Archives for posts tagged ‘写真’

小品に壮大なイメージを見る

工房の窯が一段落したので、今晩から電気を復活させました。先週末に小品を5点成形したので、それらに今日から彫り込み加飾を施しました。今晩は手始めに2点行いました。小品はただサイズが小さいだけで、イメージは大きなものと変わり […]

代休 個展出品の選択

今日は休日出勤の代休日でした。昨日は「発掘~宙景~」のテーブルの脚を木彫していました。今日は同作品の陶彫に取り組みました。「発掘~宙景~」は現在まで仮にA、Bとした2つの作品を同時に作っていましたが、図録撮影までの日程を […]

見たい展覧会を後回しにして…

今月は展覧会に行けそうにありません。見たい展覧会は目白押しなのに時間が取れないのです。図録の撮影日が6月初旬にあって、それまでに現行の作品を作り上げなければならず、日程的に厳しいので展覧会は後回しにしようと決めました。鑑 […]

RECORDの彩色と仕上げ

5連休最後の日曜日に陶彫部品の窯入れが出来なかったので、今週は夜の時間帯に工房に出かけ、陶彫部品の仕上げや化粧掛けを行い、先日漸く窯に入れたところです。現在は焼成中で工房の照明等が使えません。工房に行けないならば、普段か […]

週末 「発掘~座景~」追加の陶彫部品

昨日タタラにしておいた陶土を使って、今日は朝から夕方5時まで制作に明け暮れました。昼食に10分程度休んで、8時間は続けて作業をしていました。図録用の撮影日が5月から6月初旬になりました。今までは5月の連休に撮影していまし […]

写真媒体が及ぼす影響

スマートフォン等の浸透で写真撮影が日常的になり、私たちの周辺には画像が溢れています。写真技術は記録としての手軽な方法や、画像処理を楽しんで超現実的な世界に遊ぶことも可能になり、現代ではなくてはならないアイテムになっていま […]

「現な像」読み始める

「現な像」(杉本博司著 新潮社)を読み始めました。著者杉本博司氏は現代美術作家ですが、写真の世界では「劇場」シリーズや「海景」シリーズで、独自な感性を持った作品で注目されています。とりわけ私は全米の映画館を撮影した「劇場 […]

2016年HP&NOTE総括

2016年の大晦日になりました。毎年この日は1年間の総括をしています。今年は7月にあった11回目の個展に「発掘~環景~」と「発掘~表層~」を出品しました。「発掘~環景~」の陶彫部品の数が多く、個展搬入前日まで窯に入ってい […]

大作復元 「ロスト北斎」より

昨晩、何気なく見ていたTVで思わず見入ってしまった番組がありました。NHKの「ロスト北斎」という番組で、葛飾北斎の失われた大作を2年間にわたって復元したプロジェクトを追ったものでした。副題は「幻の巨大絵に挑む男たち」で、 […]

東京恵比寿の「杉本博司 ロストヒューマン展」

東京恵比寿にある東京写真美術館がリニューアルオープンして、自分が注目する作家の個展が開催されているので行ってきました。美術作家杉本博司氏はカメラマンとしての表現活動が基盤にありますが、さらに思索的なスケールの大きい世界観 […]

週末 RECORDの撮影日

10月になりました。今月の目標は後日書かせていただきます。今日は週末で朝から工房で制作をしていました。午前10時頃、懇意にしているカメラマン2人がやってきて、1年間のRECORDの撮影をしていきました。昨年の10月分から […]

個展のお礼状印刷

今夏11回目の個展を開催しました。東京銀座のギャラリーせいほうは、横浜から行くのは時間がかかるなぁと毎年思っています。私の知り合いは横浜在住が多く、それでも銀座に来ていただけることに心より感謝申し上げる次第です。本当に有 […]

手許に戻ったルーマニア鳥瞰図

東京銀座のギャラリーせいほうでの個展に、紀行作家のみやこうせいさんが来てくれました。みやさんとは30年以上の付き合いで、最初に会ったのは1980年代のウィーン時代に遡ります。当時の私はウィーン国立美術アカデミーの学生でし […]

6月を振り返って…

今日で6月が終わります。来月はいよいよ11回目の個展があります。そのため今月の制作工程は厳しさを増しました。ウィークディの夜にも工房に通ったので、工房稼働時間は今までにない最多時間だったのではないかと思います。ウィークデ […]

16’個展図録の打ち合わせ

先日、作品の撮影が全て終わり、図録制作のために画像を確認したり、選んだりする打ち合わせを今晩持ちました。懇意にしている2人のカメラマンが夜9時に自宅にやってきて、画像を見ながら話し合いました。以前のNOTE(ブログ)に書 […]

