鳩待峠から尾瀬ヶ原を歩きました。尾瀬に来たのは20年以上前のことで、油画科の先輩と5月の連休に訪れ、雪の多さに驚いたことを思い出します。今回も木道の所々に残雪がありました。きりりとした空気の中を歩いていると、自然に癒され […]
Archives for the Month of 5月, 2006
粗い石
2006年 5月 30日 火曜日
最近読んだ本で「粗い石〜ル・トロネ修道院工事監督の日記〜」があります。石を切り出し、その石を積んで修道院を造り上げるシトー会修道士の記録ですが、坦々とした労働の日々の中に、素材の問題、組織の問題、工期の問題などが描かれて […]
技芸天に思う
2006年 5月 27日 土曜日
先日京都散策のことを書きましたが、京都に行く度に奈良にも足を伸ばすことがあります。ただ、仕事で行くことが多いので、東大寺やら法隆寺は頻繁に訪れるのですが、なかなか人里離れた寺に秘仏を見に行く機会はありません。そんな中でも […]
京都散策
2006年 5月 26日 金曜日
仕事で1年に1度は京都を訪れます。その度にちょいと仕事を離れて、古都散策を決め込むのですが、今年は寺社ではなく岡崎公園の近代美術館に行って見ました。お目当ての「フンデルトワッサー展」は会期が終わっていて、がっかりしました […]
個展の記事より
2006年 5月 25日 木曜日
昨日送られてきた美術系の小冊子に先日の個展評が出ていました。「古代遺跡の発掘品を思わせる凹凸状の版文が、強力な表現性を感じさせ、目を引きつける。絵画的平面性と幾何学的立体性を兼ね備え、物としての意味は不明だが、訴えてくる […]
イサムノグチ展
2006年 5月 7日 日曜日
地元の横浜で「イサムノグチ展」をやっているので見に行きました。このところ展覧会づいていて、フットワークも軽くなっています。イサムノグチはかなり昔から展覧会があると出かけるので、今回は旧知の作品もいっぱいありました。かつて […]
雛形から実寸へ
2006年 5月 6日 土曜日
昨日から雛形を実寸大で作り始めました。実は雛形も途中なのですが、材料が届いたので、堪えきれずに厚板の切断を始めました。作品の下絵は実寸で書きます。それを厚板に転写していきます。構成要素が多い立体作品なので、最初は立体を作 […]
E.バルラハ展
2006年 5月 5日 金曜日
ウィーンにいた時、そこの美術館にE.バルラハの刀を振りかざした人体彫刻がありました。最初はK.コルビッツが作ったものだと誤解していました。あまりにもコルビッツの素描や版画と似ていたのです。人物を簡潔で骨太に表し、ルネサン […]
益子・笠間へ
2006年 5月 4日 木曜日
昨日、益子の陶器市、笠間の陶炎祭に行ってきました。どちらも毎年混雑しますが、昨日は天気に恵まれたこともあって大変な賑わいでした。どちらも若手の作家の作品に注目して、作風の移り変わりや日頃の成果を期待して見ています。笠間に […]