Archives for posts tagged ‘RECORD’

7月RECORDは「揺らぐ楼閣」

RECORDは一日1点ずつ制作していく小さな平面作品で、2007年から制作を開始しています。一日1点というのはなかなか厳しいノルマで、その日がどんな状況であれ、必ず制作をしていくのです。毎年テーマを決めてやっていますが、 […]

週末 梅雨前線の活発化

週末になりました。昨晩から関東地方は豪雨に見舞われていて、夜中に警戒警報が鳴りました。土砂災害に纏わる避難勧告が出されていましたが、私が住んでいる地域は周囲に河川が少ないため、大きな被害にはならなかったようです。梅雨前線 […]

16回目の個展開催の7月

7月になりました。昨年のNOTE(ブログ)を見ていると「15回目の個展開催の7月」というタイトルが7月1日にありました。昨年に倣って今年はタイトルを16回目に変えました。昨年、私はまだ校長職にあって、しかも新型コロナウイ […]

飛躍の6月を振り返る

今日で6月が終わります。今月は7月個展のために図録を作成し、案内状も自宅に届きました。個展に出品する作品の梱包を始めていて、現在は陶彫部品を収納する木箱の製作に追われています。木材を調達しながら木箱を作っているので、意外 […]

6月RECORDは「流転の因」

雨が降れば河川が氾濫し、豪雨ともなれば逆巻く波に家屋が呑み込まれていく場面を何度となく最近の報道で見ています。梅雨の季節になれば水害による悲惨な状況をつい考えてしまうのは私だけではないはずです。梅雨に入るのはいつ頃でしょ […]

2つの新しい印を作る

石による印材に自分の名前を自ら彫り、新しい作品が完成した時に裏側に印を貼っていくのが、私が今まで続けてきた方法です。私の作品が集合彫刻で陶彫や木材で成り立っているため、その組み立てにそれぞれの部品に番号が必要であり、サイ […]

次のステップに向かう6月

6月になりました。そろそろ入梅が発表されてもおかしくない季節です。6月も今まで同様、工房に勤務時間があるが如く決まった時間に通う予定です。今月やらなければならないことは個展の出品作品の修整補填で、厚板土台20点の裏側塗装 […]

新作完成の5月を振り返る

今日で5月が終わります。今月は個展図録用の写真撮影が昨日あったために、これに間に合わせるために夢中になって制作に明け暮れた1ヶ月だったと言えます。31日間のうち工房に行かなかった日は2日だけで、29日間は朝から夕方まで工 […]

5月RECORDは「萌芽の眺め」

日々1点ずつ制作しているRECORDは、その季節に左右されることが多く、工房の窓からの風景を見ていると、青葉若葉が繁り、芳醇な緑に覆われて美しくなった雑木林に、心が安らいでいくのを感じます。5月のRECORDのテーマを「 […]

創作一本になった4月を振り返る

今日は4月の最終日なので、今月の制作を振り返ってみたいと思います。今月の大きな出来事は、長年続いた教職公務員との二足の草鞋生活にピリオドを打って、創作活動一本になったことです。これは自分の生涯の転機ともなることで、今月を […]

4月RECORDは「乱舞する群れ」

春一番に限らず、この季節は風の強い日が多いと感じます。満開の桜の花びらが風に舞っている様子を見て、今月のRECORDのテーマを思いつきました。「乱舞する群れ」は花びらだけではなく、人間のイメージもあって、例えば画家アンリ […]

週末の意識が薄れている週末に…

週末になりました。今月は毎日工房に通っているため、やっと週末になったという意識がありません。週末の意識が薄れている週末とでも言うべきでしょうか。それでも今までの慣習に従って、新作の制作工程のことを書いていきたいと思います […]

一日のルーティンを考える

学校を退職し、私は日々の出勤がなくなりました。一日中自由に過ごせる日常は、退屈と隣り合わせになるかなぁと考えていましたが、1週間以上が過ぎた今は校長職にあった時と変わらない時間の使い方をしています。ただ給与が入ってこない […]

創作一本の4月制作目標

基本的に毎日制作が可能な4月からの制作目標を、例年の慣習に従って立てていきたいと思います。毎日制作できるとなれば陶彫部品を集合させる新作は完成できるのではないかと思っています。今年7月に開催するギャラリーせいほうでの個展 […]

20’RECORD1月~3月をHPアップ

2020年に制作したRECORDのうち1月から3月までのRECORDをホームページにアップしました。昨年10月に9月分までのRECORD撮影が終わっています。私の月毎に添えるコトバが進んでいないため、4月分から9月分のR […]

