Archives for the Month of 12月, 2018

2018年HP&NOTE総括

2018年の大晦日を迎えました。まず今年の総括を行う前に、今月を振り返ってみたいと思います。新作の陶彫制作ですが、冬季休業の制作目標であった8個が昨日までに出来上がり、現在33個の陶彫部品が、焼成済みか、乾燥を待っている […]

葉山の「堀内正和展」

先日、神奈川県葉山にある神奈川県立近代美術館葉山館に「堀内正和展」を見に行ってきました。タイトルが「おもしろ楽しい心と形」となっていて、故堀内正和氏による解説のついた5つの部屋から成り立つ、まさに面白くて楽しくて、もうひ […]

川崎の「イサム・ノグチと岡本太郎」展

先日、神奈川県川崎の生田緑地にある岡本太郎美術館に行きました。同館で開催中の「イサム・ノグチと岡本太郎ー越境者たちの日本」展が見たくて、久しぶりに木々に囲まれた岡本太郎美術館まで足を伸ばしたのでした。彫刻家イサム・ノグチ […]

制作&葉山の美術館へ

昨日に引き続き、今日も昨日と同じようなスケジュールの一日になりました。朝から工房で陶彫制作をやっていました。冬季休業の制作目標である陶彫部品8個の完成は、あと2個になり、今年中に達成できる見込みになりました。来年早々は根 […]

制作&川崎の美術館へ

今日から休庁期間が始まる29日までは年次休暇をいただいて、職場には出勤せず、連続した制作時間を取ることにしました。毎日のように朝から工房に篭っていると、だんだん頭の中が現実離れをしてきて、不思議な気分になります。退職すれ […]

映画「メアリーの総て」雑感

先日、常連である横浜のミニシアターに19世紀の英国を舞台にした映画「メアリーの総て」を観に行きました。主人公メアリー・シェリーは「フランケンシュタイン」の作者です。18歳でこの物語を執筆した彼女の動機や背景が描かれていて […]

代休 制作&賀状宛名印刷

今日は私の職場では代休になっています。12月1日の土曜日に休日出勤をしていて、今日振替休日を取っているのです。私の職場だけは四連休になって、クリスマスを家族や親しい人たちと過ごせるように配慮しています。クリスマスと言って […]

振替休日 制作&映画鑑賞

今日は天皇誕生日の振替休日になります。言わば三連休の最終日です。今日は過密なスケジュールで一日を過ごしました。朝から工房に行って陶彫成形をやっていました。昨日タタラを準備していたので、今日は冬季休業の制作目標8個のうちの […]

週末 平成最後の天皇誕生日

今日は平成最後の天皇誕生日でした。今日は日曜日でもあるので、明日は振替休日になります。天皇陛下は85歳になられたようで、穏やかに国民に話をされている様子がテレビから伝わりました。昭和とは違い、平成は我が国が巻き込まれる戦 […]

週末 冬季休業の初日

今日から職場は冬季休業に入ります。出勤日もありますが、年休を使うと最大16日間の休みが取得できます。この長期休暇の制作目標は陶彫部品を8個作ることです。単純に計算すれば2日で1個作るわけですが、職場外の催し物に参加したり […]

16日間の過ごし方

明日から最長1月6日まで冬季休業を取得できるように、私の職場では「働き方改革」を進めています。職員によっては出勤を余儀なくされる部署もありますが、年末年始を迎えるこの時期は、それぞれの家庭事情を考えて適切に休んでほしいと […]

造形に纏わる雑感

高校時代、工業デザインを学ぼうとしていた私は、大学では彫刻を学ぶことになり、そこで出会った師匠に刺激を受けて、今まで40年以上も彫刻に関わり続けています。日常生活の質の向上を目指すデザインに比べると、社会的ニーズのない造 […]

現象学の書籍読破の目標

昨日、一昨日のNOTE(ブログ)に「見えないものを見る カンディンスキー論」(ミシェル・アンリ著 青木研二訳 法政大学出版局)の単元毎のまとめを掲載しました。著者であるミシェル・アンリはフランスの現象学者で、抽象絵画の先 […]

「目に見えない色」について

昨日に引き続き「見えないものを見る カンディンスキー論」(ミシェル・アンリ著 青木研二訳 法政大学出版局)の単元を取上げます。今回は「目に見えない色」についてです。カンディンスキーの著書「点・線・面」の中では、色彩以外の […]

「要素の統一性」について

「見えないものを見る カンディンスキー論」(ミシェル・アンリ著 青木研二訳 法政大学出版局)の中で、「要素の統一性」について取り上げます。冒頭の文章から引用すると「要素の統一性とは絵の統一性にほかならない。それはコンポジ […]

