Archives for the Month of 12月, 2009

2009年HP・ブログのまとめ

今日で2009年が終わります。月日が経つのは早いものです。今年は4月に現在の職場に異動してきました。自宅から職場が近くなり通勤は楽になりました。ただし仕事量が今までと違い、かなり多忙になりました。仕事上の責任を問われるこ […]

休庁期間の用事諸々

晦日にはやっておかなければならないことが多くあります。制作をずっとやっていたいところですが、自分の工房なので融通がきくこともあって、午後は別の用事にあてました。朝は6時半から制作して今日の工程を終わらせました。明日も早朝 […]

休庁期間の制作開始

今日から1月3日まで休庁期間に入り、横浜市公務員としては暦通りの休みがとれます。現在の職場に異動してきて6日間も休むのは初めてです。早速朝から工房に行って制作開始です。朝のうちはRECORDの彩色をやりました。RECOR […]

勤務の1年を振り返る

今年4月に職場が変わり、大所帯の管理職になりました。処理する内容が多く、4月からの数ヶ月は右往左往しながら夥しい書類を片付けてきました。組織がきちんと機能しているか、人事的な面にも気を配りつつ、日々有事に見舞われる勤務状 […]

週末の休息返上

「かなり疲れているんじゃありませんか。」と工房に来たボランティアの子に言われてしまいました。昨日は朝早くから陶彫とRECORDをやって、午後に東京の博物館に出かけ、夜は近隣のスポーツクラブで泳いできたので疲れていると言え […]

東京上野の「土偶展」

朝7時に工房に行き、陶彫成形1点とRECORDの彩色を済ませ、午後から東京上野の国立博物館に出かけました。これはイギリスの大英博物館で開催された「THE POWER OF DOGU」の帰国記念展で、我が国の有名な土偶が一 […]

聖夜の思い出

自宅から比較的近い場所に職場があるため、通勤で繁華街を通ることがなく、クリスマスのイルミネーションを今年はついに見ずに、クリスマスが過ぎていきます。本来は主イエスの誕生した日を祝う宗教行事なので、樅の木に飾った電飾を愛で […]

絵画の自由・彫刻の不自由

一日1枚の絵画作品、これが現在やっているRECORDです。大きさはポストカード大ですが、毎日イメージを搾り出してはペンと絵の具で絵画にしています。自分の厄介な性格のためカタチや構成に囚われることはしばしばあります。でも表 […]

家内の骨折事故

昨夜遅く居酒屋での2次会から帰ったら、家内が右手を骨折して首から包帯で吊っていました。どうやら演奏の練習に出かけた先で転倒したようです。頭を打たなくてよかったと思いつつ、全治2ヶ月と聞いて、家内はだいぶがっかりしていまし […]

職場の研修会

いろいろな職種の人が集まって、ひとつのテーマについて話し合う機会は滅多にありません。私の職場では一年1回の機会です。しかも勤務時間外の研修会になりましたが、それでも200名以上の人たちの参加がありました。講師に神奈川県警 […]

師匠からの電話

年の瀬になると、長野県に住む彫刻家池田宗弘先生に日本酒を贈っています。先日お礼を兼ねて電話をいただきました。一年一升の酒を楽しみに毎日制作をしているとのこと、こちらまで嬉しくなりました。長野県の聖高原はさぞや寒かろうと思 […]

陶彫土台成形終了

今日は朝から工房に籠もりました。美大受験生が先週に引き続き工房にやってきて、学科の勉強をしていました。朝9時から夕方4時まで、昼食以外はずっと制作でした。昼食は美大受験生とコンビニで買ったおにぎりを頬張りました。一人で工 […]

久しぶりの結婚式参列

職場で結婚が決まった男性がいます。彼は熱血漢の仕事人間ですが、20代最後になって結婚を決めたようです。相手の女性は同じ職種ではなく、スポーツインストラクターです。今日は横浜の山下公園にあるホテルニューグランドの結婚式に呼 […]

夜明け前のひと時

朝晩めっきり冷え込んで出勤する午前6時は夜がまだ明けていません。自宅の近くにある停留所でバスを待っている時は、かなり寒さが応えます。これから一日の勤務が始まると思うと、心なしか気が重くなりますが、このバスを待つ数分の間に […]

瀧口流「H・アルプ」論

瀧口流「○○」論は今日で最後です。シリーズにするつもりはなかったのですが、文中に興味関心の高い彫刻家が続いたので、つい一人ひとりを取り上げてしまいました。アルプは抽象的な有機形態を作る彫刻家で、ポピュラーな作家です。その […]

瀧口流「I・ノグチ」論

「ノグチは西欧の環境で生活しながらも、たえず東洋に眼を向けている。数回にわたる東洋遍歴のみならず、彼の血液が力づよく誘うのであろう。が私たちの眼からは、それほど彼のある作品は東洋的と感じられないかも知れない。事実ノグチは […]

