Archives for the Month of 10月, 2011

原点を忘れない

昨日、母校の芸祭に出かけたことでいろいろな思いが頭を過ぎります。自分の出身大学に行く機会としては、卒業証明書を発行してもらいに行く程度で、自分も海外に留学する時や就職する時に行ってきました。自分が幸い美術に関わり続けてい […]

母校の芸祭訪問

工房に出入りしている若い世代の中に、私の母校で工芸工業デザインを学んでいる子がいます。その子に案内をお願いして久しぶりに母校の芸祭(学園祭)に出かけました。新しい校舎がいっぱい建てられ、設備も充実して、恵まれた環境の中で […]

休日の防災訓練

土曜日にも関わらず職場のある地域で防災訓練が実施されました。職場の人も参加してかなり大掛かりな取り組みになりました。簡易担架や三角巾の作り方、AEDを中止にした心肺蘇生、車イス体験等の充実した内容でした。職場にある防災備 […]

PCトラブル

何回か自宅のパソコンの調子が悪くなって設定を確認したことがありましたが、今回は何をやっても駄目で、これはもう本当にアウトかなと思いました。一昔前は家にパソコンはありませんでした。それが現在はパソコンが使えないと大変不便な […]

焼成温度の確認

毎朝出勤途中に工房に立ち寄り、窯の温度を確認してから職場に向かいます。帰宅してからも工房に出かけて焼成温度を見に行きます。電気窯の有難いところは温度調整を自動でやってくれるところです。自分でグラフを作らねばならないガス窯 […]

早朝の窯出し

窯内の温度が100度近くまで下がってきたので、今朝5時に窯出しをしました。出勤前に工房に行って窯出しをしたのは初めてです。いつもなら寝ている時間帯なのに、昨晩工房で温度を確認したら翌朝になれば窯出しが出来ると判断し、それ […]

工業デザインに求められるもの

現在読んでいる書籍によって自分の思考が様々な方向へ触手を伸ばし、また思考の偏りに対し自然感覚的に自らバランスをとることがあると思っています。「生きのびるためのデザイン」(ヴィクター・パパネック著 阿部公正訳 晶文社刊)は […]

脱力感に襲われて…

ただでさえ月曜日はモチベーションが上がりませんが、午後の出張から帰った途端、身体全体がだるくなり、自宅のソファに暫らく横になっていました。筋肉疲労があって脱力状態でした。それでも夜は工房に焼成の温度の確認に行き、近隣のス […]

HPギャラリーのリニューアル

このところホームページのリニューアルを進めています。ギャラリーページは完成した作品の抽出画像と全体画像、それにコトバを添えてアップしているページです。作品が増えたため今まで通りのタイトルの羅列ではわかりにくくなり、「発掘 […]

やっと週末…制作三昧

火曜日から金曜日まで残業続きだったので、今日は待ち焦がれた週末です。朝から工房で制作をやっていました。若い子が2人工房に来ていました。雨が降ったり止んだりの天候だったので、野外工房で化粧掛けは出来ず、その時間を使って室内 […]

「病は気から」諺通りの日常

このところめっきり寒くなってきて、おまけに職場は大きなイベント準備に追われているため、体調を崩す職員が増えています。私もこの一週間は超過勤務が続いているせいか背中が張って仕方がない状態です。デスクワークばかりなので、1時 […]

思いが伝わる一遍の詩

今日職場で何気なく開いた新聞に掲載された一遍の詩に目がとまりました。造形作品と同じで、コトバにも出会いがあると思います。詩に綴られているコトバは自分の気持ちに訴えかけてきて、日常のちょっとした場面が思い出され、また心が救 […]

窯とのつき合い

陶彫を始めた頃は、作業場も付帯設備としてあった陶芸用の窯もすべて借り物でした。その時は、自分の好きな時間に作業をして窯入れをすることは出来ませんでした。でも作業場を借りていた時期が長くて、ギャラリーせいほうで個展をした最 […]

超過勤務時間の1週間

今日から金曜まで残業続きの1週間です。毎晩帰宅は22時をまわるので、当然工房には行けません。そのために工房では陶彫の焼成に入っているのです。窯焚きをしている間は工房で作業をしないようにしています。でもそんな時ほど工房に行 […]

人生のラスト・イベント

今年86歳になった母は、これが生涯最後の旅行と言って関西に出かけました。知り合いにも、これが最後と言いながら、もう10年も毎回ラスト・イベントをやっている人がいます。母もそうであって欲しいと願っています。母が参加した旅行 […]