週末 工房ロフト拡張計画

今日は朝から工房に篭って制作三昧でした。工房は亡父が残してくれた植木畑の中にあります。早朝、畑を歩くと所々に霜がありました。いよいよ寒くなってきたなぁと感じていて、ストーブを焚き始めました。ただし、家電用のストーブなので […]

週末 制作&シュトレン購入

週末になると、陶彫制作のみに終わらず、何かの用事を一緒に済ませています。今日は映画館や美術館ではなく、知り合いのパティシエの店に足を運びました。用事があっても制作工程は変わらずにやっているので、朝から工房に行って成形のた […]

12月RECORDは「跨」

一日1点ずつポストカード大の平面作品を作ることを自分に課しているRECORD。文字通りRECORD(記録)ですが、毎晩制作しているにも関わらず、ペースが追いついていかない困難さを抱えています。下書きだけが先行していて、今 […]

ムンクの「叫び」について

あまりにも世界的に有名になったムンクの「叫び」。全部で4点あるようですが、そのうちの1点が東京都美術館に来ていました。先月、「ムンク展」を見てきましたが、「叫び」の人気で混雑を極めていました。ほとんど日本では「叫び」がキ […]

上野の「ムンク展」

このところ大きな規模の展覧会が相次いでいて、先月は東京の上野公園によく出かけていました。ノルウエーの画家エドワルド・ムンクの「叫び」が来日していて、私が行った先月末も長蛇の列が幾重にも連なっていました。ちょうどその日は、 […]

映画「ボヘミアン・ラプソディ」雑感

先週の金曜日のレイトショーに人気急上昇中の映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観に行きました。映画になったロックバンドのクイーンは私より上の世代の人たちが熱狂したバンドです。当時学生だった私も日本を席巻したクイーンのヒットナ […]

横浜の「駒井哲郎展」

昨日、横浜のみなとみらい地区にある横浜美術館で開催している「駒井哲郎展」に行ってきました。副題を「煌めく紙上の宇宙」としていて、銅版画のパイオニア的存在だった故駒井哲郎の大掛かりな回顧展になっていました。展示は駒井作品に […]

週末 制作&横浜の展覧会

週末になると、どこかの美術館に行くという習慣が先月から続いています。陶彫制作も余裕がない中で、何とかやり繰りしている按配ですが、今日も夕方美術館に行ってきました。鑑賞があるからといって制作工程はそのまま続行しています。朝 […]

週末 益子から陶土が届いた日

陶彫を作るためには陶土の調達やら焼き窯等の設備が必要です。道具も多岐にわたっていて、その中には自分で作ったヘラも含まれています。それらは自分の創作イメージを具現化する中で、少しずつ整えてきたものです。一朝一夕にはいかない […]

「体験流の構成」について

「経験の構造 フッサール現象学の新しい全体像」(貫茂人著 勁草書房)の第七章「体験流の構成」を読み終えました。体験流の構成とは何か、冒頭の文章に述べられていた箇所を引用いたします。「体験流の構成とは、過去の体験を想起し、 […]

フェルメール「牛乳を注ぐ女」について

画家フェルメールの「牛乳を注ぐ女」は世界的に有名な名画です。フェルメールの傑作はまだ他にもありますが、上野の森美術館で開催されている「フェルメール展」のラストを飾っていた「牛乳を注ぐ女」は、やはり自分の心を捉える傑作だっ […]

上野の「フェルメール展」

事前予約が必要な美術展に行ったのは、私は初めてだったかもしれません。それほど上野の森美術館で開催されている「フェルメール展」には国際的に見ても貴重な作品が多数来日していると言っても過言ではありません。鑑賞したのは先月でし […]

HPに2017’10月~12月分RECORDをアップ

10月28日(日)に2017年の10月から2018年の9月までの1年間分のRECORDの撮影をカメラマンにしていただきました。一日1点ずつポストカード大の平面作品を作っているRECORDは、文字通りRECORD(記録)で […]

映画「チューリップ・フィーバー」雑感

昨晩、常連にしている横浜のミニシアターに「チューリップ・フィーバー」を観に行ってきました。先日、東京上野にある上野の森美術館で開催されている「フェルメール展」に行ったばかりで、私は17世紀オランダの風俗に気持ちが浸りきっ […]

週末 制作&フェルメールに通じる映画鑑賞

昨日が休日出勤だったため、仕事から帰ってきた夜に、工房に出かけて陶彫成形のためのタタラを準備していました。今日は朝から工房に籠って、23個目になる陶彫制作をやっていました。朝から夢中になって制作をしていたのは、夕方、家内 […]

週末 休日出勤から12月が始まる

週末ですが、私の職場では今日は休日出勤でした。この代休を12月25日にとる予定で、冬季休業を連続して取得できる環境を作っています。今週は土曜日まで出勤する長い1週間でしたが、年末の休庁期間を含めた冬季休業に創作活動を充て […]