Archives for the Month of 7月, 2017

7月の成果を振り返る

毎年夏に東京銀座のギャラリーせいほうで個展を企画していただいている関係で、個展開催までの準備や開催中の接待、最終日の後片付けがあって、7月は毎回充実した1ヵ月を過ごすことになります。今月も例外ではありませんでした。個展は […]

週末 市長選挙と新作準備

私は横浜市公務員管理職として仕事をしていますが、横浜市長が誰になるかは業務上大変重要なことです。私たちの業種がどういう方向に向かうのか、市政と密接に関わりがあります。とりわけ予算や人事面で厚遇をしてもらえる配慮があるのか […]

週末 墓参りと新作準備

家内の亡父が17回忌となり、今日は横浜の久保山墓地に花と線香を手向けに出かけました。親戚も高齢化してなかなか集まれない状況の中で、私たちだけでも墓参りをしてきたのでした。横浜市南区にある久保山墓地は古い墓地で、第二次世界 […]

金曜夜は映画鑑賞へ…

今日は勤務時間終了後に映画を観に行くことに決めていました。夕方になって私一人で東京神田の神保町まで足を伸ばしました。今晩は常連にしている横浜ではなく、ミニシアターの聖地とも言える岩波ホールに行ったのでした。アンジェイ・ワ […]

「作ることは、壊すこと」

今朝、職場に届いていた朝日新聞を捲っていたら、表題の小欄が目に留まりました。生物学者福岡伸一氏が書いたもので、「伊勢神宮と法隆寺、どちらが生命的だろうか?」という唐突な冒頭の文に誘われて、つい読んでしまいました。伊勢神宮 […]

文筆家の恩師からの手紙

横浜に住む文筆家笠原實先生から、個展の感想が書かれた手紙をいただきました。因みに笠原實先生は私の恩師です。毎年東京銀座まで足を運んでいいただいて、その場でお会いできなければ、後日感想を手紙にしていただいているのです。今年 […]

「スーラとシェレ」読み始める

自宅の書棚に眠っていた書籍を取り出して、何を読もうか思案しました。「奇想の系譜」(辻 惟雄著 筑摩書房)は今も継続して読んでいますが、何か西欧の芸術に纏わるものが読みたくて、書棚を見たところ2冊の書籍に目が留まりました。 […]

「聖別の芸術」読後感

「聖別の芸術」(柴辻政彦・米澤有恒著 淡交社)をずいぶん長いこと鞄に入れて持ち歩いていました。やっと読み終えました。「聖別」という西欧の観念をキーワードに現代美術を論じた本書は、自分にとって興味関心が尽きることがなく、度 […]

週末 個展の疲れを癒す日

昨日まで東京銀座のギャラリーせいほうで個展を開催していました。昨晩展示作品が倉庫に戻ってきました。今日からは通常の制作活動に戻り、来年に向けての作品をやっていきたいと思っていましたが、今朝から身体が動かず、疲れが一気に出 […]

17’個展最終日と搬出作業

今日が個展最終日です。午前11時の開館に合わせて家内とギャラリーせいほうに行っていました。毎年変わる東京銀座の風景ですが、週末になると相変わらず外国人観光客の姿が目立ちます。ギャラリーのある銀座8丁目は、新橋駅に近く銀座 […]

今日はギャラリーせいほうへ…

公務員の仕事が一段落したので、今日は年休をもらって東京銀座のギャラリーせいほうへ家内とやってきました。開館の午前11時にさっそく家内の友人たちが来てくれました。10人の来廊者の前で作品の解説をお願いされて、少々困りました […]

職場の暑気払い

ネットによると「暑気払い(しょきばらい)とは、暑い夏に冷たい食べ物や体を冷やす効果のある食品、同じく体を冷やす効能のある漢方や薬などで、体に溜まった熱気を取り除こうとすること。『暑さをうち払う』という意味である。」という […]

新車がやってきた日

私が現在乗っている光岡自動車は、富山県にしかない工場でハンドメイドによる車の生産をしている会社です。街であまり見かけない車体なのは、そんな会社のコンセプトがあるためで、購入から3ヶ月待たないと新車が手許に届きません。今ま […]

個展開催中のもうひとつの仕事

昨日より東京銀座のギャラリーせいほうでの個展が始まり、初日には多くの関係者に来廊していただきました。有難うございました。今日から3日間は横浜市公務員管理職としての仕事が詰まっていて、私はギャラリーには行けません。残念です […]

17’個展オープニング

今年の個展が始まりました。毎年夏の炎天下の中で個展が開幕しますが、今年も例外ではなく暑い一日でした。個展も12年目になると慣れが出てきますが、毎回来ていただく方々の顔ぶれが違うので、新鮮さはあります。午前11時の開幕と同 […]

