとなれば陶彫部品を集合させる新作は完成できるのではないかと思っています。今年7月に開催するギャラリーせいほうでの個展 […]

東京京橋の「サイトユフジ展」

画家サイトユフジさんが東京の京橋にあるギャラリー東京ユマニテで個展を開催しているので、家内と見て来ました。私は20代の頃、オーストリアの首都ウィーンに滞在していましたが、サイトさんはその頃既にウィーンにいらして、ウィーン […]

週末 陶彫制作を続行

4月に入って初めての日曜日ですが、今日のところは通常通りの制作時間で陶彫制作を続行しました。先月末で二足の草鞋生活を解消した私は、もう少し余裕を持って制作が出来るのですが、習慣というか、現状保持が気分的に楽なのか、今日は […]

週末 これからの週末の過ごし方

4月最初の週末を迎えました。公務員を退職した私は、今までのようにウィークディの仕事と週末の創作活動をきっちり分ける必要がなくなりました。NOTE(ブログ)には週末毎に制作工程の進み具合をメモしてきましたが、毎日制作をして […]

東京両国の「古代エジプト展」

昨日、家内と東京両国にある江戸東京博物館で開催されている「古代エジプト展」に行ってきました。展覧会に行くのは久しぶりで、たっぷり一日をかけて企画展と常設展を見て回りました。例年なら時間がない中で焦って鑑賞していたところを […]

彫刻家として…

4月になりました。昨日は管理職退職辞令交付式に参加して、私の公務員人生にピリオドを打ちました。今まで職種を隠してきましたが、同じ職種の方々がこのNOTE(ブログ)をご覧になっていることもあり、今になって漸く職種を明かすこ […]