瀧口流「A・コルダー」論

アレキサンダー・コルダーは空中に浮遊するモビルで世に知られた彫刻家です。自分の学生時代に見た美術雑誌に、コルダーの作業場の写真が掲載されていて、そこはまるで町工場のようなところでした。鉄の部品が所狭しと置かれている中、町 […]

瀧口流「H・ムーア」論

愛読している「瀧口修造全集2」の興味関心のある箇所は、やはり彫刻家を扱っている章です。「ムーアにとって、何につけ自然のありかた、とくに生長の仕方に親しむということが必要なのである。自然の深い知識から、生きたリズムと自然の […]

週末の制作日記 その2

今朝は6時半頃に工房に行きました。座布団の大きさほどあるタタラは、まだ多少柔らかく立体として立ち上げるのは難しいと判断しました。そこで昨日の成形に修整を加えていました。今日は美大受験生が工房にやってきました。来春早々試験 […]

週末の制作日記

週末になると工房での制作工程を書くようにしています。週末しか作品が進まないので、日記として残しておきたいと考えるからです。今日は朝7時に工房に行き、柱を支える陶彫土台2点の成形をしました。前に成形が終わっている2点に関し […]

陶芸からクレイワークへ

先日、ピカソによる斬新で闊達な陶芸についてブログに書きました。奔放な表現でありながら新鮮さを失わない豊かな造形がそこにあると思います。同じスペイン出身の巨匠ミロの陶芸にも自由で開放的な表現が見られます。気儘に作ったようで […]

PCの前で茫然と…

夜ブログを書こうとして、パソコンの前で茫然としてしまいます。寒さのせいか眠くて眠くて仕方がないのです。一日やることが多くて、頭が切り替わらない時があります。RECORDも白い紙を前にして茫然として筆が進まないのです。今ま […]

ピカソの陶芸の魅力

箱根の彫刻の森美術館に「ピカソ館」があります。自分にとって「ピカソ館」の目玉は、ピカソが加飾または絵付けをした陶芸の数々だと思っています。これは見応えのあるコレクションで、箱根に行く度にこの陶芸たちに会えるのが楽しみです […]

周辺にあるキリスト教

自分は宗教を深く考えたことがありません。信仰する心は自分のどこかにあるのでしょうが、今は特定の宗教はありません。先祖の菩提寺は仏教浄土宗ですが、だからといって自分が仏教徒という意識も薄いのです。環境的にはキリスト教信者に […]

「W・ド モーガン展」

ウイリアム・ド モーガンはイギリスのアーツ&クラフツ運動で活躍した装飾美術家です。アーツ&クラフツ運動と言えばウイリアム・モリスが有名ですが、ド モーガンは当然モリスとも親交があったようです。日本では馴染みが薄い人ですが […]

土錬・土台成形…

朝6時から土錬機を動かし、昨日の続きをやっていました。菊練り終了で、自宅から朝食に呼ばれ、また工房に戻ってRECORDの彩色に追われました。午後は柱を立てる陶彫土台の成形。一度失敗しているので慎重に作業を行いました。柱と […]

余裕のない週末

工房内は寒さでストーブの前を離れがたく、動きが緩慢になっていましたが、スケジュール的にはそうも言っていられず今日は作業に集中しました。ボランティアの子に追加購入した陶土の混合を頼み、自分は先週失敗した柱を支える陶彫土台の […]

ポリヒムニア・シンガース

ギリシャ神話に登場する9人のミューズのうちの一人で、頌歌を司る女神をポリヒムニアと言うそうです。その女神の名を冠した女声合唱団の一員に、家内の知り合いがいて、この時季に定期演奏会があるので、横浜の菊名カトリック教会に行っ […]

12月のRECORD

一日1枚のノルマを自分に課して、ポストカード大の平面作品を作っているRECORDも、今シーズン最後の1ヶ月となりました。RECORD3年目の締めくくりになります。現在1000点を超える作品が手許にあります。今月は前にやっ […]

「権鎮圭」の彫刻展

先日「河口龍夫展」に行った際、もうひとつ注目している展覧会が「河口龍夫展」と同じ東京国立近代美術館で開催されているので、併せて見て来ました。それは「権鎮圭展」。韓国籍で日本に留学して彫刻家としてスタートした権鎮圭は、具象 […]

今年を締めくくる1ヶ月

12月になりました。毎年多忙な1ヶ月とブログに書いていますが、今年も同じです。新作の「構築〜瓦礫」の完成が見えないので、例年より厳しい感じを持っています。唯一強みなのは自分の工房が出来て、いつでも時間を気にせず作れる環境 […]