Archives for the Month of 4月, 2009

阿修羅と迦楼羅

昨日見た「阿修羅展」で八部衆像が興福寺から国立博物館に移されて展示されていました。阿修羅もこの八部衆像に含まれるわけですから、当然のことと思いました。阿修羅は三つの顔と六本の手を持つ異形ですが、自分が注目したのが八部衆像 […]

東京の「阿修羅展」

連日多くの観客で賑わっている「阿修羅展」に行ってきました。混雑を避けて閉館間際に飛び込みましたが、開館時間が延長していることを知っている人たちも多く、入場してみるとやはり阿修羅像の周りはたくさんの人がいました。阿修羅像は […]

連休前のワクワク感

今月から職場が変わって休日が楽しみになりました。気分転換がどうしても必要で、そのために制作に拍車がかかる時があります。今はそうした意欲を溜め込んでいる時期と考えています。イメージがどんどん出てきていて、実際の制作はしなく […]

豚インフルエンザ…

鳥インフルエンザに続いて豚インフルエンザ…。またしても人から人へ伝染する病気が蔓延しそうな気配で嫌な思いです。衛生管理が行き届いた社会にあっても、様々な病気が発生するものだと感じています。情報化社会は海外でこのような病気 […]

若葉繁れる日曜日

今週末は倉庫を建てる予定地の畑を整理している業者や新しい窯に付随する電気関係の業者と様々な打ち合わせをもちました。亡父の残してくれた畑はキラキラした陽を浴び、鬱蒼と繁る若葉に溢れ、そこで打ち合わせをしていると穏やかな気持 […]

RECORD 苦楽の日々

一日1枚のペースで小さな平面作品を作っているRECORD。葉書サイズでも、時として手間暇かけて丁寧に作ると、ほとんど一日費やしてしまうことがあります。自分の性分でこうしたものを雑に作ることが出来ず、自分が考える水準まで到 […]

歓送迎会の夜

現在勤めている職場と今年3月まで勤めていた職場の歓送迎会が重なって、二つの会場をかけもつことになりました。迎え入れられる方と送り出される方、いづれも自分にとっては感慨深いものがありました。迎え入れられる現在の職場の歓送迎 […]

「ラ・マシン」都市の劇場化

先日の日曜日に知り合いの美大生と横浜のみなとみらい地区に出かけていき、横浜開港150周年記念事業のひとつとして来日している巨大グモを見てきました。フランスの「ラ・マシン」が制作した動くオブジェは朝のうちは埠頭のクレーンに […]

笠間からのお誘い

茨城県笠間に住む陶芸家からゴールデンウイーク中の陶炎祭開催のお知らせが送られてきました。今年の陶炎祭のパンフレットは墨で描かれた赤い線(というより面)が印象的なデザインでした。笠間に住む陶芸家の人たちは今年どんな作品を作 […]

本・オブジェについて

通勤電車に揺られながら読んでいるエッセイは、現代美術と文学を結びつけた刊行物に関するもので、興味が尽きません。書物は昔から大好きで、読書三昧の時期もありましたが、社会に出てからは読む時間が作れず、今は好きな美術関係の本ば […]

「アララットの舟あるいは空の蜜」

表題は画家加納光於と詩人大岡信の共作によるオブジェです。学生の頃、どこかの画廊か美術館で見たことがあります。いわゆるボックスアートですが書物としての意味もあるようで、解体すると細切れになった詩が現れるそうです。その詩は読 […]

図録レイアウト打合わせ

7月に予定している東京銀座のギャラリーせいほうでの個展。今回は「発掘から構築へ」と副題をつけて行います。それに先がけて図録を準備します。今日はその打ち合わせがありました。細かな情報はまだこれからですが、先日撮影した「発掘 […]

ホッとする週末

新しい職場に慣れていないせいか週末になるとホッとしています。少し前のように時間に追われて作品を作ることはなく、ゆっくりとした時間の中で週末を過ごしています。自分は年間を通して週末に創作活動を行っているわけですが、この週末 […]

新しい職場の親睦の会

新しい職場に異動してきて2週間以上が過ぎました。今晩は新しい職場の人たちと飲む機会がありました。ここで今までとは違う関係が作られて、お互いの仕事がやりやすくなるのです。腹を割って話せる関係作りというわけで、人間関係を円滑 […]

心の声を聴く

一日の大半を過ごしている職場では、たくさんの情報が飛び交う中、それらを整理し、まずどこから着手するかを判断して仕事に臨みます。仕事に優先順位をつけているのです。そうした情報の坩堝の中でやっている自分は、週末だけは外からの […]

