Archives for the Month of 9月, 2016

映画鑑賞が充実した1ヶ月

今日で9月が終わります。9月はどんな1ヶ月だったのか振り返ると、美術展2つ、公募団体展1つ、グループ展1つ、映画4本といった鑑賞が充実した1ヶ月だったと思っています。とりわけ映画はよく観に行きました。「シン・ゴジラ」(邦 […]

RECORDの難しさ

2007年より一日1点ずつポストカード大の平面作品を作り続けています。かれこれ10年になろうとしていますが、一日も欠かさず制作をしています。RECORDを始めて数年は、一日で全て完成させていました。最近は下書きを一日で行 […]

16’新報の評壇より

ビジョン企画出版社が出している新報の評壇に、7月に開催した私の個展のコメントが掲載されていました。東京銀座のギャラリーせいほうには毎年評論家の瀧悌三氏が来てくれて、短い会話を交わしています。私の作品を大変好意的に受け取っ […]

欧米の教育 日本の教育

先日観に行ったフランス映画「奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ」の中で、授業に臨む生徒たちが、それぞれ意見を出し合い、議論を深める場面がありました。他の欧米映画でも授業風景を扱ったものは、教師の一方的な教えだけではなく、対話形 […]

映画「奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ」雑感

昨日、橫浜のミニシアターに「奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ」を観に行ってきました。フランス映画でしたが、実話を基にしているそうで、脚本は当時生徒だった男性が書いたものが発端になり、女流監督と協働して作り上げたようです。映画 […]

週末 陶彫制作&映画鑑賞

今日も朝から工房に篭りました。昨日の続きをやっていました。背の低いテーブル彫刻の陶彫部品がある程度出来上がってきたところで、早めに工房を閉めました。次の段階は次回にしようと思ったのでした。陶彫制作はまだ焦る場面ではありま […]

週末 テーブルの上に広がる世界

週末になって、いつも通りの制作三昧です。このところ週末はよく雨が降ります。今日も工房の開け放した窓から時より雨が入ってきていました。朝から夕方までずっと陶土と格闘していて、充実した時間を過ごしました。新作は何回かNOTE […]

映画「あなた、その川を渡らないで」雑感

先日、橫浜のミニシアターでアンコール上映している韓国映画「あなた、その川を渡らないで」を家内と観に行きました。内容は小さな村で仲睦まじく暮らす老夫婦の生活を追ったドキュメンタリーで、夫は98歳、妻は89歳の夫婦でした。結 […]

秋分の日は工房へ

今日は秋分の日でしたが、天気が安定せず朝から大雨に見舞われていました。休日はいつものように工房で制作をしていました。新作の陶彫部品の成形をやっていて、相変わらずの工房での作業風景ですが、これが滞りなく出来るのも職場環境や […]

ゆとりを作り出す

日々職場の仕事に囚われて生活している中で、ゆとりを作り出すために退勤後の時間を有効に使おうと思っています。週末は休日出勤がない限り、私は創作活動をやってリフレッシュを図っていますが、それだけでなくウィークディにもゆとりの […]

Exhibitionに16’個展をアップ

私のホームページに、毎年開催している個展の雰囲気を画像にしたページがあります。Exhibitionというページで、画像は懇意にしているカメラマンにお願いしています。ギャラリーせいほうの照明は大変美しいので、撮影された画像 […]

三連休③ 根を張る地下都市

三連休の最終日です。今日は敬老の日で、職場周辺の地域でも「敬老の集い」があって、挨拶をしてきました。こうした中で制作をしていくのは気分的に乗らず、工房を出たり入ったりすることになりました。工房で背の高い柱と天板を眺めてい […]

三連休② 天板購入

三連休の中日です。今日の午前中は休日出勤がありました。職場近くの施設に出かけていって挨拶をすることが私の仕事ですが、普段から協力をしていただいているので、礼儀を欠かすことが出来ません。仕事は人と人とのコミニュケーションで […]

三連休① 木材加工

三連休の初日です。この三連休は制作三昧といきたいところですが、明日と明後日は休日出勤があって、出勤の合間を縫って制作をしていく予定です。この三連休は陶彫と併行して木材を加工しようと思っています。陶彫部品をテーブルに設置し […]

野外イベントの開催

職場では儀礼的なイベントと祝祭的なイベントがあります。今日は祝祭的イベントがありました。野外で開催するイベントなので、昨夜から天候を心配していましたが、一日のプログラムを午前中に凝縮して行いました。察しのいい方は私たちの […]

