Archives for the Month of 3月, 2016

退職の日 辞令交付式

私は20代の頃は海外にいたので、橫浜市公務員になったのは30歳でした。大学時代の就職活動組からすれば、随分遅れをとったことになりますが、あれから30年が経ち、今日定年退職を迎えることになりました。私たちの職業は氏名が新聞 […]

「いま生きているということ」

谷川俊太郎作詞、小室等作曲による「いま生きているということ」というフォークソングがあります。昨日NOTE(ブログ)を書いていて、ふと頭に浮かんだ唄です。…「♪生きているということ いま生きているということ それはミニスカ […]

自分を取り戻す時間

私は一日1点ずつ小さな平面作品を作っていて、RECORDと名づけています。言わば毎日の記録です。日記のように作品を作っていくコンセプトで始めたRECORDでしたが、気楽に作品を作れない私の性格のせいで、毎晩苦しむ羽目にな […]

「夢の仕事」(g)まとめ

「夢解釈」(フロイト著 金関猛訳 中央公論新社)第六章「夢の仕事」の(g)「夢におけるさまざまな情動」のまとめを行います。暫く「夢解釈」から離れていたので、再度ざっと読み直して、要点になる箇所にラインを引きました。夢の情 […]

週末 制作&軽スポーツ

五十肩になってから暫くスポーツをやっていません。以前は近隣のスポーツ施設へ行って水泳をしていました。まだその施設の会員のままでいますが、会費を収めても1年以上放ったままでいるので、休会するか止めるかしようと思っていました […]

週末 疲労困憊の日 その2

週末になりました。ウィークディは来年度人事を巡って職員一人ひとりと面接を行い、交渉やら微調整があって精神的な負担を感じる日々を送りました。これが自分の役目なのだと割り切って、職員には私の立場で意見する場面が多く、職員一人 […]

大型版画の思い出

横須賀美術館で開催されている「嶋田しづ・磯見輝夫展」を見てきて、とりわけ大型木版画を制作していた磯見輝夫氏の作品に、自分の若かりし頃の思い出を重ねてしまうことがあります。20代の頃、自分は大学で具象彫塑を学んでいて、その […]

「嶋田しづ・磯見輝夫展」雑感

先日、横須賀美術館で開催されている「嶋田しづ・磯見輝夫展」に行ってきました。現存する画家・版画家の旧作から新作まで含めた大がかりな展示は、その作家の歩んだ道を達観できる良い機会でした。画家嶋田しづ氏は長年パリで暮らし、西 […]

再び「夢解釈」を読む

「夢解釈」(フロイト著 金関猛訳 中央公論新社)を途中で止めて、「フロイト入門」(中山元著 筑摩選書)を読み始めて暫く経ちました。先日「フロイト入門」を読み終えたので、ここで久しぶりに「夢解釈」に戻ることにしました。まず […]

フロイト流の戦争回避論

このところの国際情勢で気になることと言えば、北朝鮮の核実験や長距離弾道ミサイルの発射強行を受けて、米韓の軍事合同訓練の規模が大きくなっていることです。どうも近隣諸国の動きに目が奪われますが、人類史を精神分析の視点から捉え […]

三連休 終わってみれば…

今日で三連休が終わりました。年度末の時期のせいか三連休であっても、リフレッシュが出来ず、来年度の人事が頭から離れることはありませんでした。それでも若いスタッフを連れて美術館に出かけたり、家内と墓参りや横浜中華街に夕食に出 […]

三連休 気分転換の制作&美術館

三連休の中日です。今日は昨日のような疲労はなく、早朝から家内と菩提寺に出かけました。朝7時に墓参りをするのは初めてでしたが、清々しい空気に触れて心が軽やかになりました。9時に2人の若いスタッフが工房にやってきました。制作 […]

三連休 疲労困憊の初日

三連休になりました。職場の仕事から解放されて、制作に邁進できると思っていたところ、今週の仕事の疲労が残っていて、なかなか辛い一日を過ごしました。今週の仕事というのは、来年度人事の手詰まり感があって、おまけに職員と面接をし […]

エディプス・コンプレックスについて

「フロイト入門」(中山元著 筑摩選書)を読み終えたところで、昨日NOTE(ブログ)に書いた、さらに探求したいフロイトの理論が私の脳裏に残っています。それはフロイトの精神分析学の中枢を成すコトバ「エディプス・コンプレックス […]

「人類の精神分析」まとめ

「フロイト入門」(中山元著 筑摩選書)第七章「人類の精神分析」のまとめを行います。これが最終章になります。「(フロイトは)個人の精神分析だけでなく、人類の精神分析の可能性を信じていた。それにはユングの影響もあっただろうが […]

超絶技巧の「宮川香山」展

先日、東京六本木に移転したサントリー美術館に行ってきました。東京ミッドタウンの5階にあって、大変気持ちのいい展示スペースになっていました。陶芸家宮川香山は、明治時代に活躍した人で、超絶技巧の「高浮彫」で知られています。そ […]

イメージはどこから?

