Archives for the Month of 2月, 2015

週末 2月最後の日

今日で2月が終わります。今月はあっという間に過ぎていきました。今月を象徴する出来事として、毎晩工房に出かけて小さな彫り込み加飾を1点ずつ作り上げたことです。2日(月)から昨日の27日(金)まで、職場関係の夜間開催の会合以 […]

勤務後に味わう円空・木喰の世界

今日は午後に横浜駅周辺にあるビルで会議があったため、昼過ぎに職場を出ました。横浜駅の雑踏の中を歩いていると「そごう美術館」で開催されている円空と木喰の仏像による展覧会のポスターが目につきました。「微笑みに込められた祈り」 […]

自画像について

モデルが雇えない時代にその代替として自画像を描いている画家がいて、そんな時代の優れた自画像が数多く残されています。そうでなくても自分を見つめることは表現者にとって必要なことで、そんな理由から自画像を描いている人もいます。 […]

宗教を超えた静謐な造形

今日の日本経済新聞に「舟越保武彫刻展」の記事が掲載されていました。現在福島県で開催されているようですが、東京にも巡回してくるので楽しみにしています。故舟越保武は日本を代表する彫刻家の一人で、キリスト教信仰をテーマにした作 […]

天から降るイメージ

新作のイメージはどこからやってくるのでしょうか。かつて見た実風景なのか、それとも映像なのか、ボンヤリしたものが天から降ってくるのが自分にはあります。イメージは消えては現れ、また再現されて自分の脳裏に刻み込まれます。自分は […]

三寒四温の体調管理

いよいよ寒さの疲労が出てくる季節になりました。このところ昼間の公務と夜の工房での制作が立て込んでいて、身体に負担を強いることが多くあります。予防策としては、ひたすら寝ることに徹しています。夜更かしは自分の生活ではまったく […]

週末 サポート付き制作

今日は朝から夕方まで7時間を制作に充てました。昨日用意しておいた畳大タタラ6枚を使って成形4点、続いて小さな成形を5点作りました。彫り込み加飾は大きな作品1点。一日でやり得る限界の制作量でしたが、今日は午後になって家内が […]

週末 疲労を感じながら…

昨夜から三浦半島に管理職の宿泊研修に出かけていました。自分は工房での制作があるので、一足先に横浜に帰ってきました。管理職同士で日頃の鬱憤を話し合うのは楽しいと感じましたが、気疲れもあって、早めに帰っても午前中は制作に打ち […]

パーソナルソングを探して…

先日見に行った映画「パーソナルソング」の印象に囚われていて、自分のパーソナルソングは何だろうと考えています。介護施設に入所している母は定期的に介護施設の近隣にある病院にかかっていて、車椅子に乗って出かけます。介護は家内が […]

理想とするスポーツ環境

私は10年以上水泳を続けていて、ひと頃はマスターズの大会にも出場していました。夜に仕事から帰って、近隣にあるスポーツ施設で1時間ほど泳いでいました。少し前は週に1~3回がちょうどよいペースでしたが、ここ数ヶ月は隔週土曜日 […]

木と森の関係に思うこと

受験デッサンを始めた高校生の頃、自分にデッサンの指導をしてくださった画家の先生から「木を見て森を見ず、森を見て木を見ず」と言われたコトバが気になって、それがデッサンの極意とも取れて自分の脳裏に焼き付いてしまいました。部分 […]

夜間制作に向かう意志

このところ2週間近く毎晩工房に通っていて、夜間制作が定着しつつあります。夜間制作と言っても1時間半から2時間程度で、昼間の仕事から帰って、夕食前に出かけているので、深夜に及ぶような制作ではありません。ちょっとした作業ばか […]

ほうとう鍋コミュニケーション

昨夜、ほうとう鍋の材料を買い込んで、今日は職場にやってきました。大鍋コミュニケーションをやろうと独断で企画していたのでした。大鍋コミュニケーションは現在の職場で漸く定着してきました。今回は山梨県特産のほうとう鍋を作りまし […]

週末 寒さ疲れに抗って…

今日は朝から夕方まで制作三昧でした。寒さに慣れたとは言え、工房の温度はまだ一桁で、大型ストーブを点けています。昨日タタラにしておいた陶土を使って成形を3点、成形が既に終わっている陶彫部品に彫り込み加飾を1点やったところで […]

