Archives for the Month of 3月, 2010

年度末の超過勤務

3月末を迎えました。職場は人事異動の時期です。年度末の残務整理やら新年度を迎えるに当たっての準備で、職場は慌しくなっています。管理職も職員も仕事に追われて一日が過ぎていきます。このところ自分も超過勤務になっていて、朝7時 […]

多忙な日常に夢見ること

横浜市公務員としての身分と、彫刻家としての創作活動。二束の草鞋の多忙さを度々ブログに書いてきました。自分が選んだことなので言い訳はしません。しかもこの不況な世の中で、公務員という身分保障があるからこそ創作行為という夢現な […]

「フラガ神父の料理帳」展

表題の展覧会が、長野県東筑摩郡麻績村で4月21日より開催されます。師匠である彫刻家池田宗弘先生が、麻績村に根を下ろし、もうずい分日が経ちました。自分は毎年夏に先生宅を訪れています。個展の場所は「信濃観月苑」。そこはどんな […]

週末 新作の全体構想

今日は朝から工房に行って制作三昧でした。新作「構築~瓦礫~」のパーツがそろそろ揃ってきているように思います。というのも今回はパーツをどこに組み込んで集合彫刻にするか、あえて考えずに制作を進めてきたので、ここで終了という決 […]

週末なのに出勤日

週末なのに出勤しました。職場が持っている施設を使う業者がいたため、管理職としては施設管理の面から出勤を余儀なくされました。おまけにいろいろ不備なところを手伝って、一日が終わりました。自分は振り替え休日は取れません。仕方が […]

再び「三吉演芸場」へ…

大衆演劇がよほど好きと思われがちですが、今月2回目の「三吉演芸場」へ行ってきました。今月の公演をやっている劇団が好きと言うわけでもありません。たまたま今回は管理職仲間で行こうという話しになって、自分が音頭を取りました。や […]

横浜の「ポンペイ展」

先日は3つの美術館を駆け巡り、鑑賞三昧の時間を過ごしました。これは制作と同じくらい大切にしているもので、見たい展覧会が重なると出かけていきます。チケットを贈ってくれる知り合いがいることも大きな要因です。この日、3つ目に辿 […]

具象復活のVOCA展

先日、東京上野に出かけ、東京国立博物館の「長谷川等伯展」と上野の森美術館の「VOCA展」を観てきました。「長谷川等伯展」の混雑ぶりに比べると、若い世代の画家による「VOCA展」はゆったりと観ることができました。若い世代と […]

在野の長谷川等伯

先日出かけた東京国立博物館平成館の「長谷川等伯展」。見たかった絵は当然「松林図屏風」ですが、御馴染みの画家でも生涯を通して、どんな画業を打ち立てたのか、とくに修行時代の作品が見てみたい気持ちがあって、混雑が予想される国立 […]

三連休の終わりに…

昨年の三連休は図録のための写真撮影をして、7月の個展のために準備を始めていました。それに比べると今年はかなり遅れています。初日は手間暇かけた陶彫パーツをひとつ潰しています。翌日は気分転換のために美術館巡り。今日は朝から工 […]

週末 美術館巡り…

三連休の中日です。今日は自分の制作をリセットして、もう一度新たな気持ちで取り組むために美術館巡りを行いました。一つ目は東京上野の国立博物館で開催している「長谷川等伯展」、二つ目は上野の森美術館で開催している「VOCA展」 […]

週末 苦渋の決断

今日から三連休になり、制作三昧の日々を送る予定です。今日は陶彫パーツで苦渋の決断をしました。新作「構築~瓦礫~」の陶彫パーツが30数個出来上がり、工房の床に置いてあります。今まで焼成中に割れてしまったパーツが1点、さらに […]

「シルビア・ミニオ=パルウエルロ・保田」作品集

表題の作品集は物故作家によるもので、ずっと以前に神奈川県立近代美術館のアート・ショップで購入したものです。シルビア・ミニオ=パルウエルロ・保田さんはイタリア人で、美大の教壇に立っていられた保田春彦先生の奥様です。自分が大 […]

読書・RECORD・ブログ…

一日のうちで美術に関係したことをやっているとすれば、通勤途中に美術書を読むこと、帰宅してからRECORDを描くこと、就寝前にパソコンに向かい、このブログを書くことです。ウイークディに陶彫や木彫をやることは、時間的にも気力 […]

大衆演劇「三吉演芸場」へ

昨年のブログにも書いている横浜の下町にある「三吉演芸場」。今年も大衆演劇を楽しみに演芸場にやってきました。今年は職場の一部署ではなく、今年度職場に配属された新人3人を連れてきました。横浜市公務員である以上、横浜の情緒いっ […]