週末 出勤の合間の窯入れ

日曜日なのに職務絡みの仕事があって、ほぼ一日拘束されました。朝9時から午後4時までというのは、普段の週末なら制作をしているところです。それなら朝7時から工房に行き、1時間程度の作業をして、午後は5時頃から1時間程度の作業 […]

週末 仕上げと化粧掛け

週末になり朝から工房へ行って制作三昧です。新作の陶彫成形が出来上がり、部品ひとつひとつの仕上げと化粧掛けを行いました。もちろん今日一日で全部網羅するのは無理なので数点を選びました。化粧掛けは野外工房を使いました。雨の降ら […]

放射能の測定

先日、職場に行政の方々が見えて放射能の測定をしていきました。数ヶ所で測ったところ数値に問題はなく、微量が検出されただけでした。大震災以降、私たちは放射能という見えない脅威に晒されています。放射能に汚染されるとはどういうこ […]

出勤の行程で…

朝、自宅を出るのが6時頃で、玄関を出るとすぐ横に植木畑に続く小路があります。その小路を横目で見ながら舗装された道を歩いていきます。その小路の先には工房があるのです。工房に行きたいなぁという誘惑に駆られながら坂を下りていき […]

工業デザインから彫刻へ

「生きのびるためのデザイン」(ヴィクター・パパネック著 阿部公正訳 晶文社刊)を通勤電車の中で読んでいると、30年前の自分が甦ります。今でも当時と同じ気分になるのが不思議で、自分はまるで成長をしていないようです。ひとつわ […]

イメージをもつ

創作活動では頻繁にイメージというコトバを使います。エスキースは具現化する前に行う作品の完成予想図のことで、頭の中に広がるイメージを出来うる限り描きとめる方法です。何かをイメージすることはモノ作りには欠かせない行為です。ス […]

連休最終日 次の工程へ…

今日は三連休の最終日ですが、公務員管理職としてやむにやまれぬ出張があって工房には行けませんでした。この立場になってから休日がしっかり取れることがなく、常に胸中に公務の仕事を抱えているような状況です。その合間をかいくぐって […]

三連休 陶彫成形完了の兆し

今日も朝から工房に行って制作をしていました。若い世代の子が2人来ていて、彼らは絵画制作や染織の課題をやっていました。昼ごろ懇意にしているカメラマンが顔を出して小品の撮影をしていきました。最近はとても制作が捗っています。秋 […]

10月の三連休

今月は三連休が1回だけあって今日が初日になります。三連休の目標としては新作の陶彫成形を終わらせることです。新作の6つの箱を補強する木材もこの休み中に準備しようと思っています。朝から工房にいて、若い世代の子たちと制作三昧の […]

自己療法としての創作

自己満足としての創作という表題を書いたところで、ちょっと思い当たる過去が気になって自己療法というコトバに替えました。自分は学生時代に工業デザイン科志望の受験生でしたが、入試の直前になって工業デザイン科から彫刻科に替えたの […]

疲労困憊のアフターセブン

仕事帰りに工房に行き、陶彫の彫り込み加飾をやってきました。夜9時過ぎに自宅に帰ったら気力が失せて身体が動かなくなりました。昼間は時間に追われるような仕事を抱え込んでいました。退勤したら休みたいと身体が訴えていたのかもしれ […]

アフターセブンの過ごし方

アフターファイブというのは午後5時に勤務が終わって、その後を自分の時間に当てるという意味ですが、自分の仕事は5時では到底終わらず、差し詰めアフターセブンといったところです。朝は7時前から職場に行って仕事をしているので、超 […]

RECORD10月のテーマ

一日1点ずつ葉書大の平面作品を作っています。総称はRECORD(記録)。RECORDを始めて4年目に入りますが、毎月テーマを決めてやっています。日によっては描きたいものが出る時もありますが、最近はずっと決めたテーマの中で […]

「生きのびるためのデザイン」再読

「生きのびるためのデザイン」(ヴィクター・パパネック著 阿部公正訳 晶文社刊)は30年以上も前に購入した書籍です。購入時2300円。デザイン科志望の受験生なら結構読んでいたのではないかと思います。当時は自分も友人と一緒に […]

週末 陶彫成形が佳境

今日も制作三昧の一日でした。とは言うものの昨日と今日は職場にちょっと顔を出さなければならない用事もありました。それを挽回するかのように長い時間を工房に留まって制作をしました。新作の成形が佳境を迎えています。主だった成形は […]

10月 創作に没頭する1ヶ月

10月になりました。秋の気配が濃厚になり工房での作業が捗ります。10月は創作に没頭できる1ヶ月にしたいと思っています。今日はちょうど週末にあたり、この1ヶ月でどのくらい新作を進めるか、工房の床に広がる作品を見ながら考えま […]