Archives for posts tagged ‘散策’

イサム・ノグチ スラブ彫刻とインド女性

「石を聴く」(ヘイデン・ヘレーラ著 北代美和子訳 みすず書房)は「イサム・ノグチの芸術と生涯」を扱った評伝で、今回は第24章「岩とあいだの空間」と第25章「タラ」のまとめを行います。ノグチの残した一連の彫刻の中で、スラブ […]

年休取得して亡母の用事&美術館へ

今日は職場を休んで亡母の用事を済ませてきました。母は東京都大田区蒲田に生まれています。そのため戸籍謄本を取るのに大田区役所に行く必要があり、家内と蒲田駅前にある大田区役所に自家用車で行ってきたのでした。母は大正15年生ま […]

2月RECORDは「灰」

今年のRECORDは色彩を月毎のテーマにしています。今月は「灰」にしました。先月は「白」でやりましたが、今もずっと無彩色が続いています。灰色というイメージは、私にとって決して明るいものではありません。20代の頃、ヨーロッ […]

週末 2月になって…

やっと週末になりました。今日から2月です。中国の武漢から発生した新型ウイルスによる肺炎が、毎日マスコミで取り上げられていて、また恒例となったインフルエンザも猛威を振るう季節になりました。私も基礎体力を心配する年齢になった […]

週末 板材刳り貫き作業&映画鑑賞

今日も朝から工房に篭って、昨日に引き続いて板材刳り貫き作業を継続しました。昨日から取り組んでいた1点目を午前中に終え、午後から2点目に取り掛かりました。2点目は3分の1くらい刳り貫き作業が進んだところで、今日は作業終了と […]

「謎多い遊行僧円空にひかれて」について

「あそぶ神仏」(辻惟雄著 ちくま学芸文庫)のⅡ「謎多い遊行僧円空にひかれて」についてのまとめを行います。著者の出身が岐阜で円空に縁のある土地だったために、著者は折に触れて円空の歩いた道のりを辿り、そこで出会った円空仏につ […]

閉庁日(休庁期間)の始まり

今日から職場は閉庁日(休庁期間)に入ります。私の職場は1月5日まで閉庁するので、休庁期間は合計9日間になり、例年この時期、私は来年夏に発表する陶彫による集合彫刻の制作に没頭しています。これがなければ新作は完成できないと思 […]

ヨーロッパを懐かしむシュトレン

この時期になると、神奈川県川崎にある菓子店「マリアツェル」に出かけます。20代の頃、オーストリアのウィーンに暮らしていた自分は、日本人パティシエと仲良くなり、よく遊んでいました。彼は菓子修行でホテルに勤務、私は美術学校の […]

週末 陶彫加飾&映画鑑賞

やっと週末になりました。今週末は2日間とも丸々陶彫制作に充てられます。今日は朝から若いスタッフが基礎デッサンを描きに工房に来ていました。彼女はまだ高校生ですが、毎週工房にやってきて美大受験用のデッサンをやっています。コツ […]

週末 久しぶりに東京の美術館に…

大学の先輩で銅版画をやっている人が、東京銀座で個展をやっています。その人の娘さんが漆工芸をやっていて、彼女も東京銀座の別の画廊で個展をやっています。親子とも同じ時期に個展を開催しているので、週末を利用して見てきました。大 […]

勤務終了後に地元の美術館へ

一昨日、地元にある横浜美術館で会議を行っていました。神奈川県全土から関係者を集めて開催した大きな会議でしたが、そこでウィークディにも関わらず、美術館の企画展に多くの鑑賞者が来ていたことを知り、私も企画展が見たくなっていま […]

三連休 新作の窯入れ&映画鑑賞

三連休最終日です。今日は文化の日の振替休日で、今月の三連休は今回だけです。因みに勤労感謝の日は土曜日に当たってしまうので、今年は三連休になりません。今日はまず朝8時から工房に篭りました。根の陶彫部品の3点目の成形を行い、 […]

週末 大学祭(芸祭)訪問②

昨日に続いて、別の大学祭(芸祭)に工房スタッフ3人を連れて行ってきました。今日出かけたのは武蔵野美術大学で、ここにも私の関係者が在籍しています。その子は空間演出デザインを専攻していて、ファッション関係の仕事に就こうかと話 […]

週末 大学祭(芸祭)訪問①

相原工房に出入りしている若いスタッフの一人に、女子美術大学でヴィジュアルデザインを専攻している学生がいます。また、工房には美大を目指して基礎デッサンをやっている子もいます。昨日のNOTE(ブログ)に初心を忘れないようにし […]

「即位礼正殿の儀」で創作活動の機会を得る

今日は「即位礼正殿の儀」で、官公庁は休日になりました。「即位礼正殿の儀」とは、天皇陛下の御即位を内外に広く披露するための儀式です。言わば外国で称される「戴冠式」のようなものだろうと思います。天皇制が出来た古代から現在も天 […]

母の施設引越し&美術館へ…

今日は職場で年休をいただきました。ちょうど外会議もなく、書類を早急に作ることもない日は、一日休んでも大きな影響がないと判断しました。突発的な危機管理が求められる場合は、副管理職から連絡が入ることになっています。今日は母が […]