木々との関わり

先日見た東京都美術館の「木々との対話」展で、私も彫刻の素材として木材を使っているので、これを契機に私自身の木との関わりを考えてみたいと思いました。私は生まれた時から木材が身近にありました。祖父は宮大工で棟梁を務めていまし […]

上野の「木々との対話」展

先日、東京都美術館で開催されている「木々との対話」展に行ってきました。副題に「再生をめぐる5つの風景」とあって、再生というコトバがキーワードになっている企画展であることが示されていました。当初別の展覧会を見たくて訪れた美 […]

ブランクーシとジャコメッティ

東京都美術館で見た「ポンピドゥーセンター傑作展」の中で、どの巨匠に注目したかを問われれば、私は疑うことなく自分自身の彫刻を考える上で、最も影響を受けた2人の彫刻家を選びます。ルーマニア人彫刻家ブランクーシとスイス人彫刻家 […]

上野の「ポンピドゥーセンター傑作展」

35年ほど前にフランスの首都パリに行きました。当時、私はオーストリアのウィーンに住居を構えていて、この機会にウィーンからポルトガルの西端の岬までの鉄道旅行を決行したのでした。パリに立ち寄るとルーヴル美術館を初めとする大小 […]

週末 若いアーティストの帰国

工房に頻繁に出入りしている若いスタッフは、既にアーティストといっていいくらいの存在感があります。彼女は大学院で先端芸術を専攻しています。昨年はインドネシアに留学していましたが、この夏も1ヶ月間ジョグジャカルタに滞在し、大 […]

週末 4つの展覧会巡り

週末になりました。久しぶりに家内と美術展に足を運ぶことになりました。午前中は東京都美術館で開催中の企画展2つ、午後は銀座の画廊でやっているグループ展と六本木の国立新美術館で開催中の公募展に行きました。まず上野の東京都美術 […]

映画「栄光のランナー」雑感

私はこの手の映画が大好きです。政治とスポーツの分離を考えされられる一面があり、スポーツを芸術に置き換えれば、まさに私のツボに嵌まってしまうからです。ナチス政権に興味があると書くと語弊がありますが、当時の日本も含めて戦争犯 […]

職業人と表現者との隔たり

職業とは社会のメカニズムの中でその役割を演じているに過ぎないのではないか、私は常日頃から己の存在を問うことを試みていて、その存在そのものと職業人としての私の間に隔たりがあるような気がしてなりません。職業は私に鎧を着させて […]

ちょこっと休憩

職場から出張先に向かう途中で時間に余裕が出来ると、私はフードコートのような気楽なところで、お茶を飲みながらRECORDを作成したり、読書をするのが大好きです。出張先の会議に使う資料には目もくれず、たとえ30分でも自分自身 […]

9月RECORDは「とぎれる」

今年はひらがな4文字による年間テーマを設定して、日々RECORDを作っています。RECORDとは一日1点ポストカード大の平面作品を作る総称で、ホームページにも過去の作品をアップしています。今月のRECORDのテーマを「と […]

映画「シン・ゴジラ」雑感

先日、話題になっている「シン・ゴジラ」を観に行きました。私は隠れゴジラファンで、過去のゴジラ映画は日米を含めて全部観ています。初期の第一作と第二作は、自分がまだ生まれていなかったため、再上映で観ていて、とりわけ第一作には […]

週末 いつも通りの制作三昧

朝から工房に篭って、新作の制作を進めています。いつも通りの週末の光景です。今日は若いスタッフが来ず、私一人で作業をしました。朝9時から午後3時くらいまで陶彫の成形をやっていました。工房がなかった時代は、他の場所で作業をや […]

週末 猫と映画

9月に入って最初の週末です。制作三昧といきたいところでしたが、今日は別の用事が立て込みました。飼い猫のトラ吉を、予防接種をやりに行きつけの動物病院に連れて行かなくてはならず、午前中はそれで時間を費やしました。行きつけの動 […]

テーブル彫刻について

テーブル彫刻とは何か、テーブルの構造を彫刻に応用するもので、かつて「発掘~円墳~」と「発掘~地下遺構~」を作った際に、私はテーブル彫刻というコトバを使いました。その時はテーブルの上面とテーブルの下面を、地上と地下の世界と […]

夏を惜しむ9月になって…

9月になりました。朝晩涼しくなって漸く秋が近づいている気配を感じます。それでも日中はまだまだ暑く、過ぎゆく夏の名残りがあります。今日も橫浜は30度を超える夏日になっています。今月は職場としては大きなイベントがあります。休 […]