葉山の「長澤英俊展」

先日、横須賀美術館と県立近代美術館葉山を巡り、春の湘南海岸を満喫してきました。県立近代美術館葉山では表題の「長澤英俊 オーロラの向かう所」展が開催されていました。同伴の若い美大生は、作品の持つ素材感や空間の解釈に感動して […]

横須賀の「ワンダーシニア30展」

先日、横須賀美術館に行って表記の展覧会を観て来ました。「ワンダーシニア30展」というのは、60歳代から70歳代の日本の洋画家32人による旧作と新作を並べた展覧会のことで、日本の高度成長の中で画家としてデビューし、現在まで […]

春うららかな湘南へ

美大の受験勉強をするため工房に通ってきていた子が、目指す美大の工芸工業デザイン学科に現役で合格しました。きっとこの子も大学の課題制作や私の陶彫の手伝いのために、工房に引き続き通ってくるだろうと思います。若い世代に工房を利 […]

RECORD12月・1月アップ

2008年12月と2009年1月のRECORDをホームページにアップしました。これは2月から翌年1月までの1年間でまとめていたRECORDの2シーズン目になります。因みに翌年持ち越しになるのはこのシーズンで終わりにしまし […]

花粉症の季節

花粉症は20年前に発症し、加齢と共にだんだん弱まってきたように思いますが、それでも朝の寝起きや夜の就寝の頃になると、くしゃみが立て続けに出ます。しばらくすると治ってくるのが最近の傾向です。昔は涙目になったり、鼻づまりにな […]

通勤途中に壊れた鞄

昨年4月に今の職場に転勤してきて、まず鞄を購入しました。A4版の資料が収まるサイズのものが欲しかったのです。さらに自家用車通勤からバスや電車の通勤になって鞄の需要が増えると思いました。案の定、鞄を肩から提げて歩くことが多 […]

仕事帰りに窯出し

仕事の帰り道にちょっと工房によって、窯出しをしてきました。日曜日の夕方に窯入れをして、水曜日に窯出しをするという習慣が出来つつあります。工房はほんのり暖かくなっていて、窯の中の温度は100度少々まで下がっていました。窯の […]

作家不在の工房の存在感

ロベール・ドアノー写真集「芸術家たちの肖像」の中で、工房だけが撮影されている頁があります。そこに作家はいません。ただし、文章で作家の存在が示されています。「そこはヴォージラール通りの裏手にある行き止まりで、緑が好き放題は […]

風景の再構築

近隣を散策していると、かつて自分が小学校に通った小道が変貌していて、昔の見慣れた風景が思い出せなくなっているのに気づきます。住宅が密集し、かつての小道より大きな通りが横に出来ていて、ここまで変わってしまうと自分の記憶に自 […]

週末 窯入れ・タタラいろいろ

昨日、土練りをしたので今日はそれを使ってタタラを作り、成形の準備をしました。今日も相変わらず工房は寒く、身体が縮こまっています。先日工房での冬を乗り切れたと思ったら、まだまだ寒い日が続きます。FMラジオを流して、陶土を弄 […]

週末 土練り・成形いろいろ

昨日と打って変って寒い一日でした。今日はボランティアの子がやってきて、土錬機を回して土練りをやってくれました。陶土は1包みが20キログラムで、それを4つほど練っていきます。1ヶ月に1度くらいの割合で、80キログラムの陶土 […]

暖かな一日

今日はようやく春らしい一日が訪れたように感じました。室内で仕事をしている身には季節感がまるでないのですが、通勤途中に肌に触れる空気は、柔らかく暖かな感じを持ちました。工房の周囲には梅が咲いています。風景の中に花が咲き始め […]

「余白に書く」を読む

表題の「余白に書く」というのは、「瀧口修造全集Ⅳ」の副題です。「余白に書く」とはどういうことだろうと思って読み始めました。「余白に書く」とは展覧会や公演に寄せた文章であることがわかり、その夥しい数の文章が「瀧口修造全集Ⅳ […]

読書ができる貴重な時間

職場では管理職といえども雑用に追われる毎日で、こんな時に通勤時間帯や余暇に読書ができる幸せを感じます。本を読む、活字を追う行為から広がるイメージの世界は、自分が今まで蓄積したあらゆる体験や経験を駆使して構築したものです。 […]

3月RECORDは「穿つ」

昨日から今月のRECORDのテーマを考えながら、一日1点のポストカード大の作品作りを行っています。RECORDというのは、日々の記録として作品を作っていく総称で、自分に課したノルマでもあるのです。自分のホームページにも過 […]

3月 春の宵に…

ずい分暖かくなりました。今日から3月です。昨年のブログを見ると、この時期「発掘~赤壁~」が出来上がりつつあって、週末頑張っている様子が伺えます。今年の「構築~瓦礫~」は、どうも今月中に出来上がりそうもありません。まだ全体 […]