自分だけの知的財産
2013年 11月 27日 水曜日
自分は学生時代からの書籍が捨てられずに書棚に残しています。古いものは黄ばんで埃を被っています。部屋の周囲を取り囲んでいる書棚は、もう書籍で埋め尽くされている状態で、床にも積んであり、足の踏み場がなくなってきました。各展覧会の図録は工房に持っていって工房の道具用スティール棚に並べてありますが、それすら一杯になっています。今は電子書籍の時代になりつつあって、こんな古臭い書籍に埋もれていると、そのうち地震でもあって自分は書籍の下敷きになって動けなくなるのではないかと危惧しています。それでも自分は頁を捲ることの出来る書籍が好きです。装丁も好きで、とりわけ紙質と印字された趣きに魅力を感じているのです。古書としての価値はよくわかりませんが、自分にしてみれば知識を授けてくれた大切な財産だと思っています。自分だけの知的財産。再読したものもあり、鉛筆で線を引いたものもあります。ほとんど読んでしまっているものばかりで、改めて眺めてみると趣向の偏りがあるなぁと思っています。そろそろ書棚を増設しようかと考えています。以前から書棚は自分が木材を買ってきて手作りしているのです。分類は滅茶苦茶ですが、その整理のためにも時間が欲しいなぁとつくづく思います。
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Tags: 工房, 書籍, 木材
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