Archives for the Month of 10月, 2008

フェルメールの物語画

先日行った東京都立美術館で観たフェルメールの絵画のうち印象に残ったのは初期の絵画でした。比較的小さめの風俗画で知られるフェルメールは、初期の頃には宗教を題材にした大きめの物語画を描いているという意外な面がわかりました。「 […]

上野の「フェルメール展」へ

ウイークデーというのに都立美術館は大変な混みようで、人と人のすき間から名画を鑑賞する状況でした。フェルメールは日本人好みの画家なのでしょうか。先頃「牛乳をそそぐ女」が国立新美術館に来た時も人混みの中で鑑賞した記憶がありま […]

職場の研修旅行

たしか昨年もこんな研修旅行のことをブログに書いた記憶があります。昨年も同じような時期であったように思います。自分が組織の一員として仕事をしている以上、自分は職場の親睦には進んで参加するようにしています。お互い気心を知るこ […]

「バベルの塔」印象記

先日のテレビ番組で流れたウィーン美術史美術館のブリューゲルの部屋。自分が20歳代で5年間暮らしたウィーンで印象深かったひとつが、このブリューゲルの部屋でした。その中でも「バベルの塔」が大好きで、この絵画は画面構成といい、 […]

企業派遣研修報告会

横浜市公務員で来年度から管理職になる予定者が、今夏民間企業に派遣されて職場体験をしてきた報告会が、中華街のホテルでありました。自分も7月のブログに書いたように、造園土木株式会社に派遣されて研修をしてきたので、会社の人と一 […]

ウィーンの映像が流れて…

ウィーンの映像が流れていました。今晩のNHK「新日曜美術館」で取り上げていたウィーンが美の都たる所以。ハプスブルグ家が収集した多様な美術品。自分は1980年から85年の5年間をウィーンで暮らしていたので懐かしさと共にウィ […]

陶彫制作進まず…

やはり夜に作業するのはしんどいと感じています。創作活動は楽しみではあるけれど、かなりパワーを使います。実際に陶土に触れてしまえば、それなりに制作を進め、時間が過ぎていくのですが、アトリエに入るのが億劫になる日があるのです […]

日本美術家連盟

3年ほど前に日本美術家連盟に加入しました。恩師池田宗弘先生の推挙によるもので、会員番号は9673です。もちろん彫刻部に所属しています。連盟は度々会報を送ってくれます。今回は会員証が新しくなりました。ユネスコによって195 […]

カフェでちょい制作

以前のブログに書いた記憶がありますが、出張に出かけて会議の時間待ちをしている時に、カフェでちょい制作をすることがあります。ポストカード大の平面作品RECORDの用紙をいつも携帯していて、下書きをしたり、ペンを入れたりして […]

深い居眠り

仕事帰りにスポーツクラブの駐車場に車を止め、ちょっと休むつもりでシートを倒してみたら、30分以上もぐっすり眠ってしまいました。あっという間の出来事のように思え、起きた時は時間の経過に驚きました。それから水泳をやりましたが […]

アトリエの片付け

自宅にある小さなアトリエは陶彫「球体都市」40数点や木彫「構築〜包囲〜」の一部がところ狭しと置かれていて、夜の陶彫制作に支障があります。今日は意を決して仕事から帰ってすぐにアトリエの隅にある畳んだダンボールや紙ゴミをまと […]

矩形ベースに風を描く

現在やっているRECORDで、幾何形体(10月は平行四辺形)をベースにした画面を作り、そこに何かカタチを加えて、風を表現できないものか思案しています。靡いている状態が感じられたらいいのですが…。2月から毎日ポストカード大 […]

能舞台のある公園にて

作業場の近くに能舞台があり、前にその能舞台で行われた能のワークショップに参加したことがあります。支配人はいつも気持ちのいい挨拶をされる方なので、つい誘われて能舞台に行ってしまいます。今日は能舞台に隣接する森林公園で自治会 […]

杉材の追加購入

「構築〜起源〜」の雛型から割り出した柱の本数のうち不足している短めの柱を今日製材所でカットしてもらいました。50cmを36本。これを明日から作業場で彫り始める予定です。杉のいい香りが積んである車内に漂い、これからの期待と […]

デルフトの眺望

昨日まで読んでいたフェルメールの伝記小説「運河沿いのフェルメールの家」は、冒頭フェルメールの結婚式で真珠の耳飾りが登場し、最後はデルフトの風景をフェルメールが描くところで終わっています。最後に出てくるのが有名な「デルフト […]

「運河沿いのフェルメールの家」

表題はイングリット・マラー著、鈴木芳子訳によるフェルメールの伝記小説です。芸術家を扱った伝記小説は大好きで、前にペーター・ブリューゲルの伝記小説を読んでいました。伝記といっても時代背景だけは史実に基づいていて、あとはすべ […]

