創作一本の4月制作目標

基本的に毎日制作が可能な4月からの制作目標を、例年の慣習に従って立てていきたいと思います。毎日制作できるとなれば陶彫部品を集合させる新作は完成できるのではないかと思っています。今年7月に開催するギャラリーせいほうでの個展では、陶彫部品による大規模な集合彫刻が1点、木彫による中規模なテーブル彫刻が1点、小品を数点を展示する予定です。まだ何も出来ていない中規模な木彫作品は、今月始める予定ですが、この作品は今月だけでは間に合わないかもしれないと思っています。図録用の作品撮影の日をいつ設定するか、何とか5月中旬にやっていきたいと思っていますが、カメラマンの都合やスタッフたちのことも考えれば、早めに決めていくべきでしょう。今月は陶彫部品の制作だけではなく、土台の板材加工の継続制作をやらなくてはならず、土台の板材加工が終われば、そこに砂マチエールを施す作業が待っています。毎日制作していても妙な焦りが出てくるのは、二束の草鞋生活の頃の習慣がそのまま記憶に残っているせいかもしれません。もう週末が何回あると計算しなくてもよいのに、不思議な気持ちになるのです。4月に入ってから、東京の京橋に先輩画家の個展を見に行った日でも、朝から昼ごろまで工房に篭って制作をしていました。週末は今までどおり一日6時間以上も制作していて、その成果は徐々に現れてきています。RECORDの夜の制作は、昼間の制作に移そうかと考えていて、今は一日のスケジュールを決めているところです。4月の制作目標としては陶彫による集合彫刻の完成をまず考えます。一日1点制作のRECORDは遅れた分の挽回、読書は現在読んでいるゴーギャンの彫刻に関する評論の読破を考えています。制作と鑑賞が創作活動の両輪であるならば、今月は鑑賞も充実させていきたいと思っています。ちょっと欲張っていますが、毎日が創作活動なら、あれもこれも出来るのではないかと思っている次第です。

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