週末 分担作業の効率

週末になって朝から工房に籠もりました。今日は家内が手伝ってくれることになって有り難いと思いました。自分の陶彫では、乾燥をした部品にヤスリをかけて指跡を消す作業があります。これは創作活動とは違い、単純でありながら丁寧さが要 […]

「罪と罰」下巻を読み始める

「罪と罰」(ドストエフスキー著 工藤清一郎訳 新潮社)は犯罪に対する心理劇のような展開があって、読み進んでいくうちに徐々に面白くなっていきます。通勤の車中で読んでいると、うっかり下車する駅を乗り過ごしてしまいそうになりま […]

「罪と罰」上巻の読後感

「罪と罰」(ドストエフスキー著 工藤清一郎訳 新潮社)の上巻を読み終えました。上巻は第一部・第二部・第三部から成るもので、下巻は第四部・第五部・第六部から成っているようです。第一部・第二部のまとめを先日NOTE(ブログ) […]

建国記念日は彫り込み加飾

「発掘~丘陵~」の陶彫部品である円柱の彫り込み加飾は毎晩1点ずつ仕上げていますが、「発掘~群塔~」の陶彫部品の彫り込み加飾は進んでおらず、成形しただけの作品が増えてきてしまいました。これから残り8点の成形をしなければなら […]

府中の「小山田二郎展」

先日、東京府中にある府中市美術館で開催中の「小山田二郎展」に行ってきました。画家小山田二郎は私の母校の前身である学校に学んでいます。私の亡父が戦前や戦時中に通信士として働いていて、吉祥寺にあるその美術学校の隣の施設にいた […]

映画「パーソナルソング」

先日、家内と橫浜にあるミニシアターに行きました。家内が友人から評判を聞いてきて、どうしてもこの映画を見てみたいというので「パーソナルソング」を鑑賞しました。これは認知症やアルツハイマー病で施設に収容されている高齢者に、昔 […]

週末 税務関係&制作

介護施設に入居している母は賃貸住宅をもっていて、その収益で施設での生活が成り立っています。祖父母や父が残してくれた僅かばかりの賃貸住宅が母の生活や心の支えです。そんな実家にはずっと前から税理士が出入りしていて、税務関係の […]

週末 リフレッシュした日

今日は昼頃に映画館、その後は美術館という計画を立てていました。ただし、週末の制作をしないわけにはいかず、早朝7時から工房に籠もりました。土練りと畳大のタタラ6枚を作って自宅に戻りました。朝7時から10時までの制作は充実し […]

週末は楽しみな鑑賞で…

ワインラベルになる木版画が漸く彫り上がり、試し刷りをすることになりました。気持ちの面で多少ホッとしています。ウィークディ夜の工房通いも定着して、毎晩少しずつ陶彫作品が出来上がっています。この先を考えると、まだまだ制作時間 […]

夜の工房に通う日々

今週は毎晩工房に通っています。「発掘~丘陵~」に接合する陶彫の彫り込み加飾をやっているのです。小さい円柱なので、一晩1点ずつ彫り込んでいます。40点作っていく予定なので、夜な夜な40日間かけて「発掘~丘陵~」を仕上げてい […]

2月RECORDは「塊」

今月のRECORDのテーマを「塊」に決めました。彫刻をやっている者にとっては極めて安易なテーマです。いくらでもイメージが湧いてきますが、抵抗が無さ過ぎて自己を深める表現に繋がらない嫌いはあります。作品完成度はまた別の話な […]

「罪と罰」第一部・第二部のまとめ

通勤時間帯に読んでいる「罪と罰」(ドストエフスキー著 工藤清一郎訳 新潮社)ですが、重厚なロシア文学であり、思想小説でもある本書は、当時のペテルブルグの貧困に喘ぐ民衆を背景に、貧しい元大学生が殺人を犯し、その心理状態の変 […]

「群塔」「丘陵」「陶紋」の状況確認

今年7月の個展に出品する作品を「発掘~群塔~」「発掘~丘陵~」「陶紋」に決めました。それぞれの制作状況を現段階でまとめておく必要を感じています。屏風と床置きの双方で表現する「発掘~群塔~」は、焼成が終了した陶彫部品が現在 […]

週末 2月になって…

2月になりました。2月の初日が日曜日なので、今日はひたすら制作に明け暮れていました。どうしたら成形に拍車がかかるかを考えても、集中力に限界があって理想通りにはいきません。もうひとりの自分がいてくれたらとつまらないことも考 […]