Archives for the Month of 7月, 2015

7月最終日に思うこと

今日から明日まで横浜市公務員管理職の宿泊研修があって、今日は某所のホテルで危機管理に関する講演やグループ討議がありました。今月は職場的には出張も多く、慌しく過ごした1ヶ月でした。今月を振り返ってみると、10回目の個展が東 […]

旅と旅行に関する私見

家内が「どこかへ旅行するというと辛さを覚える」と言うので、「何故?」と聞くと、若い頃に滞欧生活を引き上げる際、バスを乗り継ぎながらトルコやギリシャを数ヶ月かけて旅したこと、そればかりではなくヒッチハイクをしながら西欧諸国 […]

RECORDに励む夜

このところ猛暑のため空調のない工房には近づけず、勤務後の夜の時間帯は専らRECORDをやっています。RECORDとは、今まで何度もNOTE(ブログ)で取り挙げていますが、一日1点制作を自分に課している小さな平面作品のこと […]

恩師からの励ましの手紙

ここで言う恩師とは師匠の池田宗弘先生のことではありません。自分が勤めているもうひとつの職業での大先輩で、かつて管理職をしていて、現在は随想家として作家野間宏に関する文献を出版しておられる人です。かつて自分は公私に亘って並 […]

「夢解釈の方法」まとめ

現在読んでいる「夢解釈」(フロイト著 金関猛訳 中央公論新社)の第二章を読み終えて、ここで章論のまとめをします。第一章は「夢の問題に関する科学的文献」で、夢を論じた多くの研究を挙げて、夢が不条理で断片的であり、心的活動の […]

2015 旭ジャズまつり

私が住んでいる横浜市旭区では、毎年夏にこども自然公園のグランドで「旭ジャズまつり」が開催されています。例年はジャズの音色が風に乗って自宅まで流れてくるので、それを聴いて満足していたのですが、今年はチケットを手に入れ、会場 […]

2015 個展最終日

東京銀座のギャラリーせいほうでの個展が最終日を迎えました。今日は午前11時の開館より、夕方6時の閉館までギャラリーにいました。懐かしい人や初めて出会う人から様々なご意見や感想をいただきました。個展は友人知人との再会する場 […]

個展に関する複雑な心境

10年前に東京銀座のギャラリーせいほうの田中さんに認められて、人生初の個展を開催しました。その時は有頂天になって、彫刻家としての大きな一歩を踏み出しました。このチャンスを手放すまいと毎年奮闘し、この10年間に10回目の個 […]

「夢の問題に関する科学的文献」後半部分

やはり大著を読むのには相当の時間がかかることを改めて自覚しました。常に鞄に携帯しているのに、読みたい気分にならない時が結構あります。この場合、読書はリラックスタイムではないと思った方がいいのかもしれません。「夢解釈」(フ […]

創作活動の継続

先日、工房で若いスタッフと話をしていて、私自身も肝に銘じたい内容を自分の口から語っていて、思わず失笑してしまいました。創作活動をどう継続していくかが話題になり、社会に出れば優先順位から言って創作活動はずっと下位に位置づけ […]

午前職場、午後個展

月曜日から東京銀座のギャラリーせいほうで私の個展が始まり、平常勤務日の今日から金曜日まで、午前中は職場に出勤し、午後は年休を取得して個展会場に行くことにしました。まさに二足の草鞋生活の最たるもので、一日を半分ずつ橫浜市公 […]

2015個展のオープニング

今日から東京銀座にあるギャラリーせいほうで10回目の個展が始まりました。今日来廊していただいた方々は決して多くはありませんでしたが、重要な方々に見ていただいたように思います。まず私の作品に関する評論を美術誌に毎年掲載して […]

週末 個展搬入日

早朝、自宅を出てから夕方5時を回ったところで、今日の一大事である作品の搬入と展示を終えて自宅に帰ってきました。ともかく肉体だけではなく精神的な疲労もあるようで、暫し身体が動きませんでした。午前9時に若い女性スタッフ2人、 […]

週末 搬入準備

いよいよ明日が個展の搬入日になりました。1年経つのは早いものです。今日は朝から工房に行って、搬入の最終チェックを行いました。2年前の搬入では陶彫部品を厚板に接合するためのボルトナットを、工房に全て忘れていった苦い思い出が […]

新国立競技場雑感

2020年東京オリンピック・パラリンピックを開催する嬉しさから一転して、最近の新聞紙上を賑わせている話題では、建設予定の新国立競技場の篦棒な予算問題があります。私も一般人的な見方をすれば、この金額に驚きを隠せません。ザハ […]

図録を届けにGせいほうへ

いよいよ個展の開催が迫ってきました。19日(日曜日)が搬入です。今回で10回目の個展になりますが、何回やっても緊張感は変わりなくハラハラドキドキ感があります。「発掘~群塔~」はギャラリーの左の壁際に、「発掘~丘陵~」は右 […]