木彫制作さらに追加

「構築〜起源〜」の雛型から割り出した柱の本数は100本を超えるものとなりました。杉材がまだまだ必要です。あと30数本は追加で彫らなければなりません。これで週末はさらに多忙になります。残り30数本は短めなので、来月末には何 […]

夜は陶彫制作の時間

公務が終わって帰宅した後、自宅の小さなアトリエで陶彫制作が始まりました。丸一日働いた後で行う作業はなかなかつらいものがありますが、今の大きな作業場は来年3月までしか使えない予定なので、4月以降はこんな具合に自宅で制作をし […]

陶彫の成形・加飾

いよいよ陶土をタタラ(板状)にして成形を始めました。自分は電動ろくろをまったく使いません。陶彫にはタタラか紐作りが合っています。陶彫も集合彫刻なので、まず全体をパーツに分けて、そのうち今日は大きめなパーツを2つくらい作る […]

荒練りから菊練りへ

昨日水を打っておいた陶土が思った以上にいい状態になっていました。砕いた土が粘質を取り戻していたので、荒練りが出来ました。それから菊練り。思い返せば陶芸を始めた頃は、この菊練りがなかなか出来ず、陶土をどうしたら均一の質にで […]

三連休 陶彫開始

昨日予感していた通り陶土が残り少なくなっていました。おまけに密封していたにも関わらず硬くなっていて、まずそこから作業を始めなければなりません。今日のところは陶土を細かく砕いて水を打ち、しばらく寝かせることにしました。まだ […]

陶土に親しむ

木彫による「構築〜起源〜」の制作が軌道に乗ってきたところで、次の新作を同時にスタートさせようと考えています。一部に陶彫を使う作品なので、「発掘」シリーズになる予定です。前にぼんやりとイメージしていた壁の上に住居が連なる作 […]

ブログを書く習慣

ホームページを始めて、毎晩パソコンの前に座るようになり、ブログに何を書こうか思い悩む日が少なくありません。ブログを書かないと今日一日が終わった気がしないのです。そのくらいこれは生活の中に浸透してきています。ホームページで […]

朝晩めっきり冷え込んで…

朝晩めっきり冷え込んできました。自分は朝5時半に起きて6時に家を出るため、夜明けの様子がよくわかります。最近は日が出るのが徐々に遅くなっています。秋は好きな季節ですが、朝晩と昼間の温度差が大きく体調を崩しがちになるのがた […]

野菜中心の食事

健康のために最近は野菜中心の食事です。年齢のせいか肉料理を好まなくなりました。滞欧生活をしていた頃は肉類と炭水化物ばかりだったのに、今は野菜がないとやっていけません。幸い緑黄色野菜が好きなので、一日の栄養摂取バランスはい […]

「ながら制作」の習慣

学生時代、とくに高校生の頃によくラジオを聴きながら勉強していて、ダラダラと時間ばかりが過ぎて頭には少しも入らないということがありました。当時「ながら勉強」と言っていましたが、意味は音楽を聴きながら、テレビを見ながら…の「 […]

制作の弾み

昨日、世田谷美術館で開催している「ダニ・カラヴァン展」を見てきたおかげで自分の制作に弾みがつき、今日はよく仕事が進みました。一番短い杉の柱を6本荒彫りして、さらに雛型も作りました。RECORDも一気に描き上げた後、夜に画 […]

「ダニ・カラヴァン展」

イスラエルの環境彫刻家で、大きなスケールの作品を展開しているダニ・カラヴァンのことは写真等で知っていましたが、東京の世田谷美術館で「ダニ・カラヴァン展」を開催しているので、自分の作業を中断して行ってきました。オリジナルの […]

模型作りの楽しさ

すべての彫刻作品をまず雛型で作って実作に取りかかるのが理想ですが、時間の関係やら気持ちの問題でなかなかそうはいきません。雛型(模型)作りは細々とした細工に楽しみを覚えて、それで満足してしまう結果になることがあります。それ […]

RECORDは「平行四辺形」

10月のRECORDのテーマは平行四辺形にしました。長方形を崩したカタチには意外な展開がありそうな気がしています。画面の中に大きくもなく小さくもない寸法で平行四辺形を入れて、そこに何か要素を加えることで意外な効果がでるよ […]

10月になりました

10月になりました。暑かった季節はどこへやら、職場はネクタイと上着の着用になりました。さて、この1ヶ月をどう過ごすのか目標を定めてやっていこうと思います。「構築〜起源〜」の柱はすべて仕上げたいと考えました。まだ一番短い柱 […]