「おいしいアート」の楽しさ満喫
2014年 10月 30日 木曜日
横須賀美術館で開催している「おいしいアート展」を見てきました。カスヤの森現代美術館に行った折、同伴した若いアーティストがスマートフォンで検索し、近くの美術館で不思議なタイトルの美術展をやっていると教えてくれたので、急遽横須賀美術館に向かったのでした。「おいしいアート展」は文字通り食事や食材を扱った古今東西の名作を集めたもので、学芸員による企画が決め手の展覧会だと理解しました。「食べる」ことは私たちにとって欠くことの出来ない行為であり、それを表現した作品は数多くあるということは、誰もが知っています。現代のコーナーではオブジェやスーパーリアリスムや図解的な作品が展示されていましたが、個人的趣向として駒井哲郎の瀟洒な銅版画や藤田嗣治の動物が登場する宴会シーンを描いた作品が面白いと感じました。「食べる」というテーマはまだまだ展開の余地はあるでしょうし、楽しさも倍増しそうです。今後のユニークなテーマに期待したいと思います。
関連する投稿
- 週末 久しぶりに東京の美術館に… 大学の先輩で銅版画をやっている人が、東京銀座で個展をやっています。その人の娘さんが漆工芸をやっていて、彼女も東京銀座の別の画廊で個展をやっています。親子とも同じ時期に個展を開催しているので、週末を利 […]
- 三連休 気分転換の制作&美術館 三連休の中日です。今日は昨日のような疲労はなく、早朝から家内と菩提寺に出かけました。朝7時に墓参りをするのは初めてでしたが、清々しい空気に触れて心が軽やかになりました。9時に2人の若いスタッフが工房 […]
- 東京両国の「北斎の帰還」展 先日、東京両国にある「すみだ北斎美術館」に行ってきました。目的はTVで放映された「須佐之男命厄神退治之図」の復元された絵をこの眼で見たかったことでしたが、美術館が企画した「北斎の帰還」展にも眼が奪わ […]
- SW 東京の展覧会巡り 5連休となるシルバーウィーク(SW)が始まりました。SWは当然制作目標を立てていますが、今日は東京の展覧会を見て回ることにしました。家内が胡弓の演奏に出たので、今日は単独で丸一日かけて美術館等を奔走 […]
- 三連休中日 制作&美術館散策 三連休の中日です。左肩が若干痛む中で、朝から工房に行って制作をしました。昨日タタラにしておいた陶土を成形し、紐作りで補強をしました。成形は3点終わりました。今日のところは彫り込み加飾は出来ず、この作 […]
Tags: 展覧会, 散策, 版画, 画家
The entry '「おいしいアート」の楽しさ満喫' was posted
on 10月 30th, 2014
and is filed under note.
You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed.
Both comments and pings are currently closed.