新しい洗濯機が来た日

家電量販店に行って洗濯機を購入しました。20数年前に購入した洗濯機を今まで使っていたと店の人に言ったら、よくぞ今まで何事もなかったと驚かれました。最近洗濯した衣類に小さなゴミがついていることに家内が気づいて、最新式の洗濯 […]

NOTE(ブログ)のちょい訂正

私は毎晩NOTE(ブログ)を書いています。とくに週末の2日間何をしていたかを記録するのは、自分にとって重要です。アーカイブを見て常に制作工程を確かめているからです。人に読んでいただくのには憚る内容ですが、制作工程の日記的 […]

ワインを贈り、蕎麦が届く

彫刻家池田宗弘先生は、自分の大学時代の恩師です。先生の教えは彫刻の技法だけではなく、今でも自分の精神的な支えともなっています。先生が長野県東筑摩郡麻績村に住んで何年になるか忘れてしまいましたが、麻績村に住居兼工房「エルミ […]

週末 汗だくの工房内整理

今日は朝から夕方まで工房にいました。2人の若いスタッフがやってきて、いつもの週末の風景になりました。私は創作活動ではなく、工房内の整理整頓に努めました。今夏の個展で発表する作品が工房の一角に梱包されて置いてありますが、個 […]

週末 工房改造計画

久しぶりに晴天に恵まれた週末です。朝は家内と自宅の片づけをやっていました。先日洗濯機を購入して近々届く予定なので、洗濯機のある周囲を片づけたのでした。洗濯機は20数年使っていて、いつ壊れてもおかしくありません。壊れてしま […]

トラ吉の出迎え

私が仕事から帰って玄関を開けると、一番に飼い猫のトラ吉が玄関に飛び出てきます。私のスーツのズボンの足元に身体を擦りつけてくるトラ吉を、慌てて家内が制しますが、着替えた後も私の足元を目がけて突進し、抜け替わりつつある体毛を […]

夏季休暇で気分転換を図る

職場で7月から8月にかけて5日間の夏季休暇が取れます。具体的な職種はここに書けませんが、私たちの公務の多忙化が新聞を賑わせたことがあります。国際平均よりかなり多い超過勤務時間が話題に上りました。管理職が率先して多忙化解消 […]

HPによる2015個展広報

今月20日(月)から東京銀座のギャラリーせいほうで個展を開催しますが、1500枚の案内状をギャラリーや私個人から郵送しています。このホームページを見ていただいている方の中に、案内状が届かない方もいらっしゃるかもしれません […]

抉り込まれた空間表現

若い頃に見たエーゲ海沿岸の遺跡に、今なお自分のイメージが囚われていて、新作の全体像が浮かび上がったり、天から降ってきたりするのは、決まって南欧の古代都市の荒廃した姿です。新たなイメージを纏った美神の降臨は、いつも現行の制 […]

「軍艦島」を思い出す

長崎県の端島に行ったのは2年前でした。上空から捉えた端島「軍艦島」は、自分の創作意欲を刺激する景観をしていて、どうしてもここに行かなければならないと思ったのでした。その日の朝は雨が降っていましたが、軍艦島へ行くクルーズが […]

週末 梱包完成&案内状宛名

今日は朝から工房に篭りました。若いスタッフも来て、いつも通りの集中した時間を過ごしました。梱包は全て出来上がり、19日の搬入を待つばかりになりました。搬入業者も下見に来て、事前打ち合わせを持ちました。例年より早い時間帯に […]

週末 一週間の疲労は土曜日に…

週末になりました。このところ一週間の疲労は土曜日にやってきているように思えます。土曜日になると、工房に出かけても身体が動かず作業が進みません。今日は、先日作り上げた床置きの陶彫部品のための垂木を使った直方体に、寸法の間違 […]

「夢の問題に関する科学的文献」前半部分

表題は「夢解釈」(フロイト著 金関猛訳 中央公論新社)の第一章に付けられたタイトルです。冒頭でフロイトは「私は夢の解釈を可能にする心理学的な技法があることを立証するとともに、また、この手続きを応用すると、すべての夢は意味 […]

7月RECORDは「捻」

7月のRECORDは「捻」(ねじり)にしました。モノをねじる、たとえば平たい板を捻って立体にする、棒を捻って渦巻き状にする等、面白いカタチが生まれそうです。先月の「楔」もそうでしたが、自分は実素材が頭に浮かぶ傾向がありま […]

7月に10回目の個展開催

7月になりました。月日が経つのは早いもので、毎年7月に開催している東京銀座ギャラリーせいほうでの個展も今回で10回目になります。特別な記念イベントは考えておりませんが、これまでの図録を見て感慨一入です。毎年作品が間に合う […]