TV番組「時を紡いで」より
2013年 7月 24日 水曜日
昨夜、BSフジで伊勢神宮の式年遷都に関する番組をやっていて、こうした内容が大好きな自分は楽しみに番組を見ていました。内容は20年に一度新しい社殿を建て直すもので、伊勢神宮はこれを千年以上も繰り返しているという解説がありました。工法は昔のまま伝承され、20年前に前回の式年遷都の造営に加わった宮大工が大勢参加していました。若い大工を指導する立場の宮大工もいて、さらに20年後に工法が引き継がれていく様子が映像を通して伝わりました。檜は木曽などの「神宮の森」で育成されて、それが斧で伐採される様子も映されていました。伊勢神宮の周囲に広がる広大な森は、昭和初期に絶滅しかけたものを再生したということも知りました。将来は檜も全てそこで賄えるようにするという気の遠くなるようなプロジェクトがあるようです。伊勢神宮は何度か訪れたことがあるだけにとても身近に感じたひと時でした。
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Tags: 散策, 木材
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