上野の「奈良大和四寺のみほとけ」展

先日、東京上野にある東京国立博物館本館で開催している「奈良大和四寺のみほとけ」展に行ってきました。奈良県にある岡寺、室生寺、長谷寺、安倍文珠院の4つの寺は、古刹の寺として一度は訪れてみたい場所です。その寺から仏像や文書が […]

週末 六本木・銀座・上野を渡り歩く

今日は東京の博物館、美術館、画廊を回ろうと決めていました。後輩の彫刻家が二科展出品、同僚の画家がグループ展参加、その他見たい展覧会があって、二科展とグループ展の日程が合うのが今日しかなかったのでした。とは言え陶彫制作をし […]

陶板による複製絵画の意義について

夏季休暇を利用して徳島県にある大塚国際美術館に出かけ、大塚グループによる大掛かりな陶板による複製品に接してきました。西洋絵画を環境展示、系統展示、テーマ展示と分けて美術史に残る作品を全て網羅している美術館の全容は、特筆に […]

姫路城に見る城郭石垣について

今月出かけた兵庫県の姫路城で、その美しさもさることながら、私が注目したのは城郭の石垣でした。これは昔行った九州の熊本城で、石垣の反りの美しさに溜息が出たことを思い出しましたが、姫路城の石垣も多様な相貌を見せてくれていて、 […]

夏季休暇⑤ 5日間の休暇を振り返る

今日はどこかへ出かけることはしないで、今年の夏季休暇を振り返る一日にしました。7月末に2日間の夏季休暇を取りました。ここでは新潟県魚沼市を訪れて、江戸時代の彫工石川雲蝶のダイナミックな木彫に触れました。「越後のミケランジ […]

夏季休暇④ 大塚国際美術館へ

今日は新大阪駅前から出る日帰りバスツアーに参加しました。横浜の自宅からネットで申し込んでいたのでしたが、徳島県鳴門市にある陶板名画を集めた大塚国際美術館を堪能するツアーで、一度行って見たいと思っていたのでした。この美術館 […]

夏季休暇③ 姫路城&大阪の美術館へ

5日間の夏季休暇のうち、先月末に2日間の夏季休暇を取得し、残った3日間を今日から取得します。今日は朝早く東海道新幹線に乗って姫路にやってきました。私は20数年前に職場の旅行で姫路城を見に来たことがあります。まだ修復前だっ […]

雲蝶作「道元禅師猛虎調伏」について

新潟県魚沼市には名匠石川雲蝶の残した数多くの木彫や絵画があって、僅か2日間の旅行とは言え、私は大変な刺激をもらいました。石川雲蝶は、自分とは異なる表現方法をもつ彫刻家ですが、その常軌を逸した作品群は、私に弛まぬ創作意欲と […]

彫工石川雲蝶の人物像

先日、夏季休暇を取って訪れた新潟県魚沼市。そこで目にした「越後のミケランジェロ」と称される江戸時代の彫工石川雲蝶の傑作の数々に、私は心を奪われました。とりわけ永林寺と西福寺開山堂に残されている木彫の超絶技巧とその迫力には […]

週末 宿泊研修から帰って工房へ

昨日から私の職種である市公務員管理職は、市外のホテルで宿泊しながら研修を積んでいました。昨日は「Society5.0」と題して、ICTがこれからの世代にどのように関わってくるのか、私たちはそれにどう対処すべきか、横浜国大 […]

長梅雨だった7月を振り返る

今日は8月1日ですが、昨日まで旅行に出ていた関係で、7月の振り返りが出来ていません。今日振り返りを行い、8月の制作目標を明日立てることにしました。今年は長梅雨で夏を待ち焦がれていました。7月の終盤にやっと梅雨明けした途端 […]

夏季休暇② 「大地の芸術祭」の里を訪ねて

昨日から新潟県に来ています。昨日は石川雲蝶の巨大な欄間を幾つか見て度肝を抜かされ、また十日町に立ち寄って博物館に所蔵された縄文土器を見てきました。今日は現代アートに触れる旅をしようと決めていました。ここで3年に一度開催さ […]

夏季休暇① 越後のミケランジェロを訪ねて

5日間ある夏季休暇の2日を取得して、上越新幹線で新潟県魚沼市に家内とやってきました。目的は彫り物師石川雲蝶が残した木彫りの数々や水墨画を見て回ること。石川雲蝶の名を知ったのはテレビ番組だったように記憶していますが、西福寺 […]

週末 個展終了して美術館巡りへ

昨日、ギャラリーせいほうでの私の個展が終了しました。反省はいろいろありますが、ともあれホッとしたことは事実です。個展開催中は自分が会場にいなくても気がかりでなりませんでした。やはり終わってみると一抹の寂しさはあるものの、 […]

2019’個展オープニング

ついに14回目の個展のオープニングを迎えました。午前11時にギャラリーせいほうを開ける予定でしたが、私は10時40分に到着し、先日より鍵を借り受けているため、社員が出勤するより早く会場を開けました。11時前にはカメラマン […]