Archives for the Month of 9月, 2015

9月は美術鑑賞が充実

今日で9月が終わります。今月の特徴だったところは、頻繁に美術館に足を運んだことです。「舟越保武彫刻展」(練馬区美術館)、「アールヌーボーのガラス展」(汐留ミュージアム)、「二科展」(国立新美術館)、「オスカー・ニーマイヤ […]

六本木の「ニキ・ド・サンファル展」

女流造形作家ニキ・ド・サンファルの作品を知ったのはいつだったのか、きっと自分が彫刻を学び始めた20代初めの頃だったろうと思います。現代美術の奔流の中で、鉄で動く彫刻を作っていたジャン・ティンゲリーのパートナーとして、鮮や […]

新木場の「オスカー・ニーマイヤー展」

先日見に行った展覧会の詳しい感想をひとつずつアップしていきます。東京江東区にある東京都現代美術館は新木場に近く、橫浜に住む私の自宅からは遠い美術館のひとつです。ブラジルを代表する建築界の巨匠オスカー・ニーマイヤーの展覧会 […]

週末 今月最後の終日制作日

時間が経つのは早いもので、この週末が9月最後の週末で、終日制作できる日としてはラストです。今月の制作目標として掲げた10点の陶彫部品の成形と彫り込み加飾は既に出来上がっています。今日は朝から工房に出かけ、7時間かけて成形 […]

週末 制作&美術館へ…

今日は工房で作業をやった後、家内と自家用車で葉山にある美術館に出かけてきました。先日もそんな流れで美術館巡りをしましたが、今日は東京方面ではなく神奈川県三浦方面に行きました。美術館に行く予定があっても制作を止めるわけには […]

ローマ遺跡破壊報道に思うこと

私は職場に配達される複数の新聞に日々目を通しています。職種のことで記事になっている場合、自分は必ずスクラップをしています。それは将来を見据えた展望だったり、残念な不祥事だったりしますが、スクラップは職種のことに限らず、自 […]

13‘RECORD 1月・2月・3月分アップ

私のホームページに2013年1月分~3月分のRECORDをアップしました。2013年の年間テーマは漢字一文字で表しました。1月は「起」、2月は「築」、3月は「束」でした。実のところ今年も同じ漢字一文字のテーマでRECOR […]

SW 最終日に陶彫10点達成

シルバーウィーク(SW)の最終日になりました。工房で制作に没頭していると、連休はあっという間に過ぎていきます。創作活動をやっていると、きっと生涯さえも短く感じるかもしれません。終焉の時を迎えて頭を過ぎるだろうことは、陶土 […]

SW 工房で過ごす日々

シルバーウィーク(SW)の後半になりました。5日間の休みはあっという間に過ぎていくようです。横浜は天候に恵まれ、どこか行楽地へ行きたくなるような陽気です。工房のFMラジオから高速道路の渋滞情報が流れていて、どこかへ出かけ […]

SW 墓参り&制作の日

午前中は家内と菩提寺に墓参りに出かけました。私は墓参りに対する意識が薄く、家内に言われるまで予定にありませんでした。祖父母や父が眠っているのに罰当たりな子孫です。墓参りは何のためにするのか、特定宗教を持たない自分は先祖か […]

SW 連休の制作目標

シルバーウィーク(SW)の制作は実際には今日から始めました。陶彫部品の成形・彫り込み加飾の目標数は4点にしています。シルバーウィーク(SW)の前に6点の成形・彫り込み加飾が終わっているので、今回の目標数を加えると10点に […]

SW 東京の展覧会巡り

5連休となるシルバーウィーク(SW)が始まりました。SWは当然制作目標を立てていますが、今日は東京の展覧会を見て回ることにしました。家内が胡弓の演奏に出たので、今日は単独で丸一日かけて美術館等を奔走でき、合計4つの展覧会 […]

12‘RECORD 11月・12月分アップ

私のホームページに2012年のRECORDの11月分と12月分をアップしました。今回アップしたのは、約3年前に作っていたRECORDですが、その時の状況が思い出されます。普段忘れてしまっていることが記憶の隅から思い起こさ […]

「花器〈ブドウとカタツムリ〉」感想

先日、東京のパナソニック汐留ミュージアムで開催されていた「アール・ヌーヴォーのガラス」展を見に行って、とりわけ印象に残った作品が「花器〈ブドウとカタツムリ〉」でした。図録によると「無色ガラスに黄色と赤味を帯びたオレンジ色 […]

汐留の「アール・ヌーヴォーのガラス」展

東京では既に終わってしまった展覧会ですが、「アール・ヌーヴォーのガラス」展はなかなか見応えのある印象的な展覧会だったので、感想を述べたいと思います。パナソニック汐留ミュージアムは興味深い企画展が多く、企業が経営する美術館 […]

