12月初日に喪中はがきを出す

12月になりました。まずは今年の4月に母が他界したため、喪中はがきを出すことにしました。今日は仕事から帰ってから喪中はがきの宛名印刷を行っていました。私は例年RECORDの絵柄を利用して積極的に年賀状を出していました。1年一回の挨拶は、自分にとって大切なアイテムで、久しく連絡をしなかった無礼を詫び、こちらの健在を伝えるには、年賀状は大変役立つものですが、今年はその年賀状を作りません。例年ならRECORDの絵柄に来年の干支をモチーフにしているのですが、それもありません。ちょっと寂しい気もしますが、仕方がないことと思っています。12月になって、いよいよ冬本番になります。2020年も残すところ1ヶ月になり、今年の振り返りを行うことにしました。今年は新型コロナウイルス感染症に振り回された1年間だったと思います。これは誰でもそう思っていることでしょう。私は7月の個展が出来るのか否か、ギャラリーせいほうの田中さんと連絡を取り合いました。常設展で持ちこたえていたギャラリーは、私の個展を皮切りに企画展を再開しました。来廊してくださった人は少なかったのですが、コロナ渦の中でわざわざ東京銀座まで足を運んでいただいた方々に感謝です。私の制作は通常通りで、コロナ渦があろうがなかろうが関係なく続けていました。世間では自宅待機や外出自粛が呼びかけられていましたが、私には工房があって本当に良かったと思います。さて、今月はどう過ごそうか、毎年考えていることは同じです。公務員として大晦日から正月にかけて休庁期間が確保されているため、時間を必要とする創作活動には、この期間中に可能な限り制作工程を先に進めることしかないのです。それはそれで楽しくキツい日々になりますが、何かに向かって夢中で成し遂げていく喜びは極上のもので、それに代わるものなどありません。私にとって生きていく実感はそんなところにあるのだろうと感じています。具体的な制作目標は稿を改めます。今月も体調を気遣いながら頑張っていこうと思います。

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