17’個展搬入日

個展で発表する新作は、毎年図録用の撮影をしていて、その時に一度組立てています。集合彫刻を作り続けている私は、最終的な形態がどのようになるのか、多くの人の手を借りて確認するのです。理想的なことを言えば、撮影の時に組立てたメ […]

週末 個展搬入の事前点検

週末になりました。明日が個展搬入日になります。12回も東京銀座のギャラリーせいほうで個展をやっていると、今まで搬入の場面でいろいろなエピソードがありました。作品が集合彫刻なので、部品を繋ぐボルトナットが必要なのですが、工 […]

自己表現の確立

大学で人体塑造を学んでいた頃は、立体の捉えを粘土でデッサンするように教わりました。回転台を回しながら量感が正確な位置にあるかどうか、そうした行為に夢中になっていた時期がありました。周囲の友人たちの中で誰が一番巧みに塑造を […]

「池田宗弘展」における芸術と信仰

昨日、長野県麻績に住む彫刻家池田宗弘先生から、「池田宗弘展」の新聞批評の切り抜きが送られてきました。電話でも芸術と信仰について池田先生と長々と会話したことがあります。池田先生は私の大学時代の師匠で、人体塑造の基礎を教えて […]

17’図録の完成

やっと今年の図録が刷り上がってきました。職場には例年案内状と図録をセットにして配っているのですが、今年は案内状を先に配らせていただきました。今年度の図録も今まで通りの定番サイズにしてあります。同じサイズ、同じページ数の図 […]

体内時計の変化

周囲の高齢な方々を見ていると不眠症に悩んでいる人が結構います。60歳定年を過ぎても自分は再任用管理職として現役で仕事をしているため、定年前とまるで変わらない生活を送っています。まして30年も続いている彫刻家との二足の草鞋 […]

何故奇想に惹かれるのか?

フランドルの画家ボスやブリューゲルの奇想天外な版画を、先日まで東京で開催していた「バベルの塔」展で見て、空想の産物を面白がる気質が自分にはあることを改めて認識しました。現在読んでいる「奇想の系譜」(辻 惟雄著 筑摩書房) […]

週末 次なる新作に向けて

昨日、個展出品用の梱包が終わり、今日から来年の新作へ向けて準備を始めました。私はひとつ作品が終わると、隙間を空けず次作に入ります。今までずっとそうしてきました。区切りがつくと心情的に休みたくなるものですが、そこを堪えて次 […]

週末 梱包作業終了

17日(月・祝)から始まる個展に出品する作品の梱包が今日全て終わりました。明日は組立てに必要なビスやボルトナット、電動工具の確認チェックを行います。宛名印刷も残りは職場関係だけになりました。いろいろな意味で彫刻は大変な労 […]

7月RECORDは「うかぶ」

何か得体の知れないモノが浮揚しているイメージが私にはあります。別に眼科疾病を伴う飛蚊症のことを言っているわけではありません。自分の造形イメージは長年関わってきた彫刻としてのイメージが主で、それは大地から立ち上がり、重量や […]

17’個展案内状の宛名印刷

個展開催まで2週間を切ったので、昨晩からダイレクトメール(案内状)の宛名印刷を始めています。住所の確認があって一晩だけでは印刷が終わりません。ダイレクトメール(案内状)はギャラリーせいほうに1000枚、私の手許に500枚 […]

ボスとブリューゲルについて

私が滞欧していた1980年代は、ウィーン幻想派の流行がやや下火になっていた頃でした。ウィーンの旧市街はゴシックやバロック時代の建造物が軒を並べていて、その装飾に富んだ建物の面構えは、異文化の中で彷徨う東洋人を圧迫するのに […]

上野の「バベルの塔」展

既に東京で展覧会が終わっている「バベルの塔」展をここで取り上げて大変恐縮ですが、展覧会の会期終了間近に慌てて見に行ったため、感想が後になったことをお許しください。これから「バベルの塔」展は大阪に巡回しますので、大阪に行っ […]

HPに17’個展案内状をアップ

先日、個展のダイレクトメール(案内状)の印刷が出来上がってきて、東京銀座のギャラリーせいほうに届けたところですが、ホームページにも案内状をアップすることにしました。私の手許に残っている案内状は僅かなので、多数の人に広報す […]

週末 工房付近にいた陸亀騒動

新作の梱包が終盤を迎え、朝から工房に行こうとしたところ、工房のある植木畑に見慣れない物体が動いていました。長さは40cmもあろうかという陸亀でした。陸亀は工房への路を塞いでいて、私はちょっと驚きました。確か先週だったか、 […]

週末 7月個展開催と次のステップへ

7月になりました。今月は東京銀座のギャラリーせいほうで個展を開催いたします。毎年やっていて、今年で12回目の個展になります。これも例年のことですが、今月は来年に向けた最新作を始める第一歩となります。最新作のイメージは既に […]