Archives for the Month of 4月, 2012

「発掘~場~」土台の油絵の具塗装

前半連休の最終日です。朝から工房で制作していました。「発掘~場~」土台の砂マチエールの上に油絵の具を染み込ませる作業を行いました。続いて床に工事用シートを敷いて、その上でドリッピング。ほぼ土台を作る工程を終わらせました。 […]

「発掘~場~」砂マチエール

連休2日目になりました。今日も朝から工房に行って制作三昧でした。工房での制作を終えたのは昨日と同じ夜10時過ぎになりました。つい10分前に自宅に戻って、このNOTE(ブログ)を書いています。今日は「発掘~場~」の砂マチエ […]

GW初日 「発掘~場~」土台制作開始

ゴールデンウィ-クに入りました。朝から工房に行きました。今日は工房滞在時間最多になりました。朝は8時半ごろから制作を開始しました。終わったのがつい先ほどで夜10時をまわっていました。その間、工房スタッフや家内の送り迎えが […]

ゴールデンウィーク制作目標

明日からゴールデンウィークが始まります。暦通りの休日で中2日は出勤になりますが、それでも連休が続くのは有難い限りです。まず前半の3連休は「発掘~混在~」の仕上げと「発掘~場~」の土台制作、砂マチエール完成までを目標としま […]

リアリズムについて

今読んでいる「芸術の意味」(ハーバート・リード著 瀧口修造訳 みすず書房)の中にリアリズムに関する論述があります。本書54に「(リアリズム)は哲学史上、名目論に対立ばかりでなく、もっと一般的にはある認識論の呼び名となって […]

対比する造形原理

現在読んでいる「芸術の意味」(ハーバート・リード著 瀧口修造訳 みすず書房)より気になった箇所を取り上げてみようと思います。まず本書32で論じられている有機的な芸術と幾何学的な芸術です。この相対立する類型は対照的な環境に […]

造形美術のバイブル

「芸術の意味」(ハーバート・リード著 瀧口修造訳 みすず書房)を通勤電車の中で読み耽っています。時代の局面やひとりの芸術家を取り上げたものではなく、古代から現代に至る造形美術を網羅した本書は、自分が20代の頃感じた芸術の […]

筋肉疲労の残る週初め

今朝は筋肉痛が残って通勤に辛さを感じました。これは公務関係の疲労ではありません。新しい職場は次第に慣れてきているので、4月当初のストレスはだいぶ軽減してきました。この筋肉痛は、昨日やっていた作品に油性塗料を塗る作業による […]

東京原宿の「Lotus」展

今日の午前中は工房で「発掘~混在~」の色彩の再確認を行って、6つのボックスの側面と裏面に油性塗料で黒い塗装を施しました。作業を午前中で中断し、午後は展覧会を見に東京に行きました。工房に出入りしている若いアーティストの一人 […]

週末 「混在」色彩の探求

今日は朝から工房に行きました。「発掘~混在~」の6つのボックスが床に横たわる中、先日までドリッピングを繰り返した色彩の面をどのように仕上げていくか検討に入りました、油絵の具を霧状に吹きかけて、やや色彩を抑えた箇所を作りま […]

2つの歓送迎会

昨年度までいた職場と現在の職場の歓送迎会がちょうど重なってしまいました。現在の職場の歓送迎会に1時間程度いて、その後に昨年度の職場の歓送迎会に向かいました。2つとも横浜駅周辺のホテルだったので、移動にさほど時間がかからず […]

「芸術の意味」再読

通勤の友に今日から新しい本を携帯しています。新しいと言っても30年以上前に読んだ「芸術の意味」(ハーバート・リード著 瀧口修造訳 みすず書房)です。途中で放棄してしまった書物をずっと後になって再読する癖が自分にはあります […]

「ジョージ・グロッス ベルリン・ダダイストの軌跡」読後感

「ジョージ・グロッスーベルリン・ダダイストの軌跡ー」(宇佐美幸彦著 関西大学出版部)を読んで感じたことは、政治的主張をもって人々を喚起させる手段に芸術がなり得たことです。時代のニーズもあったのだろうと推察していますが、反 […]

久しぶりに夜の工房へ

今日は仕事帰りに久しぶりに夜の工房へ行きました。夜9時という時間帯でしたが、昨日作業した「発掘~混在~」のドリッピングを再確認するために工房へ行ったのでした。飛び散った油絵の具のさまざまな色彩がそれぞれ主張しているようで […]

ドリッピング(滴り)に明け暮れる

今日は日曜出勤の代休です。職場を休んで朝から工房に行きました。先日油絵の具による下塗りが出来上がった「発掘~混在~」の次の段階に入りました。畳大のボックス6点を並べて、さまざまな油絵の具の色でドリッピングを行いました。ド […]

