Archives for the Month of 11月, 2020

実り多き11月を振り返る

今日は11月の最終日です。NOTE(ブログ)のアーカイブを見ていると、11月はどの年も充実しているようで、創作活動には最適な1ヶ月であることが証明されています。今月も実り多き1ヶ月でした。まず、ウィークディの仕事で言うと […]

今月最後の週末に…

今日が今月最後の週末になりました。工房に朝から篭って23点目になる陶彫成形を行ないました。22点目と23点目はまだ彫り込み加飾が出来ず、午後は乾燥した陶彫部品2点の仕上げと化粧掛けを施して窯に入れました。このところ窯入れ […]

週末 陶彫制作&亡母の遺産相続

昨日、亡母の遺産を管理している税理士が自宅にやってきました。生前の母は家賃収入があり、それを母が入所していた介護施設の経費に使っていました。父が亡くなる前に、両親が揃って公正人役場に出向き、それぞれ公正証書(遺言)を作成 […]

「ル・コルビュジエ」について

「建築とは何か 藤森照信の言葉」(藤森照信他著者多数 エクスナレッジ)の「20世紀のパルテノン神殿」と「20世紀建築の本流に背を向けたル・コルビュジエの謎」についてのまとめを行います。章の最初にル・コルビュジエが設計した […]

「懐かしさ」について

「建築とは何か 藤森照信の言葉」(藤森照信他著者多数 エクスナレッジ)の冒頭の章に「懐かしさ」という感情をもって、建築や造形美術における関係性を謳っている内容がありました。古い建造物の保存活動に携わる人々の行動に、建築の […]

「建築とは何か 藤森照信の言葉」を読み始める

「建築とは何か 藤森照信の言葉」(藤森照信他著者多数 エクスナレッジ)を読み始めました。建築史家であり、自らも建築家としてさまざまな建造物を設計している藤森照信氏の言葉を集めた書籍を、私は楽しみながら読んでいこうと思いま […]

コロナ禍の関西出張

私の職場では1年間に一度関西方面に泊を伴った出張があります。同じ職種の方がこれを読んでいることもあり、関西方面の出張が何を意味しているのか見当がついていると思います。例年、夏季休暇前に実施していて、しかも2泊3日の出張の […]

三連休最終日は加飾&窯入れ

三連休最終日です。天候が良く紅葉も見ごろを迎えている時に、どこにも出かけず工房に篭っていますが、新型コロナウイルス感染が広がっている昨今は、紅葉狩りを控えた方が良いと思っています。結局3日間とも工房に長くいて制作に明け暮 […]

三連休 20点目の陶彫成形&加飾

三連休の中日です。今日も好天に恵まれて工房周辺の木々が美しく紅葉しています。新作の陶彫制作は20点目に入りました。既に焼成が終わっている陶彫部品も10点あります。午前中は新しい陶彫部品の成形を行い、午後は成形が終わって多 […]

三連休は陶彫一辺倒?

今日から三連休が始まりました。新型コロナウイルス感染症が再び広がりを見せ、外出自粛が叫ばれています。私は相変わらず工房へ行き、陶彫制作に明け暮れていました。土練り、タタラの準備をして、成形の終わった陶彫部品に彫り込み加飾 […]

「Ⅵ インタヴュー」のまとめ&読後感

「イサム・ノグチ エッセイ」(イサム・ノグチ著 北代美和子訳 みすず書房)の「Ⅵ インタヴュー」のまとめを行います。この章をもって本書は完結になります。日系アメリカ人彫刻家イサム・ノグチは、その生涯においてさまざまな創作 […]

「Ⅴ 師とのコラボレーターについて」のまとめ

「イサム・ノグチ エッセイ」(イサム・ノグチ著 北代美和子訳 みすず書房)の「Ⅴ 師とのコラボレーターについて」のまとめを行います。この章では日系アメリカ人彫刻家イサム・ノグチが青年時代に師事したり、または影響を与えられ […]

汐留の「分離派建築会100年」展

先日、東京汐留にあるパナソニック汐留美術館で開催中の「分離派建築会100年」展に行ってきました。「分離派」という題名が気になって、本展ではどんな建築のどんなデザインが見られるのか楽しみでした。分離派の主旨としては西欧に興 […]

19’RECORD4月~6月をHPアップ

久しぶりにホームページにRECORD3ヶ月分をアップいたしました。撮影は昨年終わっていて、カメラマンの準備は万端だったのですが、私のコトバが遅くなってしまい、漸くアップできた次第です。2019年は「~の風景」というタイト […]

「マグマを宿した彫刻家」雑感

昨晩、NHK番組「日曜美術館」で取上げられた故辻晋堂の陶彫について書いてみようと思います。表題にある「マグマを宿した彫刻家」とは、大学時代に辻晋堂に師事した彫刻家外尾悦郎氏が言っていた台詞でした。眼に見えないけれど内面に […]

