ウィーンの映像が流れて…
2008年 10月 26日 日曜日
ウィーンの映像が流れていました。今晩のNHK「新日曜美術館」で取り上げていたウィーンが美の都たる所以。ハプスブルグ家が収集した多様な美術品。自分は1980年から85年の5年間をウィーンで暮らしていたので懐かしさと共にウィーン美術史美術館にある名作の数々を思い出していました。ブリューゲルの部屋は何度訪れたことか。ベルベデーレ宮殿のギャラリーにあるクリムトの作品を何度見たことか。でもまた見たくなるのです。それも日本ではなくて、ウィーンの空気の中で鑑賞するのがいいと思っています。今の仕事が一段落したらウィーン再訪を願っていますが、現状では難しいのです。定年になれば創作活動一本になるので暇ができるはずと思っていますが、これもどうなるものやら。やはり多忙でも時間を作らないと行けないのかもしれません。
関連する投稿
- E・フックスの銅版画 ウィーン幻想派の画家の中で、ウィーンの街中のギャラリーに作品があるのがE・フックスの銅版画です。フックスは煌びやかな油彩画を多く描いていますが、モノクロの銅版画にも力量のある画家だと思います。フック […]
- オルブリッヒのセセッション館 昨年のブログに、ウィーン美術アカデミーの窓から、鉄製の植物を模った球体のオブジェをのせた不思議な建物が見えていたと書きました。このブログでウィーン分離派のことにも触れたと思いますが、この分離派の中心 […]
- グスタフ・クリムト 世紀末ウィーンの美術界で活躍した画家です。作品はベルベデーレ宮殿内のギャラリーにありました。ウィーンではあまりにも有名な画家で、作品を絵葉書やポスターにして街のあちこちの土産物店で売っていました。刺 […]
- ジグゾーパズル的ブリューゲル ウィーン美術史美術館にはブリューゲルだけの部屋があって、代表作がたくさん観られます。そんなことも知らずにウィーンに行き、この農民画家に出会った時は、息を呑むほど驚いて、ただひたすら見入ってしまいまし […]
- ウィーンの古い街角で ウィーンに住み始めて、まず驚いたのが店が閉まるのが早いことと、夕暮れから夜にかけて街を散歩する人が多いことでした。目抜き通りであるケルントナー通りにはストリートミュージシャンが現れ、アコーデオンやバ […]
Tags: ウィーン, ギャラリー, 作品, 創作, 留学
The entry 'ウィーンの映像が流れて…' was posted
on 10月 26th, 2008
and last modified on 1月 30th, 2010 and is filed under note.
You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed.
Both comments and pings are currently closed.