Archives for the Month of 3月, 2011

3月の終わりに…

まさに年度末を迎えました。私は異動なし。現在の大きな職場で継続して働くことになりました。3年目になります。自分の親しくしている管理職仲間は皆んな異動が決まり、書類の整理に追われているというのに、自分だけが残された感じです […]

RECORD継続細々と

朝は始発のバスに揺られて、職場で10数時間も仕事に追われ、夜遅くなって帰宅する生活では、一日1点を作り続けていくRECORDはかなり厳しい状況に押しやられています。毎晩下書きしか描けないのです。気持ちが入らずイメージが膨 […]

超現実世界に遊ぶ

年度末の残務整理が多忙を極めるなか、通勤時間の読書が唯一の心の癒しです。アンドレ・ブルトン著「シュルレアリスムと絵画」を読んでいて、超現実の世界に心を委ねながら、夢と現実が交差する造形を楽しんでいます。現実逃避なのか、そ […]

年度末&年度当初の一週間

この一週間は長い一週間です。3月から4月に切り替わる一週間なので、年度末と年度当初の複雑な思いの籠もった日々になるからです。職場では荷物整理を始める職員がいます。異動があるためです。自分はまだ残務整理が出来ず、何をどこか […]

週末 木彫仕上げ終了

週末と言っても昨日が出勤日だったので、今日一日だけの制作日になりました。工房のガレージ側の木蓮や桃の花が満開で、花々が青空に映えて美しいと感じました。朝から夕方まで工房にいて、木彫の柱の仕上げを終わらせました。来週炙り作 […]

週末 今年も出勤日

昨年3月27日(土)付けのNOTE(ブログ)に「週末なのに出勤日」という文章を載せています。毎年3月最終の土曜日が出勤日となっているので、今年も昨年と同じ内容で出勤しています。施設を複数業者が使用するので、管理職としては […]

自然なままに…

根拠のない自分の人生観が、職場の何人かに妙に支持されています。それは無理のない自然な流れの中で、焦らず着実に生きてゆくという至極当たり前の人生観です。職場で不自然な働き方をしていた人が、事故に遭遇したり、身体を悪くしたケ […]

お茶の文化

お茶の文化と言っても茶道のことを言っているわけではありません。禅や茶の湯のことを論じるのは別の機会にして、もっと気楽な話をしようと思います。昨日のNOTE(ブログ)に先祖代々労働を美徳とする家訓について書きました。まぁ、 […]

自分に問う

自分の創作するものが、自分の中から自然に湧き出たり吐露できるものであればいいと思っています。モノ作りには自分への無意識な問いかけがあるのだろうとも思います。自分とは何か?自分が満足できるものとは何か?自分の生い立ち、環境 […]

知的活動と手仕事

「キルヒナーは、1925年の自分の作品についての重要な自伝的省察において、『知的活動と手仕事の結びつきにおいて世界でもっとも美しくユニークな』芸術家という職業を彼が二元的に理解していることを明確に述べている。~略~」(「 […]

三連休 木彫柱の仕上げ

三連休の最終日です。8本の柱の仕上げ作業に明け暮れました。柱には木彫の荒彫りを施してあって、それらの彫り跡を整えていくのが仕上げ作業です。仕上げが終わった柱は下半分をバーナーで炙って炭化させます。炙り作業は次回になります […]

三連休 墓参り&制作の日

三連休の中日です。横浜のほぼ中央に古くからある久保山墓地に家内と墓参りに行ってきました。ガソリンがないので、公共交通機関を使って半日かけて行きました。いつも自家用車で行くところを、自宅近くの停留所からJR保土ヶ谷駅までバ […]

三連休 遅々として進まぬ木彫

今日から三連休は制作三昧で過ごす予定です。ところが今日は木彫の柱の仕上げが遅々として進まず、調子が出ませんでした。ウィークディの公務が影響して、切り替えが出来ないためです。二束の草鞋を履いて、ずっと公務と創作活動を両立し […]

無作為を装う美

人の手業によることを感じさせず、あたかも自然が作り出したような造形。陶芸作品によく見られる傾向で、釉薬の流れや成形の歪みが珍重されたりします。人為を隠した美は、隠すことも計算に入れて「作りこまない」技巧を追求しているよう […]

「シュルレアリスムと絵画」から抄

「私が考えるに、これからも長いあいだ人間たちは、存在する事物も存在しない事物もおなじ光のなかに、おなじ幻覚の光のなかにひたしながら、自分の眼から流れる魔術的な河を、その真の源泉にまでさかのぼる必要を感じつづけるだろう。心 […]

