Archives for posts tagged ‘散策’

上野の「国宝 鳥獣戯画のすべて」展

緊急事態宣言が東京に出された時は、上野の東京国立博物館で開催中だった「国宝 鳥獣戯画のすべて」展が中止になり、私は同展を諦めかけていました。今月になって同展が延長されることになり、しかもコンビニに走ってやっとの思いで予約 […]

再開した展覧会を巡り歩いた一日

コロナ渦の中、東京都で緊急事態宣言が出され、先月までは多くの美術館が休館をしておりました。緊急事態宣言は6月も延長されていますが、美術館が漸く再開し、見たかった展覧会をチェックすることが出来ました。展示期間を延長した展覧 […]

新作完成の5月を振り返る

今日で5月が終わります。今月は個展図録用の写真撮影が昨日あったために、これに間に合わせるために夢中になって制作に明け暮れた1ヶ月だったと言えます。31日間のうち工房に行かなかった日は2日だけで、29日間は朝から夕方まで工 […]

週末 BankARTの「山本愛子展」

週末になりました。昨日から取り掛かっているテーブル彫刻制作を継続しています。今日の午前中はテーブル部分の文様の刳り貫き作業を開始しました。昨日描いた下書きをさらに煮詰めて、刳り貫く部分と残す部分を決定しました。今まで制作 […]

厚板下書き&バラ園散策

中規模の新作は今日から作り始めました。過去幾度となく私が作ってきたテーブル彫刻になりますが、今回の新作では陶彫部品を接合せず、木材のみで作ります。厚板を4本の柱で支える構造ですが、厚板には文様化した穴を刳り貫き、柱はそれ […]

映画「JUNK HEAD」雑感

昨晩、久しぶりに横浜の中心街にあるミニシアターに家内と行きました。レイトショーであるにも関わらず、上演された映画の客の入りは上々だったのではないかと思いました。映画「JUNK HEAD」は、コマ撮りアニメまたはストップモ […]

東京の展覧会を巡った一日

今日は工房での作業は止めて、家内と東京にある美術館に出かけました。コロナ渦の影響で最近ではネットによる予約が一般的になっていて、入館時間も決められています。今日は2つの美術館、3つの展覧会を巡りましたが、一日中工房に行か […]

映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」雑感

昨晩、家内と横浜市都筑区鴨居にある映画館に、今話題となっているアニメ映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」を観てきました。「新世紀エヴァンゲリオン」は20数年前に社会現象となり、私もそのアニメーションが創りだす独特な世界観 […]

彫刻家として…

4月になりました。昨日は管理職退職辞令交付式に参加して、私の公務員人生にピリオドを打ちました。今まで職種を隠してきましたが、同じ職種の方々がこのNOTE(ブログ)をご覧になっていることもあり、今になって漸く職種を明かすこ […]

週末 土練り&美術館鑑賞

新型コロナウイルス感染症の影響で緊急事態宣言が出されている中、東京の博物館や美術館に行っていいものかどうか、数日前まで迷っていましたが、展覧会の開催期間終了が迫っていることもあって、インターネットやコンビニで事前予約をし […]

週末 美大の卒業制作展へ

今日も昨日に続いて展覧会に行きました。今日は工房に出入りしている美大受験生と一緒に東京都八王子市にある多摩美術大学の卒業制作展に車で出かけました。首都圏にある美術系大学の卒業制作展は3月に集中していますが、多摩美術大学は […]

難解な書籍を読み取る力

読書が好きな私が初めて手に負えない難解な書籍と出会ったのは、中学生の頃に読んだカフカの「変身」でした。それまで創元推理文庫やハヤカワ・ミステリーを読み漁っていた自分は、カフカの不思議な世界観に居心地の悪さを感じながら、意 […]

週末 陶彫制作&シュトレン受け取り

12月に入って最初の週末です。朝から工房に篭って陶彫制作三昧でした。小さな陶彫成形をひとつ作り、その他の時間は彫り込み加飾をやっていました。窯から2点の陶彫部品を出しました。あれこれやっているうちに時間があっという間に過 […]

コロナ禍の関西出張

私の職場では1年間に一度関西方面に泊を伴った出張があります。同じ職種の方がこれを読んでいることもあり、関西方面の出張が何を意味しているのか見当がついていると思います。例年、夏季休暇前に実施していて、しかも2泊3日の出張の […]

週末 加飾&展覧会巡り

週末になりました。朝7時に工房に出かけ、10時までの3時間、新作の彫り込み加飾をやっていました。早朝制作を遂行したのは、今日は東京と横浜の博物館や美術館へ行く予定があったためでした。いつもならNOTE(ブログ)のタイトル […]

週末 益子から陶土が届いた日

週末になりました。今日はいつも通り朝から工房に籠って制作三昧の一日でした。陶土を掌で叩いて座布団大のタタラを数枚作り、明日の陶彫成形に備えました。それから彫り込み加飾を行いました。一日の制作時間としては、この彫り込み加飾 […]