日曜出勤の一日

新しい職場での初めての休日出勤日です。休日出勤は年間で何回かありますが、今までの職場では土曜が一般的でした。場所が変われば出勤日も変わります。ちょうど昨日の作業で油絵の具の下塗りをして、一日放置して乾かせることが出来て、 […]

週末 「混在」油絵の具下地の完成

6畳大の「発掘~混在~」に、先日まで砂マチエールを施し、さらに油絵の具を染み込ませる作業を続けていましたが、ようやく油絵の具の下地の完成まで辿り着きました。これは絵画的な仕事で、ちょうどキャンバスに下地を作るように、6つ […]

春到来の陽気

家内は高校時代の友人たちと新宿御苑に花見に行きました。私は職場から銀行に出かけた際、花びらがちらほらしている満開の桜を見ました。横浜駅周辺にある職場にも桜の木があります。自宅の近くには横浜でも有名な桜山があって、週末には […]

ダダに関すること

ドイツ人画家ジョージ・グロッスの生涯を論じた書物を読んでいると、ダダイズムについて自分の知識の乏しさが浮かび上がります。ダダイズムは既成の芸術を壊した運動としか自分は理解していませんでしたが、それを言うなら印象派でも表現 […]

爪に付着している絵の具

先週末「発掘~混在~」の制作で砂マチエールに油絵の具を染み込ませた際、絵の具が手に付着しました。工房を出るときには、ブラシクリーナーを使って手を洗ったのですが、爪のところに付着した絵の具が残ってしまい、今だ汚れが取れませ […]

木質の否定

木材は美しい素材です。木目の美しさに惚れ惚れすることがありますが、自分の造形は木目が邪魔になります。工芸品として木目を最大に生かしたものは身近に置きたいと思うほど木材好きな自分が、自作では木質を否定しています。自然が生ん […]

4月RECORDは「飛翔」

4月のRECORDのテーマは「飛翔」にしました。年度が変わり、新しい出会いがある4月に相応しいテーマを探していたところ、鳥が羽ばたく様子を見て「飛翔」がいいと思いました。空中を何かが飛ぶテーマを自分は今までに扱ったことが […]

週末 「混在」油絵の具塗装

昨日は油性塗料によって塗装をしました。引き続き今日はスタッフに手伝ってもらいながら油絵の具による塗装に切り替えました。砂マチエールに油絵の具を染み込ませる方法は久しぶりです。今日は半分程度しか終わりませんでしたが、来週末 […]

週末 「混在」油性塗装へ

今日は朝から工房に篭って「発掘~混在~」の塗装に入りました。砂マチエールをつけた箇所以外のところには油絵の具ではなく油性塗料を施すことにしました。この塗料を施すところは隠れて見えないところになります。カビ等防止のために行 […]

長かった一週間

4月当初の一週間。ウィークディは長かったなぁと感じました。慣れない職場での挨拶やら書類の作成、加えて新年度を迎えるイベント等で些か疲れました。明日は工房に行って制作三昧を決めています。この制作も大変ですが、今週の新しい人 […]

新しい職場でのイベント

4月は出会いや別れの季節です。今日は出会いの日でした。4月から赴任した職場で大きなイベントがありました。自分は縁の下で職員を支える立場ですが、イベントは支障なく済みました。昨年度まで勤めていた大きな職場でも今年度転勤した […]

「ジョージ・グロッスーベルリン・ダダイストの軌跡ー」

「ジョージ・グロッスーベルリン・ダダイストの軌跡ー」(宇佐美幸彦著 関西大学出版部)を読み始めました。グロッスは風刺的な絵画表現をもって20世紀初頭のドイツやアメリカで活躍した人です。自分はゲオルゲ・グロッスと覚えていま […]

「色彩の詩人アウグスト・マッケ」読後感

「色彩の詩人アウグスト・マッケ」(佐藤洋子著 中央公論事業出版)を読み終えました。ドイツ表現主義の画家としては最も若くして世を去った画家です。27歳の戦死は衝撃的です。同じ「青騎士」で活躍した画家フランツ・マルケによる哀 […]

新しい職場に出勤した日

新しい職場は、自宅から少しばかり遠くなりましたが、読書にはちょうどいい通勤時間が確保できてよかったと思います。ただ、職場では何がどこにあるのか、書類の棚に目をやっても皆目わからず、それでも提出の迫った書類の在り処を見つけ […]

新年度を迎えて

4月になりました。私は新しい職場に転勤が決まりました。明日からの出勤になります。制作のほうは砂マチエールが完了して、次の段階である塗装に入りました。工房スタッフと家内が手伝ってくれたので何とか計画通りに進みました。砂の硬 […]