週末 成形&故人陶彫家を偲ぶ

今日は朝から工房に篭り、昨日準備しておいたタタラを使って、19点目になる陶彫成形を行っていました。久しぶりに美大受験生が2人工房にやってきました。2人のうち1人は修学旅行に行ったようで長崎のカステラをお土産にいただきまし […]

週末 制作サイクルについて

週末になりました。ウィークディの仕事から解放される週末ですが、工房での陶彫制作が毎回続いています。新作を作っていると言えども、制作工程は大きく変わるものではなく、土曜日が土練り、タタラを作って翌日の成形に備え、余った時間 […]

横浜の「吉村芳生」展

先日、横浜そごう美術館で開催中の「吉村芳生」展に行ってきました。「超絶技巧を超えて」という副題がつけられていた通り、鉛筆で描かれた写実画には目を見張るような驚きがありました。日常のありふれた情景を撮影し、それを明暗の調子 […]

桃山茶陶の開花について

東京国立博物館平成館で開催中の「桃山ー天下人の100年」展は、絵画に限らず、私にとって興味が尽きないものばかりが並び、日本の伝統文化の重厚感に圧倒されてしまう展示内容でした。安土桃山時代は日本陶磁史上最も隆盛した「茶の湯 […]

複数の「洛中洛外図屏風」を比べる

東京国立博物館平成館で開催中の「桃山ー天下人の100年」展は、その出展作品の内容や展示の視点から見ると、大変大がかりであり、また興味が尽きないものばかりで、日本の伝統文化の重厚感に圧倒されてしまいます。昨日のNOTE(ブ […]

上野の「桃山ー天下人の100年」展

先日、東京上野にある東京国立博物館平成館で開催中の「桃山ー天下人の100年」展に行ってきました。コロナ禍の中の展覧会で、ネット予約で入場したため大変な混雑はなく、全体をゆっくり見て回れました。展示されていた作品はどれも迫 […]

11月RECORDは「黄」

今年のRECORDは色彩をテーマにしてやってきています。今年は残すところあと2ヶ月で、漸く色彩のテーマを終えることが出来ます。11月に「黄」を選んだのは、まさに工房の周囲の木々が紅葉していて、窓から見る黄色の風景が美しい […]

週末 成形ではなく加飾優先

朝から工房に篭りました。週末となれば、新作の陶彫成形を1点追加するところですが、今週末は成形をやめて、今までの成形分の彫り込み加飾をやっていました。昨日は東京と横浜で開催中の展覧会を巡っていたので、タタラ等成形の準備が出 […]

週末 加飾&展覧会巡り

週末になりました。朝7時に工房に出かけ、10時までの3時間、新作の彫り込み加飾をやっていました。早朝制作を遂行したのは、今日は東京と横浜の博物館や美術館へ行く予定があったためでした。いつもならNOTE(ブログ)のタイトル […]

版画による「若林奮」展

故人である若林奮氏は、展覧会の説明によると、鉄を中心に、銅や鉛、硫黄、木などの素材を使って、地形や植物、気象、大気の状態などへの深い自然観と、空間や時間への強い意識にもとづく思索的な作品を制作したことで知られるアーティス […]

町田の「西洋の木版画」展

先日、東京都町田市にある町田市立国際版画美術館で開催中の「西洋の木版画」展に行ってきました。私は学生時代に彫刻を専攻しながら、興味関心をもって試してきた技法が木版画でした。ドイツ表現派のざっくりとした力強く象徴的な世界が […]

映画「異端の鳥」雑感

先日、川崎駅前にある映画館TOHOシネマズへ「異端の鳥」を観に行ってきました。本作を私は新聞で知りましたが、上映館が少ないため自宅近くの映画館を探して、しかも深夜の時間帯に行ってきたのでした。家内が同伴してくれましたが、 […]

文化の日に相応しい創作活動

今日は文化の日です。そもそも文化の日とは何ぞや、というのが私の疑問でしたが、調べてみると文化の日という名称は昭和の時代に始まっていることが分かりました。11月3日は、1946年(昭和21年)に日本国憲法が公布された日であ […]

11月の制作目標

今月の制作目標を考えてみました。今月は昨日の日曜日を含めると5回週末があります。加えて明日の文化の日(火)、23日の勤労感謝の日(月)が休日になっていて、創作活動が可能な日は多いのではないかと思っています。今月も先月に続 […]

週末 秋が深まる11月に…

今日から11月になりました。秋が深まり、朝晩は肌寒い日々が続いています。朝早くから工房に篭り、17点目の陶彫成形に挑んでいました。昼を少々回ったところで成形が終わり、彫り込み加飾は次回にすることにしました。以前作った陶彫 […]