Archives for the Month of 12月, 2015

2015年HP&NOTE総括

2015年の大晦日になりました。毎年恒例になっていますが、今年の総括をしてみたいと思います。今年の7月個展で発表したのは「発掘~群塔~」と「発掘~丘陵~」でした。陶彫部品の多さで毎年更新している最近の状況は、なかなか厳し […]

15‘RECORD1月・2月・3月分アップ

私のホームページに2015年のRECORD1月分~3月分をアップしました。ようやく今年の3か月分がアップ出来ました。今年のRECORDのアップはこれで締め括りになりますが、RECORDは今も継続中なので、来年早々に次のア […]

ロフトへ作品を移動した日

今日から休庁期間になり、工房での作業に明け暮れる日々が続きます。これは貴重な時間で、まとまった休みが取れるのはこの休庁期間以外にないのです。今日は2人のボランティアに手伝ってもらって、先日完成したロフトに作品の一部を移動 […]

映画「創造と神秘のサグラダ・ファミリア」について

私が家内とスペインのバルセロナを訪れたのは1981年だったと記憶しています。当時ウィーン国立美術アカデミーに籍があった私たちは、その夏にユーレイルパスを使って南欧に旅立ったのでした。目指したのはポルトガルの最西端でしたが […]

15‘最後の週末

今日は2015年最後の日曜日でした。昨日と今日の2日間の週末を使って、陶彫成形2点完成を目標にしていましたが、何とかクリアしました。明日は勤務日、明後日は工房のロフトに作品を移動する日に当てているので終日の制作は出来ませ […]

年末の制作目標

今日から数えて6日間で2015年が終わります。職場には月曜日に出勤し、火曜日以降は休庁期間となり、やや長い休みに入ります。29日(火)は工房のロフトに作品等の荷物を上げる作業を行う予定でいます。彫刻家の後輩や職場で一緒に […]

聖夜 お汁粉作り&映画

私はキリスト教徒ではないので、クリスマスの意識はありません。若い頃に滞欧して、カトリック教会の厳かな式典や正教会の素朴な祈りに触れて、宗教のもつ純粋な祈祷に心が動かされたことがありました。そういう意味では日本のクリスマス […]

映画「ヒトラー暗殺 13分の誤算」について

「ヒトラー暗殺 13分の誤算」というタイトルからして、面白い映画であることは間違いないと自分は確信しました。当時のドイツが封印した実話、しかも単独犯罪で仕掛けたのは一般人である家具職人、こんな史実の設定はあり得ないと思う […]

休日 寒さ増す工房へ

今日は天皇誕生日で休日でした。朝から工房に出かけたところ、本格的な寒さになって手が悴みました。大型ストーブ1台では寒さを凌げず、午前中2時間、午後2時間の短縮作業になりました。陶彫の彫り込み加飾をやりましたが、作業そのも […]

橫浜の「スター・ウォーズ展」

ハリウッドの面目躍如とした映画「スター・ウォーズ」は、娯楽性の高い演出で人々を魅了し続けています。私も映画をよく観ていますが、このSF映画は、銀河系宇宙に展開される戦争による侵略や平和の共存繁栄などが、あたかも地球上で起 […]

「黄金町マリア」読後感

「黄金町マリア」(八木澤高明著 亜紀書房)を読み終えました。書籍の半分以上が写真なので、もっと早く読み終えることが出来たのですが、遅読して黄金町の路上に立っていた外国人娼婦たちの実態をじっくり考える機会にしました。どうし […]

週末 球体陶彫の成形10個

今日は昨日より制作が進みました。久しぶりに中国籍の若いスタッフが工房にやってきて、2人して大型ストーブを倉庫から出してきました。工房はこれから春先までストーブを焚き、暖を取ることになります。スタッフは今日まで開催していた […]

週末 出張&映画 ちょい制作

やっと週末になりましたが、やはり土曜日はウィークディの疲れがあって、創作活動に今ひとつ意欲が湧かないのです。今日の午前中は、定年退職が近い職員を集めた年金や保険に関するセミナーがありました。私もそれに参加してきました。そ […]

14‘RECORD10月・11月・12月分アップ

私のホームページに2014年のRECORD10月分~12月分をアップしました。この1年間の毎月のテーマはひとつの語彙ではなく文章の形式をとっていました。これがなかなか困難な制作状況を作り出し、イメージを広げるにもコトバを […]

世田谷の「フリオ・ゴンザレス展」

先日、東京の世田谷美術館で開催中の「フリオ・ゴンザレス展」に行ってきました。スペインの彫刻家フリオ・ゴンザレスは、自分の中では未知の作家でした。飄々とした鉄の構成的な彫刻をポスターで見て、これを実際に見てみたいと思ったの […]

