Archives for the Month of 4月, 2019

連休④ 平成時代の幕引き

連休4日目ですが、今日が4月最終日となり、また天皇の退位により平成時代の幕引きとなる一日でした。私は昭和の時代に生まれて学生時代を過ごしました。大学で彫刻という表現に出合い、創作の世界を求めて海外で5年間暮らしました。帰 […]

連休③ 千葉県佐倉から神奈川県平塚へ

連休3日目の今日は工房での作業を休んで、朝から家内と車で地方の美術館巡りをしてきました。地方といっても日帰りのため首都圏の範囲です。まず首都高速から東関東自動車道に乗り、千葉県佐倉にあるDIC川村記念美術館に行きました。 […]

連休② 寒暖差が疲労を誘う

昨日は冬が再来したかのような寒さの中で、朝から工房に篭っていました。ストーブを焚こうか迷うほどでしたが、テーブル彫刻「発掘~曲景~」の柱を彫っているうち、身体が温まってきてちょうどよい具合になりました。陶彫部品の彫り込み […]

連休① 3本目の柱の木彫

10連休が始まりました。連休は展覧会や音楽会の予定もありますが、ほとんどを工房で過ごすことになります。まずは「発掘~曲景~」の完成が目標です。「発掘~曲景~」はテーブル彫刻なので、先日より作っているテーブルの下に吊り下げ […]

10連休を迎えるにあたって…

私たちの職種は暦通りに休日がとれます。休日は勤務を要しない日ですが、全職員のうちの大半が、さまざまな用事で休日出勤をしているのではないかと予想されます。私はもうひとつの仕事があるので、暦通りに休ませていただきます。この1 […]

テーブル彫刻「発掘~曲景~」について

現在制作中のテーブル彫刻に題名をつけました。昨年発表したテーブル彫刻は「発掘~角景~」で、ピラミッド型の陶彫部品をテーブルの下に逆さまにして吊り下げた作品でした。ピラミッド型の陶彫部品には曲面はなく、すべて平らな面で仕上 […]

「日本で装う 仕組と趣向がはずむ」について

「日本流」(松岡正剛著 筑摩書房)の第三章は「日本で装う 仕組と趣向がはずむ」という副題がついていて、前章より引き続いて職人に関する日本独自の視点が述べられています。著者は京都の呉服屋に生まれたそうで、現代日本における和 […]

「日本も動く 職人とネットワーカー」について

「日本流」(松岡正剛著 筑摩書房)の第二章は「日本も動く 職人とネットワーカー」について述べられています。日本の職人が持つ「キワ」(際)とか「ハシ」(端)の考察です。私の祖父は宮大工、父は造園業を営んでいたため、私は職人 […]

代休 陶彫一辺倒の日

今日は土曜日にあった休日出勤の代休で、一日中工房に篭っていました。来週から連休が始まりますが、その前に乾燥した陶彫部品の窯入れを行おうと思っていました。先週くらいから陶彫と併行して木彫を始めましたが、今日は木彫を休んで […]

週末 もうひとつの世界へ…

ウィークディの仕事と週末の仕事、2つの世界を行き来している自分は、数十年の間にこれが習慣化して、精神的なバランスをとってきました。週末の仕事は創作活動で、公務員になる前からやっていました。キャリアとしては公務員より長いの […]

新しい職場での休日出勤日

今月初めに瀬谷区に転勤してきて、今日が初めての休日出勤日となりました。私たちの職種は、年間何回かは組織的な休日出勤日を設けています。職場を地域に開放する目的があって、休日出勤を行っているのですが、当然横浜市内で地域差もあ […]

「日本を語る 多様で一途な国」について

「日本流」(松岡正剛著 筑摩書房)は、読み易いうえに視点がユニークなので、通勤途中やちょっとした休憩時間に、つい頁を捲って読んでしまいます。第一章は「日本を語る 多様で一途な国」について述べられています。ここでは現代日本 […]

連盟ニュースより記事抜粋

私は日本美術家連盟(一般社団法人)の彫刻部に所属しています。そこから毎月「連盟ニュース」が郵送されてきて、記事を楽しみにしています。4月号は「ご意見番に聞く」というコーナーで、私にとってお馴染みのギャラリーせいほうの田中 […]

「日本が思う 歌を忘れたカナリア」について

先日から「日本流」(松岡正剛著 筑摩書房)を読み始めています。序章は「日本が思う 歌を忘れたカナリア」という題名がついていて、冒頭に「日本で最初に唄われた童謡は『かなりや』です。大正七年(1918)に西条八十が詞を『赤い […]

「コンポジション」について

前の職場から現在の職場に持ってきて、休憩中に読んでいる書籍があります。これを鞄に携帯していないのは、フランスの現象学者による至極難解な絵画論であるため、じっくり落ち着いて読んだ方がよいと思っているからです。読み始めてから […]