4月のRECORD

一日1枚のペースでポストカード大の平面作品を作っているRECORDは現在3年目に入っています。昨年から月ごとにテーマを決めて取り組んでいますが、このテーマに縛られて思うように進まない時もあります。それでもパズルでもやって […]

「彫刻の呼び声」を読んで…

表題は峯村敏明著「彫刻の呼び声」(水声社)で、銀色一色のシンプルで現代的な装丁に魅かれて購入しました。彫刻とは何かを問う真摯な評論集で、時間をかけてじっくり読み込みました。一貫したテーマである「存在」を美術界の様々な状況 […]

3年経って歯の治療

このブログを書き始めた頃に、歯の治療をした感想を載せた記憶があります。彫刻制作の工具と歯の治療に使われる器具が似ているように思われたので、そんなことを書いたように思います。ちょうど3年前のことです。そしてまたしても歯の治 […]

卒業制作を思い出す

個展やグループ展の搬入や搬出を手伝ってくれている知り合いの美大生がこの4月で4年生になり、卒業制作をどうするのかという話になりました。今まで大学から出された課題に対し全力で取り組んできた彼女は所謂優等生で、それなりの評価 […]

植木畑に広がる空間

現在開発工事が進んでいる介護施設の建設現場に隣接して亡父が残した植木畑があります。ちょうど自宅の裏になるのですが、自宅のある土地より植木畑はずっと広いのです。そこに倉庫を建てる予定で、父の従兄弟にあたる人が週末のたびに来 […]

プチ歓送迎会

前の職場の仲間が小さな歓送迎会を開いてくれました。職場全体の歓送迎会は2週間後にあるのですが、気のおけない仲間が集まった歓送迎会は時間を忘れるほど楽しくて午前0時をまわってしまいました。とにかくこの一週間は疲れました。慌 […]

自宅近くの開発工事

公共交通機関を使って通勤するようになって、自宅の裏の景観が日ごとに変わっていく様子がわかるようになりました。自宅は小高い丘の上にあります。その中腹を切り崩して、大きな介護施設が建つのです。今は重機が入って丘が削られ、土留 […]

7月の個展に向けて

7月に東京銀座での個展があります。毎年行っている企画で今年が4回目になります。陶彫と木彫を並べて出品する予定です。先日写真撮影も終わり、図録のレイアウトを考える段階になりました。前のブログに書きましたが、作品が集合彫刻で […]

離任の挨拶

今日は3月まで勤めていた職場に戻って、午前中に離任の挨拶をしてきました。4月は別れと出会いの季節です。午後は現在の職場に戻って、仕事の続きをしてきましたが、一日の中にたくさんの思い出が詰まっていて、走馬灯のように流れた時 […]

各駅停車の通勤

職場が自宅から近くなり、電車の駅も各駅で三つ目で降ります。これは読書をするには中途半端な通勤時間です。電車に乗っている時間くらいし本が読めない自分はずいぶん長いこと鞄に同じ本を入れています。頭を使う現代彫刻の評論集は結構 […]

農業用倉庫建設の計画

父が残してくれた畑の一角に農業用倉庫を建てようと考えています。実家には父が生前使っていた工具がたくさんあり、かつ自分の彫刻用工具も作業場にところ狭しと置かれているので何とか整理したいと考えてのことです。既に建築事務所に相 […]

思索という制作過程

造形活動への渇望を昨日のブログに書きましたが、3月まで勤めていた職場なら今週末は制作続行というスケジュールが組めたのに、今ではそういうわけにはいかず、今週末は自分のやってきた造形に対し、距離を置いて思索することにしました […]

造形活動への渇望

4月1日から職場が変わり多忙を極めています。朝、自宅を出て職場に着くと何もしないうちに夜になっています。そう感じるのです。帰宅中の電車の中で彫刻制作への渇望が湧いてきて、どうしようもありません。週末はやり残した仕事を片付 […]

新任地で右往左往

職場が変わるということがどういうことか改めて認識しました。多くの文書が届いてもどこに持っていけばよいかわからず、鍵の管理やら業者対応に追われ、あっという間に時間が過ぎていきます。仕事がやり終えず超過勤務で今日はあえなく退 […]

4月 管理職としての転勤

4月になりました。横浜市の公務員である自分は今日から新しい部署に異動になりました。管理職としては人の多い部署で、なかなか大変な仕事かなと思っています。まだどんな仕事が待っているのか今のところはよくわかっていません。何があ […]