週末 土練り&美術館散策

週末になりました。週末になると私は職場の仕事を一時忘れ、創作活動に邁進します。心が解放される瞬間がやってくるのです。今日は武蔵野美術大学美術館で開催されている「脇谷徹ー素描ということ」展に行こうと前から決めていました。武 […]

四連休2日目 東村山市立中央公民館へ

四連休2日目になりました。以前から計画していたことですが、今日は家内と車で東京にある東村山市立中央公民館へ出かけました。同館の1階会場で、私の師匠である彫刻家池田宗弘先生が個展を開催していて、午後2時からギャラリートーク […]

虎ノ門の「近代日本画の華」展

東京港区虎ノ門にある大倉集古館へこの歳になって初めて足を踏み入れました。若い頃から美術館巡りをしているにも関わらず、大倉集古館には行かなかったのが不思議なくらいです。調べてみると大倉集古館は日本で最初の私立美術館で、その […]

美術館を巡った日

今日は用事があって職場から年休をいただきました。用事はすぐ終わってしまい、残りの時間を横浜や東京の美術館巡りに充てました。ウィークディに展覧会を見に行く機会がなかなかなかったので、今日はラッキーな一日でした。休日であると […]

週末 陶彫成形準備&茅ヶ崎散策

やっと週末になりました。8月最後の週末は相変わらず気温が高く、工房にずっと篭るのは辛いかなぁと思いました。そこで朝7時に工房に行き、明日の陶彫成形のためにタタラを数枚用意し、2時間程度で工房を後にしました。タタラは陶土を […]

回遊(遊歩)式庭園について

「ノグチと佐野藤右衛門の最大の闘いは低木をめぐるものだった。佐野は伝統的な『見え隠れ』の考え方に従った。遊歩式庭園の一部は隠され、それから来園者が移動すると姿をあらわす。佐野は庭園の石のいくつかが隠れるような形で低木を配 […]

復元された建築家の邸宅

夏季休暇を利用して東京都小金井市にある「江戸東京たてもの園」に行き、野外展示されていた建造物の中に復元された建築家前川國男邸があったので見てきました。前川邸は木造のモダンな佇まいで、板壁の素材感に私の感性が擽られました。 […]

週末 陶彫制作&横浜の展覧会

週末になりましたが、昨日まで夏季休暇を取っていて、休暇中から陶彫制作を継続してやっています。今日も身体がおかしくなりそうなほど気温が上がり、この体感は体温に近づいていると思いました。工房は野外とほとんど変わらない室温にな […]

池袋の「自由学園明日館」

昨日、東京池袋に「自由学園明日館」を見に行ってきました。「自由学園明日館」はテレビで紹介されていて、一度行って見たいと思っていたのでした。池袋駅から歩いて数分という立地に驚きましたが、創立された1921年当時は武蔵野の雑 […]

建築に纏わる東京散策

今日は夏季休暇を取得して、前から計画していた東京の展覧会等の散策に出かけました。先日も夏季休暇を使って「江戸東京たてもの園」に行ったばかりですが、今日も建築に纏わる散策になりました。例年なら夏季休暇をまとめて取得して旅行 […]

三連休 4点目の陶彫成形

三連休の中日です。今日も朝から気温が上昇し、工房は茹だるような暑さに見舞われました。私は昨日用意した座布団大のタタラ数枚を使って、新作の4点目になる陶彫部品を立ち上げました。4点目の陶彫部品は、乾燥を待っている大き目の陶 […]

東京小金井市の「江戸東京たてもの園」散策

今日から飛び石で夏季休暇の5日間を取得することにしました。今年の夏季休暇は例年のような旅行は控えています。新型コロナウイルスの感染拡大が今も猛威をふるっているため、地方へ出かけることは止めました。まして海外などあり得ない […]

横浜の「スーパークローン文化財展」

横浜駅に隣接するそごう美術館で「スーパークローン文化財展」が開催されています。これは東京藝術大学で開発された高精度な文化財再現技術で、スーパークローン文化財と呼んでいるのは、最先端のデジタル技術に、人の手わざや感性を取り […]

イサム・ノグチ 結婚と原爆慰霊碑

「石を聴く」(ヘイデン・ヘレーラ著 北代美和子訳 みすず書房)は「イサム・ノグチの芸術と生涯」を扱った評伝で、今回は第32章「山口淑子」と第33章「北鎌倉」のまとめを行います。「おそらくノグチと山口が親近感を抱いたのは、 […]

「海の日」は個展会場へ…

やっと休日になり、自分の個展会場に足を運ぶことができました。個展は既に始まっていますが、私には今日が初日と言う感覚がありました。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、個展にはほとんど人が来ないだろうと思っていましたが、芳名 […]