充分な睡眠がとれる幸福

毎日ほとんど決まった時間に就寝できるのは、仕事の関係からしても自分は幸福な一人と言えそうです。さまざまな悩みを抱える職場なら、立場上眠れない日々もあるよと先輩管理職から言われたことがあるからです。時折自分も課題に向き合っ […]

「黄金町マリア」を読み始める

現在読んでいる「夢解釈」(フロイト著 金関猛訳 中央公論新社)をちょっと休んで、「黄金町マリア」(八木澤高明著 亜紀書房)を読み始めました。本書の副題に「橫浜黄金町 路上の娼婦たち」とあります。街の浄化に伴い、警察の摘発 […]

「夢の仕事」(d)(e)まとめ

「夢解釈」(フロイト著 金関猛訳 中央公論新社)第六章「夢の仕事」の(d)「描出可能性への顧慮」と(e)「事例ー夢における計算と言辞」のまとめを行います。「夢解釈」は事例に基づく考察が多く、そのつど夢の想念に関する論究を […]

週末 小さな球体作り

今日は朝から工房に行って制作に没頭しました。平面的な新作に設置する10個の球体陶彫のうち、成形は8個完成し、そのうち3個に彫り込み加飾を施しました。球体陶彫は小さいので、彫り込み加飾に手間がかかりました。もともと粗土を使 […]

週末 展覧会&お歳暮

やっと週末になったという気分ですが、今日は工房へは行かず、以前から見たかった展覧会と日頃お世話になっている方々にお歳暮を贈る用事に当てました。見たかった展覧会は東京世田谷区にある世田谷美術館で開催されている「フリオ・ゴン […]

映画「草原の実験」について

ロシア映画「草原の実験」は衝撃作として国際映画祭で数々の賞を受けました。ラストに襲いかかる衝撃があるからこそ成り立つドラマであることには違いありませんが、そこまでに至る穏やかで繊細な心理を反映した物語は、その細かな情景で […]

橫浜下町に関する記憶

私がまだ幼かった頃、父に連れられて現在の橫浜市中区の伊勢佐木町や黄金町に行った記憶があります。1960年初めの頃は、戦後の闇市の名残があって、傷痍軍人が筵の上で御国のためにしてきたことを訴え、日銭を得ている情景があちらこ […]

作品の題名に纏わること

そろそろ新作に題名をつけなければ不便を感じるようになりました。作品にとって題名とは何か、各作家によって見解はさまざまですが、自分はイメージした原点に戻り、可能な限り簡潔なコトバを選んでいます。時には造語にして作品のイメー […]

年末の雑務あれこれ

職場では、この時期に何をしているのか記録をとっているので、仕事に関しては申し分ありませんが、プライベートなことになるとうっかりしていることが多く、このNOTE(ブログ)が日記の役割をしていると考えています。NOTE(ブロ […]

筋肉の衰えを認めたくない自分

今年になって最初は左肩、次いで右肩に痛みを感じ、整形外科医院に行ったところ、典型的な五十肩と診断されました。少し前まで腕を捻ることや肩から上にあげることも痛くて容易にできませんでした。今でも湿布薬を肩に貼っています。陶彫 […]

週末 シュトレンを買いに行った日

シュトレンとはクリスマス時期に売られるドイツの伝統的な菓子パンのことです。1980年から5年間オーストリアで暮らした自分は、何かの機会でシュトレンの存在を知り、大好物になりました。ちょうどその頃、洋菓子作りの修行にきてい […]

週末 陶土600kgが届いた日

昨年のアーカイブを見ると同じ頃に陶土が届いていました。今年も栃木県益子にある明智鉱業に依頼して陶土600キロを届けてもらいました。昨年届いた陶土を先週ちょうど使い切ったところなので、1年間かけて作る陶彫作品には600キロ […]

12月RECORDは「剥」

今月のRECORDが2015年最終月の記録(RECORD)となりました。今月のテーマは「剥」に決めました。「剥」というと剥奪や剥離という語彙が浮かびます。モノが剥がれてしまうイメージです。今までに作ったRECORDを振り […]

「夢の仕事」(c)まとめ

「夢解釈」(フロイト著 金関猛訳 中央公論新社)第六章「夢の仕事」の(c)「夢の描出手段」のまとめを行います。「夢の描出手段」は割と長い論文なので、これひとつだけでまとめます。「私たちは、『もし』、『なぜなら』、『あたか […]

妖怪文化との関わり

漫画家水木しげる氏が93歳で他界されました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。私は水木漫画が好きな一人です。水木漫画との出会いは自分が小学生の頃に遡ります。同級生宅に行くと珍しい漫画本が山積みされていて、自分はその漫画本 […]

慌ただしい12月になり…

慌ただしい12月になりました。師走とはよく言ったもので、職場の仕事も創作活動も多忙を極めます。多忙化は多忙感を伴います。この多忙感が厄介でストレスを感じる要素でもあるわけです。だからこそ今月は目標をしっかり定めて、一歩ず […]