Archives for the Month of 9月, 2008

ボツワナ建国レセプション

ボツワナ大使館から建国42周年のレセプションの招待状が届きました。横浜・アフリカ会議があった時に、ボツワナの舞踏を職場に紹介したことが縁になったのではないかと思います。東京赤坂のホテル・ニューオータニ鳳凰の間は、様々な立 […]

破壊し創造するパワー

人が作るものは、より大きな世界やより深遠な世界に辿り着くために破壊と創造を繰り返すものと若い頃に教わりました。自分が今まで大切に培った感覚を壊していくのは容易ならざるパワーが必要です。作品が上手にまとまりすぎると、所詮は […]

再びエンジントラブル

通勤に使っている自家用車のエンジン警告灯がずっと点灯していて、デイーラーに電話をしました。自分の車は3年ほど前に購入したアメリカ製の車です。この3年間に3回のトラブルに見舞われ、さすがに次にトラブルがあったら、もう国産車 […]

木を彫り続ける週末

週末は木彫に明け暮れています。現在は大きな作品のパーツを作っているのですが、この制作過程が一番健康的な精神状態を保っている時かもしれません。彫り出されてくるカタチに小さな感動を覚えたり、自分の心に眠っている感覚を探ってみ […]

RECORD 佳境に入る

ポストカード大の平面作品を1日1枚のノルマで作りあげ、全タイトルをRECORDとして、1年間でまとめ上げる連作をやっています。RECORDは2年目に入り、もうそれも半年以上が過ぎています。今年は5日間をシリーズとして展開 […]

豆好きの食卓

秋になると食事が美味しくなって、腹のまわりが気になる自分としては困っています。自分の好物は一言で言えば「豆」です。朝の納豆から始まり、夜は豆腐の味噌汁、主菜の他に金時豆やらウグイス豆、黒豆などの一品が食卓にのります。小豆 […]

イメージする力

造形による創作活動をやっているおかげか何事にもイメージする力が身についていると感じています。それは今日一日をどんなふうに過ごすとか、今抱えている仕事はどう片付けるのかとか、ほんの少しばかり先にある目的を達成するための方策 […]

秋分の日にも…

久しぶりの晴天で、ようやく秋らしくなった清々しい一日でした。今日は秋分の日で休日でしたが、相変わらず木彫の作業に明け暮れています。作業場の窓から入り込む日差しを美しく感じながら鑿を振るっていました。どこかに出かけたい気持 […]

個展の評檀より

ビジョン企画が出版している新報に今年の夏にやっていた展覧会の評論が掲載されていました。フェルメール展を初めとする特別企画展から東京各地の個展までの寸評があって、自分の個展は彫刻部門の中ごろにありました。「焼き締めの陶彫に […]

週末の凝縮した時間

この週末も制作三昧で凝縮した時間を過ごしました。瞬く間に過ぎていく時間に追われるように杉の柱に鑿を振るい、雛型の小さな柱に小刀を振るい、RECORDの今日の分を仕上げています。ゆっくりお茶を飲む暇もありません。充実してい […]

眼で散歩する楽しみ

「発掘〜遺構〜」を今夏ギャラリーせいほうで発表した時、見に来てくださった人から、自分が小さくなってこの陶彫による都市空間を散歩してみたいという感想をいただきました。昨日のブログに書いたパノラマとしての広がりをもつ集合彫刻 […]

パノラマとしての彫刻

先日のブログで「森を俯瞰する作品」について触れました。森を俯瞰するというフレーズが我ながら気に入ってしまい、もう少しこだわってみたいと考えました。自分は制作ばかりやっていられない経済的な状況があって、創作活動は横浜市公務 […]

ブラジル×ヨコハマ時の懸け橋

横浜市民ギャラリーで「ブラジル×ヨコハマ時の懸け橋」とタイトルのついたブラジル日系画家による100年の歩みを総括する展覧会をやっています。今年はブラジル移住100周年にあたるそうで、物心共に安定した日系人が芸術の世界でも […]

RECORD10月・11月アップ

一日一枚ずつポストカード大の平面作品を作り続けて、それに「RECORD」というタイトルをつけています。ホームページに少しずつアップしていますので、いつでも見られます。昨年の10月と11月に制作したRECORDを昨日アップ […]

森を俯瞰する作品

まだ柱の本数が足りないことがわかって、今日は杉材の追加購入をしました。やや長めの柱をさらに8本彫っていきます。材料の購入はちょっといい気持ちになります。可能性が広がるためかもしれません。床材も業者にお願いしました。全体が […]