震災報道の影響

テレビをつければ震災の情報ばかり。東日本大震災の傷跡の大きさが改めてわかります。ただ情報を正視するあまり、こちらの心理状態にも微妙な変化が起こりつつあります。マイナス思考になって何もかも生気を失う嫌いがあるのではないかと […]

地震の揺れに不安残す

今晩は静岡県で震度6の揺れがあり、横浜でも4ぐらいの揺れを感じました。数日前に起こった福島県の原子力発電所の震災による影響といい、日々の生活に不安を残しています。計画停電も行われているようですが、第2グループに所属してい […]

交通混乱の中での出勤

JR線等公共交通の運休、計画停電の情報が、昨晩遅い時間帯でテレビやインターネットに流れました。家内がチェックしてくれたおかげで、今朝は通常通りの通勤になりました。それでも私鉄の運行時間が変わり、混雑は免れませんでした。職 […]

週末 小さな四角錘の仕上げ

昨日に引き続き工房で制作です。ラジオのスイッチを入れ、「FMヨコハマ」から流れる震災情報を聴きつつ、陶彫部品の仕上げを行いました。今日は比較的小さな四角錘5点の仕上げと化粧掛けを行いました。何日か前から悩んでいる花粉症対 […]

週末 震災情報を聴きながら…

週末は朝から工房で制作をしています。いつもと違うのは、昨日発生した東日本方面の大震災に関する情報をラジオで聴きながら制作をしていたことです。横浜は直接的な被災は僅かでした。でも昨日職場で経験した揺れの大きさは、今までなか […]

地震がありました。

ついにきたかと瞬時に思いました。職場で書類を作っていたのが午後3時近くでした。微妙な揺れがあったかと思ったら、大きく揺れだし、しばらく揺れが止まりませんでした。緊急放送のあと一時避難したら、また揺れがきました。揺れが落ち […]

「右手と頭脳」の読後感

ドイツ表現主義の代表格とされる画家エルンスト・ルートヴィヒ・キルヒナー。数少ないドイツ表現主義関連の翻訳本の中で、この「右手と頭脳」(ペーター・シュプリンガー著 前川久美子訳 三元社)にめぐり合えたのは幸いでした。かつて […]

大きなイベントの日

極端なことを言えば、職場として年間を通して一番大きな出来事と言ってよいイベントが今日ありました。それは職員全員の協力体制が問われる対外的なイベントで、昨日までの準備に余念がなかったと自負しています。結果は胸をはって成功と […]

RECORD3月のテーマ

今年は幾何学的構成のRECORDを作り続けています。たかが一日1点、されど一日1点。時間確保やその日のコンディションによっても厳しいと感じる時があります。何もない白い画面を見ていても、なかなか始められない時があって、テー […]

09RECORD7月・8月アップ

先日ホームページにアップした5月・6月に続き、今回は7月・8月をアップしました。相変わらず現在も一日1点ずつ葉書大の厚紙にイメージを描き続けているRECORDですが、過去を振り返ると、2009年にはこんなテーマでやってい […]

週末 工房に花粉舞う

今日は暖かい一日でした。朝、工房に入った時はストーブを点けましたが、昼ごろになってストーブを消して窓を開けました。これが失敗で、工房は植木畑の中にあり、周囲にさまざまな樹木があることを忘れていました。陶彫の加飾に取り組ん […]

週末 会計業務&散策

週末ですが、年度末で会計業務が山積しているため職場に行きました。関係職員も出勤してくれて、なんとかメドが立ちました。このところ公務の仕事から解放されません。頭の中であれこれ考えているので、なかなか創作に向かえないのです。 […]

春まだ浅い3月初め…

3月になって、月初めの目標を書くところを、ずっと「シュルレアリスム展」の話題ばかりを取り上げてしまいました。春はまだ浅いと感じさせる肌寒い日が続いていますが、梅が咲いているのを見ると、確実に季節が移り変わっていくのを実感 […]

「三本の糸杉」M・エルンスト

シュルレアリスムの画家マックス・エルンストは大好きな芸術家の一人です。いつもマチエールの巧みさと面白さに魅了されます。フロッタージュ(擦りだし)とグラッタージュ(削り)によって、画面が地質的であったり、また植物的であった […]

無声映画「アンダルシアの犬」

国立新美術館で開催中の「シュルレアリスム展」で、1920年から30年にかけて作られた無声映画を上映していました。瀧口修造全集(みすず書房)にも登場するシュルレアリスムの映画を一度は見てみたいと思っていたのです。こんな場所 […]

シュルレアリスム時代のジャコメッテイ

国立新美術館で開催中の「シュルレアリスム展」に出品されているアルベルト・ジャコメッテイの彫刻は、ある意味で自分の眼には新鮮に映りました。ある意味で、と言うのはジャコメッテイと言えば、全てを削ぎ落として細くなった人体塑造で […]