週末 補充部品制作と梱包

昨日、図録用の撮影が終わり、今後は「発掘~環景~」を完全にするため補充する陶彫部品を追加制作しなければなりません。さらに陶彫部品をそれぞれ梱包するために木箱を準備しなければならず、まだけじめがつかない状態です。昨日の撮影 […]

週末 2回目の撮影日

当初の雨天という予報が変わって、今日は太陽が顔を覗かせる好天になりました。「発掘~環景~」は多少陶彫部品が足りないにも関わらず、何とか撮影が可能な状態になり、創作のコンセプトは伝わるのではないかと判断しました。私は撮影が […]

6月は完成・梱包を目指す

6月になりました。今月11日(土)が2回目の図録用撮影日、7月17日(日)が個展搬入日、翌日18日の海の日から個展オープニングという先々の予定を考えると、いよいよ制作が切羽詰まってきたなぁという感じです。今月は何が何でも […]

週末 第1回目の写真撮影の日

今日は晴天に恵まれた一日でした。「発掘~表層~」と陶紋5点の図録用写真撮影の日になっていて、手伝ってくれるスタッフが、朝から2人来て準備をしていました。午前10時にカメラマン2人が到着し、まず野外撮影となりました。「発掘 […]

週末 「環景」の制作続行

明日は「発掘~表層~」と陶紋の写真撮影の日ですが、準備が完了しているので、今日は「発掘~環景~」の制作に邁進しました。土錬機を回して複数の陶土を混ぜ合わせ、その陶土で大き目のタタラを数点用意し、翌日まで待ってそのタタラで […]

GW 三連休最終日

ゴールデンウィーク後半三連休の最終日になりました。今日は子どもの日で、工房にあるFMラジオから子どもを対象にした話題やイベントが流れていました。三連休は天候に恵まれて夏日を思わせるほど気温が上昇しました。最終日である今日 […]

週末 5月になって…

ゴールデンウィーク3日目で、今日から5月です。ゴールデンウィーク前半三連休の最終日です。前半三連休は新作の制作に明け暮れました。「若冲展」や今日の夕方出かけた「複製技術と美術家たち」展で、三連休の鑑賞は充実していました。 […]

毎晩通った夜の工房

この1週間は月曜日から今日まで毎晩工房に通いました。気候が良くなって制作しやすくなったこと、職場が新しい体制になって動き始めたことが、帰宅後に工房に行けるようになった理由です。月曜日は陶紋の彫り込み加飾、火曜日は土練り、 […]

週末 陶紋制作を始める

4月最初の週末をどう過ごすのか、今日は意地でも作品を作り続けたいと思っていました。朝から工房に篭って、陶彫部品の成形を行いました。集中する時間がやってきて、周囲の状況が眼に入らなくなりました。この瞬間を待っていました。取 […]

年度末の3月を迎える

平成27年度末の最後の1ヶ月が今日から始まります。今日は春うららかな陽気となり、このまま暖かくなってくれれば幸いですが、三寒四温の季節ではそういかないかもしれません。今月職場では出会いと別れがあります。職員の異動が始まる […]

「黄金町マリア」を読み始める

現在読んでいる「夢解釈」(フロイト著 金関猛訳 中央公論新社)をちょっと休んで、「黄金町マリア」(八木澤高明著 亜紀書房)を読み始めました。本書の副題に「橫浜黄金町 路上の娼婦たち」とあります。街の浄化に伴い、警察の摘発 […]

14‘RECORD 7月・8月・9月分アップ

私のホームページに2014年のRECORD7月分~9月分をアップしました。この1年間の毎月のテーマは文章でした。7月は「溝と溝を繋ぐもの」で、幾重にも連なる塹壕のようなイメージが浮かびました。自分が幼い頃、家の近くの山林 […]

週末 11月は撮影から始まる

今日から11月です。秋本番を迎え、植木畑に建つ工房の周囲でも紅葉が始まっています。創作活動には絶好の季節ですが、来年度人事が本格化する職場では、なかなか大変な時期を迎えています。季節の変わり目で体調を崩している職員がいる […]

HPのGalleryに「層塔」アップ

私のホームページにGalleryと称する頁があります。陶彫作品を撮影したものですが、デジタルにするときにアレンジを施したもので、作品を全体で捉えるだけではなく、部分に拘った宇宙を写し出してしています。つまり陶や木のもつ素 […]

Exhibitionに10回目の個展をアップ

私のホームページにはExhibitionという頁があります。毎年ギャラリーせいほうで個展を開催していますが、その個展会場の様子を撮影した画像をExhibitionにアップしています。今年の画像が出来たので、さっそくホーム […]

図録の色校正打ち合わせ

今年の個展の図録は作品完成の遅れにより、大幅に例年の予定より遅くなり、今晩やっと色校正が出来上がってきました。これで10冊目の図録になります。自然光で撮影された画像の陰影が美しいと感じました。今年の作品は奥行きがあって、 […]