職場の野外イベント

私の職場では年間数回、職場全体を上げての大きなイベントがあります。今日は野外で行う祝祭的な要素の強いイベントがありました。イベントは時に応じて儀礼的だったり、祝祭的だったりしますが、通常は専門性の高い仕事をしている全職員 […]

もうひとつの彫刻イメージ

彫刻の新作に取り掛かる前に、現行作品の延長として湧いてくるイメージがあります。いくつものイメージが現れては消えていきますが、その中で頭に刻み込まれるイメージをひとつ決めて、新作にするための具体案をまとめるのが自分の流儀で […]

週末 休日出勤&制作

今日は日曜日でも休日出勤がありました。午前中はどうしても職場周辺の地域の行事に出るため出勤をしなければならず、丸一日制作三昧というわけにはいきませんでした。日頃、地域の方々の職場に対する理解にお礼を述べ、挨拶を交わすだけ […]

週末 声楽家の叔父との対話

家内の叔父下野昇は声楽家です。私たちが結婚して間もない頃、叔父は二期会オペラのテノール歌手として華々しい活躍をしていて、私が志す美術とは違う世界を見せてくれていました。当時は指揮者小澤征爾との共演も複数回ありました。私も […]

練馬の「舟越保武彫刻展」

既に終わっている展覧会を取り上げて恐縮ですが、先日練馬区美術館で開催していた「舟越保武彫刻展 まなざしの向こうに」に行ってきました。ギャラリーせいほうでの私の個展の前週が「舟越保武デッサン展」だったので、その卓抜した素描 […]

「夢の素材と夢の源泉」(a)まとめ

現在通勤時間帯に読んでいる「夢解釈」(フロイト著 金関猛訳 中央公論新社)の第五章「夢の素材と夢の源泉」の(a)「夢における真新しい事柄ととるにたらない事柄」のまとめを行います。第一章では分節された章論が8つもあったにも […]

Exhibitionに10回目の個展をアップ

私のホームページにはExhibitionという頁があります。毎年ギャラリーせいほうで個展を開催していますが、その個展会場の様子を撮影した画像をExhibitionにアップしています。今年の画像が出来たので、さっそくホーム […]

9月RECORDは「間」

今月のRECORDのテーマを「間」にしました。RECORDは一日1点作ることを課題にした平面作品でポストカード大の大きさです。毎月テーマを決めて、そのうち具体的なカタチが5日間で展開できるようにしています。そうした理由は […]

7月個展のお礼状郵送

例年個展に来ていただいた方々にお礼状を用意しています。わざわざ東京銀座まで時間を割いて足を運んでいただけたことに感謝いたします。今年はお礼状が遅れて失礼いたしました。画像はギャラリーせいほうの空間と陶彫作品がバランスよく […]

週末 創作活動の魔力

涼しかったり、蒸し暑かったり、このところ天候が安定せず、今日も昼過ぎに豪雨がありました。今日は朝から工房に篭って制作三昧でした。在日留学生企画のグループ展を控えている中国籍の子も朝から来ていて、猛烈な勢いで作品を作ってい […]

週末 企画展&公募展&グループ展

久しぶりに東京に展覧会を見に出かけました。それでも今日は工房での制作を休むわけにはいかず、朝6時に工房に行って陶彫成形用の大きなタタラを6枚用意しました。座布団大のタタラを掌で叩いて作るのに労力を使いますが、今日の楽しみ […]

発表のために制作する日常

一昔前は作品を作り溜めておくことをしていました。展覧会やホームページで発表しなければ、旧作が気に入らなくなったら再び手を入れることが可能で、過去の作品は常に現在の表現に更新されていました。現在は毎年7月に東京銀座で個展を […]

仕事の多忙化解消に向けて

この新聞記事を転載すると、自分の業種がわかってしまう可能性もありますが、今日は橫浜市公務員管理職の中で自分が取り組んでいる研究課題について書こうと思います。昨年、経済協力開発機構(OECD)が私たちの仕事に関する超過勤務 […]

橫浜の復興橋保全の取り組み

先月末の神奈川新聞の記事に目が留まりました。「橫浜『復興橋』保全へ」という見出しで「凝った意匠の歴史遺産」と副題がつけられていました。記事によると、関東大震災で崩壊した橋のうち昭和初期には187橋を復興したそうで、時代を […]

涼風のたつ9月になって…

9月になりました。夏の気配はどこにいったのかと思えるほど涼風がたっています。先月から始まった陶彫の新作ですが、先月はあまりにも暑かったため、制作が今ひとつ進んでいませんでした。今月は巻き返したいと思っています。陶彫部品は […]