全体構想を念頭に入れながら…

三連休に課した目標は何とかクリアすることができ、次なる目標が見えてきました。今まで彫った杉の柱は62本、長い柱で2メートル、短い柱で90センチとなっています。これからは雛型を確認しながら、あとどのくらい柱が必要になるかを […]

木の裂け目を生かす

現在彫っている杉材は上等なものではありません。杉材にしては比較的安価で売られているものです。節や裂け目があちらこちらにあり、かえってそれが面白くて購入しました。今日彫ったものもかなり大きな裂け目があり、彫っている途中で2 […]

三連休・貴重な時間

今日から三連休になり、制作三昧になれる幸せを感じます。三連休に何をすべきかという身近な目標を立て、貴重な時間を有効に使いたいと思います。さしずめ杉の柱を一日2本ずつ彫って、6本は荒彫りを終えることを目標にしました。単純な […]

7年前の陶彫の感想より

ニューヨーク同時多発テロの場所グランド・ゼロに献花をする人々の記事が今日の新聞に掲載されていました。ちょうどその頃、都市空間を陶彫で表現した作品を作っていて、これを横浜で発表したら、これはテロに対する抗議かと人に聞かれま […]

眠りに誘われて…

この頃、夕食を済ますと眠くて眠くて仕方ありません。RECORDを描かなければと思いつつ、ちょっと寝転がるとそのままぐっすり寝てしまうことが結構あります。昼間の公務、たまに夜行くスポーツクラブの水泳、週末の創作活動を考える […]

星・月・虫の音

夏の暑さとはだいぶ変わってきたとはいえ、晴れた日はまだまだ残暑で汗をかきます。でも夜になると秋の雰囲気が漂います。家内を車で迎えに行った帰り道、星がよく見えました。月も満月ではないにしろくっきりと見えていました。我が家は […]

空気澄みわたる一日

爽やかな一日でした。湿度が低く空気が澄みわたっていました。このまま秋になっていくのでしょうか。気候の変わり目は気分の変わり目でもあります。景色が陽の光をうけて、くっきりと浮かび上がり、木々がやや濃い陰影を落としているのを […]

リンゴに寄せる思い

長野県に住む師匠で彫刻家の池田宗弘先生から箱詰めのリンゴが届きました。電話でお礼を申し上げると、「君が夏来た時に用意できなくて…」と相変わらず張りのある元気な声が返ってきました。さっそく頂いたリンゴをひとつ食べました。採 […]

「おわら風の盆」の夕べ

職場の近くの区民文化センターで、家内が胡弓を演奏すると言うので、夕方聴きに行ってきました。富山県八尾だけでなく、ここ横浜でも「おわら風の盆」は同好会によって演奏が続けられています。町流しもあると聞いたのですが、夜まで居ら […]

週末の作業場から

ウイークデイは忙しい公務があるため今月から週末の制作を再開しました。これから12月の年越しまでウイークエンドアーテイストです。まだ残暑が厳しく相変わらず汗をかきますが、週末は貴重な時間なので朝から夕方まで作業をしています […]

画家の人生ドラマを読む

読書の秋とは言え、まだ残暑が厳しく活字を追う気分にはなりません。でも夏から続いている本があります。今読んでいるのはフランドルの画家フェルメールに関するものです。たまたま東京でフェルメールの展覧会をやっていますが、それに関 […]

雛型と実作品の関係

今制作中の「構築〜起源〜」は最初に雛型を作ることはせず、いきなり実材を彫り始めました。杉の柱が数十本立ち並ぶ構成になりますが、ここにきて雛型を作る必要性を感じます。柱の長短を調整したいことと全体構成にやや不安があるためで […]

滞るカタチとコトバ

公務が忙しくなりつつあるのを言い訳に制作が進んでいません。8月は多忙なスケジュールの合間に制作を進めていました。今月も変わらず頑張らなければと思います。目の前の仕事に追われると、空間をイメージすることもコトバを生み出すこ […]

RECORDは「二等辺三角形」

9月のRECORDのテーマを二等辺三角形に決めました。二等辺三角形はかなり鋭角なカタチにしました。今月はこのカタチを取り込んだ構成を考えていきたいと思います。鋭角なカタチが与える印象は緊張感を生みます。緩やかな構成は考え […]

9月の初めに…

9月になりました。少しずつ公務の仕事が増えてきました。まだ夏の名残りなのか湿度が高く秋という感じはしません。今日、群馬県高崎市にあるNTT東日本から企画展のお誘いがありました。博物館にある古代の発掘品と現代造形作家の作品 […]