「日本流」を読み始める

「日本流」(松岡正剛著 筑摩書房)を読み始めました。著者の松岡正剛氏はネットにある「千夜千冊」でその名を知り、その読書歴の凄さと書籍に対する視点と解釈に魅せられてきました。私自身が難解な書籍に挑んでいる時に、「千夜千冊」 […]

週末 AM陶彫 PM木彫の制作

今日は朝9時に工房に行きました。電気工事の業者が昨日に引き続きやってきていました。私は午前中は陶彫成形に集中していました。昨日タタラを作っておいたので、いつものようにタタラと紐作りの併用で、円形の陶彫を立ち上げました。テ […]

週末 久しぶりの木彫制作

暖かい陽射しの中、朝から工房に行っていました。ロフト拡張工事に伴って配線工事が入り、朝9時から夕方まで業者が出入りしていました。私はテーブル彫刻に設合する陶彫部品を作り始めるため、大き目のタタラを複数枚準備していました。 […]

映画「あなたはまだ帰ってこない」雑感

常連にしている横浜のミニシアターは夜9時から上映されるレイトショーがあります。昨夜は仕事から帰って自宅で夕食をとってから、フランス映画「あなたはまだ帰ってこない」を観てきました。映画の紹介文に「第二次世界大戦時のナチス占 […]

「ある日の彫刻家」読後感

「ある日の彫刻家」(酒井忠康著 未知谷刊)を読み終えました。現代彫刻に関する論考は、私にとって刺激であり、同時に癒しでもあります。本書に取上げられている彫刻家の中には、私が直接影響を受けた作家もいて、私自身が若かった頃に […]

密教と曼荼羅について

先日訪れた東京国立博物館で開催中の「国宝 東寺」展。圧巻だった立体曼荼羅として配置された仏像の数々。どうして釈迦の教えを広い空間を駆使して図示化したのか、その曼荼羅とは何か、仏像と仏像の間を歩きながら、それら配置の妙を自 […]

上野の「国宝 東寺」展

京都にある東寺には幾度か足を運んだことがあります。東寺の講堂に安置された21体の仏像からなる立体曼荼羅が見たくて、京都では東寺を度々訪れたのでしたが、講堂の中は薄暗がりで、その雰囲気だけを味わっていました。それでも魂の篭 […]

離任式に贈られたコトバ

私の職種では、離任式はこの時期に行われる式典のひとつです。その式典の最中に若い世代の人たちから、離任する職員にお別れのコトバを贈られる場面があります。私は一般職員の頃から幾度となく別の職場へと異動(離任)をしてきましたが […]

週末 テーブル彫刻の制作開始

今日から今年の個展に出品するテーブル彫刻を作り始めました。テーブルの天板は既に切断してあって、今日は天板を支える木の脚をデザインしました。脚は3本で、全て曲面にしようと思っています。下にいくほど細くなっていくように彫って […]

週末 地域行事&美術館散策

横浜市瀬谷区の職場に転勤してきて最初の週末ですが、職場周辺の地域行事があって午前中は職場に出勤しました。地域住民と一緒に近隣を散策するイベントで、「安全散歩の会」と称されていました。瀬谷区には瀬谷八福神めぐりがありますが […]

新しい職場の大きなイベント

4月1日に転勤してきて、職場の雰囲気にまだ慣れていないのに、今日は大きなイベントを迎えることになりました。このイベントで一気に職場の仲間たちと親しくなれた気がしました。私は自分の職種をNOTE(ブログ)に書いていませんが […]

4月RECORDは「対峙の風景」

「対峙」とは相対して聳え立つことで、両雄が睨んでいる状態をイメージして、今月のタイトルにしました。最近のRECORDでは「対」というタイトルで、相対するモノを具現化して表現したことがありましたが、似たような表現になること […]

19’ 4月の制作目標

今月の制作目標を考えました。最初に19’とつけたのは過去に同じタイトルがあるかもしれず、敢えて西暦を入れたのでした。4月は職場としては多忙です。年度初めにやらなくてはならないことがたくさんあって、気持ちが落ち着きません。 […]

映画「エマの瞳」雑感

先日、常連になっている横浜のミニシアターにイタリア映画「エマの瞳」を観に行ってきました。主人公は盲目の女性エマと仕事漬けでプレイボーイのテオ。この2人の恋愛が中心になる物語ですが、境遇が対照的な2人がどうして惹かれあうよ […]

4年目の再任用管理職

新年度になりました。私は4年目の再任用管理職として、横浜市旭区の職場から瀬谷区の職場に転勤してきました。私は再任用満了まで残すところ2年です。この2年で何が出来るのか、自分でも甚だ心許ないのですが、この職場に骨を埋めるこ […]