三連休・貴重な時間

今日から三連休になり、制作三昧になれる幸せを感じます。三連休に何をすべきかという身近な目標を立て、貴重な時間を有効に使いたいと思います。さしずめ杉の柱を一日2本ずつ彫って、6本は荒彫りを終えることを目標にしました。単純な作業です。でもそんな単純さが積み重なって複雑な構成へと進んでいくのです。今日彫り始めたら、柱の彫り跡がサーモンピンクで美しさを感じました。杉は角材にして外に放置してあったので、表面は風雨に晒されて古びた感じでしたが、彫ってみるとキレイな年輪が現れて気持ちよくなりました。香りもよく森林の中にいるような気分です。朝9時前に作業場に到着し、鑿を研いでから彫り始め、昼食を15分間とってから午後3時までやりました。夏の頃とは違い、少ない休憩で作業ができます。午後3時の目安は、余力を残して終わるために自分にとってちょうどいい時間帯なのです。また明日続きをやりたいと思います。              Yutaka Aihara.com

関連する投稿

  • 「文化的総合」について 「中空の彫刻」(廣田治子著 三元社)の「第二部 ゴーギャンの立体作品」の中の「第6章 タヒチからマルケーサスへ(1895~1903年)」の「2 […]
  • 「初期作品ーさまざまな試み」について 「中空の彫刻」(廣田治子著 三元社)の「第二部 ゴーギャンの立体作品」の中の「第1章 初期の彫刻(1877~1885)」のうち、今回は「2 […]
  • 飛躍の6月を振り返る 今日で6月が終わります。今月は7月個展のために図録を作成し、案内状も自宅に届きました。個展に出品する作品の梱包を始めていて、現在は陶彫部品を収納する木箱の製作に追われています。木材を調達しながら木箱 […]
  • 週末 土練り&彫り込み加飾 やっと週末になりました。今週はウィークディの仕事の休憩時間を使って、論理学の書籍を読み続け、NOTE(ブログ)に読んだ箇所の引用文章を毎晩掲載していました。よく読み込むと難解と思われるところも意外に […]
  • 創作一本の4月制作目標 基本的に毎日制作が可能な4月からの制作目標を、例年の慣習に従って立てていきたいと思います。毎日制作できるとなれば陶彫部品を集合させる新作は完成できるのではないかと思っています。今年7月に開催するギャ […]

Comments are closed.