20’~21’休庁期間について

2020年12月29日から2021年1月3日までの6日間は休庁期間になっています。私の職種はこの期間はきっちり休むことが出来て、コロナ渦の中でそれだけでも幸福と言えます。同じ公務員でも市や区の福祉健康センターや医療関係は新型コロナウイルス感染症対策のため、勤務を余儀なくされる現状です。年末年始の人出を控えるニュースが連日流れていて、私たちが住む神奈川県も感染者は高止まりをしています。今年の年末年始は例年と異なり、浮かれた気分にはなれません。それでも近隣のスーパーマーケットはかなりの密状態になっているので、日常生活に心配事が尽きず、いつクラスターは発生してもおかしくないと思っています。私は自宅から1分程度で行ける工房を行き来しているだけなので、買い物さえ気をつければ感染が避けられるかなぁと思っていますが、どうでしょうか。さて、休庁期間は創作活動にとっては有効な時間です。亡母のことで喪に服しているので、元旦は初詣にも行かないため、私は人混みに出ることもなく、創作活動に邁進できるだろうと思っています。この長い休暇中に制作すべきことは新作の土台です。厚板材を鋭角な二等辺三角形に切断し、それを20点配置して円形に構成するのですが、その1点1点に箱型にした厚みを作り、しかも表面に複数個の穴があいていて、そこから陶彫部品が顔を出すように作ろうとしています。ひとつの二等辺三角形から大小2個か3個の陶彫部品が顔を出します。四角い構築物がニョキニョキ生えている状態を作るのです。今日3点の土台の切断と接着を終えました。残り17点。しかも全部に砂マチエールを施し、油絵の具を滲み込ませなければ土台の完成にはならないので、これからどのくらい時間がかかるのか、制作工程を考えるだけで頭を抱えてしまいます。ということで今回の休庁期間は土台の制作に本腰を入れます。もちろん陶彫制作もやっていきますが、土台がある程度進んだところで、陶彫制作に戻ります。とりあえず土台の箱型を10点作ることを、休庁期間の制作目標に掲げていきたいと思います。このところ毎日美大受験生が工房に来ています。冬休みになってもコロナ渦でどこへも出かけられない彼女は、デッサンに精を出しているのです。

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