17’個展オープニング

今年の個展が始まりました。毎年夏の炎天下の中で個展が開幕しますが、今年も例外ではなく暑い一日でした。個展も12年目になると慣れが出てきますが、毎回来ていただく方々の顔ぶれが違うので、新鮮さはあります。午前11時の開幕と同時に現れたのは妹の家族総勢6人でした。家内が食事に誘って、全員で「天國」に行きました。ホームページ掲載用にカメラマンが来て、展示の様子を撮影してくれました。公務員の同業者や元職場の同僚も来てくれました。ウィーン時代からの友人も来廊し、昔話に花が咲きました。現在の職場で、私の片腕になってくれている副管理職が奥様と一緒に現れたときは驚きました。多忙な中で時間を作っていただけたことに感謝です。以前工房に通っていた女性スタッフが来て、結婚の報告もありました。嬉しそうな彼女を見ていると所帯を持った喜びが伝わってきました。横浜市の行政の方もお見えになりました。個人的に美術が好きそうで楽しんでいられる様子が伝わりました。個展という場所は、仕事を抜きにした関係が作れたり、長い間疎遠だった旧友ともう一度親交を温めあったり、初対面の人と知り合うことが出来る絶好の場所であり、また自分にとっては人と人との繋がりを確認できる機会でもあるのです。それだけに限らず、美術評論家や美術関連の出版社の幹部にもお会いでき、助言をいただける研鑽の場所でもあります。今日は、今年も個展が開催出来て良かったと思える一日を過ごしました。明日から木曜日までは職場の仕事が立て込んでいて、私はギャラリーに顔を出すことは出来ませんが、また金曜日と土曜日には午前中からギャラリーにおりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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