週末 師走を迎えて
2013年 12月 1日 日曜日
今日から12月です。師走というコトバ通り多忙を極める1ヶ月になるでしょう。毎年12月は矢の如く過ぎていく印象があります。今月は何をすべきか、よく考えていきたいと思います。差し詰め「発掘~増殖~」の焼成をやり遂げて、これを完成させます。「発掘~層塔~」も成形が終わっている部品から仕上げに入り、焼成を進めます。塔になる部分は10数個の板材のパーツで構成されています。板材1点に付き5個の陶彫部品が接着しますが、板材に陶彫部品が付いたパーツがひとつでも出来上がれば、完成の目安がついてきます。今月はまずそこをやろうと思っています。「発掘~層塔~」がどんな姿形になるのか、イメージ通りになってくれるのか、今のところ不安に駆られるところはそこだけです。RECORDは1年を締めくくるに相応しいテーマを設定したいと思います。RECORDはもうひとつ高いレベルに到達できないものかと思案しています。読書は最近専らドイツ人による哲学書が通勤の友になっています。今年は最後まで西欧の論理と向き合っていく所存です。自分の創作活動に間接的であれ何か糧になるものがあるように思えるからです。慣れ親しんだ評論や随想や詩歌とも違う思想の根本となるものが潜んでいて、読み始めると大変刺激的です。2年前に亡くなった叔父はカント哲学者でしたが、その世界に疎かった自分が漸く哲学の門扉を開くことができたと思っています。今月も多忙感の中でしっかり足元を見ながら過ごしていこうと思います。
関連する投稿
- 週末 1月を振り返って… 1月最終日になり、今月を振り返ってみたいと思います。今月創作活動がやれる期間として、まず正月の休庁期間が5日間ありました。その5日間を含めて週末のほとんどすべてを、新作の厚板材による土台作りに費やし […]
- 2020年の1月を振り返って… 1月はあっという間に過ぎた感じがします。昨年暮れから続いていた休庁期間(閉庁日)があったため、陶彫制作はかなり頑張れたように思っています。新作は屏風と床を繋ぐ陶彫部品を残すのみとなり、今月の週末は朝 […]
- 9月はいつ涼しくなるのか? 9月になりました。今日はやや涼しくて凌ぎやすい一日になりました。今日は「防災の日」でもあり、今を遡る97年前に関東大震災があり、それが起因となって「防災の日」が設定されたようです。職場でもコロナ渦の […]
- 2015年HP&NOTE総括 2015年の大晦日になりました。毎年恒例になっていますが、今年の総括をしてみたいと思います。今年の7月個展で発表したのは「発掘~群塔~」と「発掘~丘陵~」でした。陶彫部品の多さで毎年更新している最近 […]
- 週末 2月を振り返って… 今年は閏年に当たっているため、今月は29日までありました。今日がその29日で、今月最後の日になりました。相変わらず世間では新型コロナウイルスの感染が席巻し、予断を許さない状況になっています。私はいつ […]
Tags: RECORD, ドイツ, 創作, 書籍, 木材, 陶彫
The entry '週末 師走を迎えて' was posted
on 12月 1st, 2013
and last modified on 12月 1st, 2013 and is filed under note.
You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed.
Both comments and pings are currently closed.