週末 梱包用木箱の製作開始

週末は個展準備の状況を書いていきます。今週から梱包用木箱を作り始めていました。「せいさく」という漢字には「制作」と「製作」の2種類があります。創作的な行為は「制作」、工作的な行為は「製作」を使いますが、梱包用木箱は「製作」で、来年に向けた陶彫の取り組みは「制作」になります。今週は製作をやっていることが多く、梱包用木箱は順調に出来ています。ベニア板を垂木で補強する木箱製作のやり方を思い出し、その都度材木を調達しています。陶彫部品は多少修整もあって、まだ木箱に収納していませんが、来月初めには収納が終わる予定です。やはり梱包用木箱の製作はモチベーションが下がり、今ひとつ意欲がもてずにいるので、一日のうちに木箱製作と陶彫制作を組み合わせることをやっていて、日々の工房での過ごし方に変化を与えています。昼ごろに近隣のスポーツ施設に水泳をやりに出かけるので、この水泳を境にして製作から制作に切り替えています。木箱製作は作業台を複数使うので、美大受験生がいないウィークディにやっているのも条件としてあります。週末は受験生がやってくるので、私はひとつの作業台で制作可能な陶彫の取り組みだけをやっているのです。陶彫をやっていると気分は上がります。来年に向けた新作のイメージが少しずつ固まってきていて、これには俄然意欲が湧いてきています。毎日こんな生活を送っていると、3月末までやっていた校長職がもう信じられないと思うときがあります。3月までは週末だけで今と同じレベルで製作や制作をやっていたわけで、使う時間の密度が違っていたとしか思えません。人間はどんな環境に置かれても、何とかそこで頑張れるものなのでしょうか。二束の草鞋生活を送りながら、東京銀座のギャラリーせいほうで過去15回も個展を開催しました。そんな自分がよく毎年健康を害さずに意思を保っていたものだなぁと自画自賛をしても構わないのではないかと思っています。今はだいぶ緩くなってきましたが、それでも毎日私は決まった時間に工房に出かけています。

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