3月RECORDは「蠢動の兆し」

今年のRECORDは年間を通した統一テーマを設けずに、月毎のテーマ設定をしています。1月は「心の棲家」、2月は「菌の触手」、今月は「蠢動の兆し」とさせていただきました。今月のテーマにだけ季節感を持ち込んでいます。3月は次 […]

一区切りの制作目標

二足の草鞋生活の最後を彩る今月の制作目標を考えました。2021年3月、この1ヵ月で私の制作スタイルは一区切りです。来月から週末を考えなくてもよくなるので、今月に関しては来月を見通して制作目標を立てる必要があります。来月は […]

週末 2月を振り返って…

今日で2月が終わります。週末で朝から工房に籠りましたが、今日の制作状況と併せて今月を振り返ってみたいと思います。今日は陶彫成形を1点、彫り込み加飾も行いました。晴天で梅の花が青空に映える一日でしたが、気温は寒くストーブで […]

週末 陶彫成形の準備

やっと週末になりました。職場ではいよいよ来年度に向けた取り組みが始まり、私は来年度人事に着手しました。管理職として全職員の適材適所を見極め、人事を決定することは、私にしてみれば年間を通じた一番大きな仕事です。これがあるか […]

19’RECORD10月~12月をHPアップ

2019年に制作した最後のRECORD3ヶ月分をホームページにアップしました。2019年は「~の風景」というタイトルでRECORDを制作していました。10月は「分離の風景」、11月は「拡散の風景」、12月は「円環の風景」 […]

週末 陶彫制作&RECORD挽回②

昨日に続いて朝から工房に篭りました。今日は昨日より長く工房にいて、陶彫成形と彫り込み加飾を行いました。今月は陶彫に関する制作サイクルを回していこうと決めていて、次から次へと制作していく予定です。今朝は工房に入ったときに棚 […]

週末 陶彫制作&RECORD挽回①

週末になりました。今月の週末は陶彫制作一本に絞って作業をする予定です。朝から工房に篭り、明日の陶彫成形のためにタタラを数枚準備して、既に成形が終わった作品に彫り込み加飾を施していました。陶彫をやっていると自分の本領を発揮 […]

19’RECORD7月~9月をHPアップ

久しぶりにホームページのRECORDを3ヶ月分アップしました。昨年10月に2019年の10月から2020年の9月分までの1年間のRECORD撮影が終わっていて、カメラマンからそのデータをいただいているのですが、私のコトバ […]

2月RECORDは「菌の触手」

今月のRECORDのテーマを「菌の触手」に決めました。新型コロナウイルス感染症のことが私の頭から離れることがなく、緊急事態宣言が延長されたことで、職場関連の仕事に支障が出ています。遠出を含め職場外に出る出張に行っていいも […]

2月 寒さが身に沁みる

2月になりました。相変わらず寒い日が続いています。最近、寒さが身に沁みるのは実際の気温だけではなく、私自身があと2ヶ月で退職を迎えることもあるからです。残された仕事はしっかり片付けておこうと思いつつ、4月以降の生活の変化 […]

週末 1月を振り返って…

1月最終日になり、今月を振り返ってみたいと思います。今月創作活動がやれる期間として、まず正月の休庁期間が5日間ありました。その5日間を含めて週末のほとんどすべてを、新作の厚板材による土台作りに費やしてしまいました。陶彫制 […]

21’RECORDの印について

一日1点ずつポストカード大の平面作品を作り続けて、かれこれ14年が経過しました。1年を365日として計算すると、現在RECORDは5000点を超える作品数になっています。RECORDは、私が毎年個展で発表している陶彫によ […]

1月RECORDは「心の棲家」

2021年になり、新しいRECORDのシリーズを始めました。既に制作を開始していますが、今年も例年のように月毎にテーマを決めてやっていこうと思います。今年は何かに拘った年間の意図は設けず、敢えて言うなら月毎のタイトルに詩 […]

2020年HP&NOTE総括

2020年の大晦日を迎えました。今年は新型コロナウイルス感染症に翻弄された1年になりました。戦争のない平和な国・時代に育った私には初めての経験で、日々感染者が増えて命が脅かされる事態に不安を覚えたこともありました。東京オ […]

12月RECORDは「錆」

一日1点ずつポストカード大の平面作品を作っていくRECORDは、文字通りのRECORD(記録)です。過去のRECORDを見ていくと、制作時の気持ちを思い出し、その時どんな思いで日々を過ごしていたのか、記憶が甦ります。今年 […]

12月初日に喪中はがきを出す

12月になりました。まずは今年の4月に母が他界したため、喪中はがきを出すことにしました。今日は仕事から帰ってから喪中はがきの宛名印刷を行っていました。私は例年RECORDの絵柄を利用して積極的に年賀状を出していました。1 […]