作品を作っていると、ふと湧いてくる作品のイメージがあります。私の場合は結構苦しんでいる時に、新たなイメージが上空から降ってくるのです。この瞬間が訪れるうちは、表現が涸れることはないのではないかと思っています。フロイトによ […]

27年度最大のイベント

私の勤める職場では、年間に式典系のイベントが2回、祝祭系のイベントが2回あります。この職種が何なのか、察しのついている方もいらっしゃいますし、同業の方もこのNOTE(ブログ)を読んでいるので、隠しようがないところもありま […]

週末 傘寿記念リサイタル

今日は週末ですが工房へは行かず、朝から家内と東京上野の東京文化会館へ向かいました。叔父で声楽家の下野昇リサイタルがあったためです。「下野昇テノールリサイタル 傘寿記念 日本の抒情を歌う」と題されたポスターが小ホール入口を […]

週末 昨夜のライブ雑感

週末になり、朝から工房で制作三昧でした。若いスタッフが2人来ていて、いつになく工房は賑やかでした。私は昨夜遅くライブに行った関係で疲れが残り、作業は今ひとつ乗りませんでした。昨夜は家内の従兄弟がライブに出演することがあっ […]

防災意識を確認する日

未曾有の東日本大震災が起こってから今日で5年目を迎えました。徐々に当時の記憶が薄れていく中で、いつ起こるかわからない災害に備えていこうと意識を高め、確認し合う日があってもいいと考えています。職場では14時46分に施設内外 […]

「社会という『檻』」まとめ

「フロイト入門」(中山元著 筑摩選書)第六章「社会という『檻』」のまとめを行います。「人間は社会の中で生きるかぎり、何らかの形で欲望の充足を抑圧せざるをえなくなる。社会は『檻』となって、人々を監禁し、抑圧する。そのため社 […]

「フロイトの欲動の理論」まとめ

「フロイト入門」(中山元著 筑摩選書)第五章「フロイトの欲動の理論」のまとめを行います。「超自我という審級は、第一局所論の意識、前意識、無意識という審級によっては説明することができないものである。~略~心の構造は新たに自 […]

3月RECORDは「わかれる」

今年のテーマはひらがな4文字で考えるようにしています。3月のRECORDのテーマを「わかれる」にしました。職場では年度末を迎える今月が出会いと別れの季節になります。「わかれる」を象徴的に表現することは難しいのですが、今生 […]

映画「アーティスト」について

映画を観に橫浜のミニシアターに私はよく出かけますが、かつて観たかった映画を見逃し、残念と思っていたところにテレビのBS番組で取り上げられ、ラッキーと思うことがあります。2011年制作の映画「アーティスト」もそうで、現代に […]

週末 内環成形の難しさ

今日も工房で制作三昧の一日を過ごしました。昨日に続き若いスタッフも来ていました。天候が不安定で雨が降ったりしましたが、気温は暖かく工房室内は快適でした。新作である擂り鉢型の大きな作品に相変わらず挑んでいますが、一番外側の […]

週末 工房周辺の変化

週末になり、工房での制作に拍車をかけています。若いスタッフも来ていて、お互いそれぞれの作業に集中して取り組んでいます。今日の話題は工房内部のことではありません。相原工房は、造園業を営んでいた父が、植木の一時保管場所として […]

渋谷の「ラファエル前派展」

Bunkamuraザ・ミュージアムは遅い時間まで開館しているので、勤務時間終了で職場を出て橫浜から渋谷まで電車の乗り継ぎがうまくいけば、何とか開館時間に間に合います。昼間働いている者にとっては仕事帰りに立ち寄れる大変便利 […]

「村上隆の五百羅漢図展」雑感

先日、勤務時間終了後に東京六本木ヒルズまで出かけていき、森美術館で開催中の「村上隆の五百羅漢図展」を見てきました。相原工房に出入りしている若いスタッフがアルバイトで五百羅漢図制作に関わったことが、村上ワールドを身近に感じ […]

中国籍アーティスト2人展

新宿区にあるアート・コンプレックス・センターで中国籍の若いアーティスト2人による展覧会が開催されているので勤務時間終了後に見てきました。そのうちの一人が相原工房に出入りしている子で、彼女はもう学生ではありません。昨年大学 […]

年度末の3月を迎える

平成27年度末の最後の1ヶ月が今日から始まります。今日は春うららかな陽気となり、このまま暖かくなってくれれば幸いですが、三寒四温の季節ではそういかないかもしれません。今月職場では出会いと別れがあります。職員の異動が始まる […]