箱根彫刻の森での「洪易」展
2013年 11月 2日 土曜日
昨日の勤務時間終了時間から、職場全体で親睦を兼ねた一泊旅行をしてきました。箱根湯本で泊まり、今日は彫刻の森美術館で散策を楽しみました。ちょうど台湾の造形作家「洪易(ホンイ)」の個展を開催中で、自分は機会があれば見に来るつもりだったので好都合でした。洪易はまだ若い世代の作家です。動物を抽象化したカラフルでユーモラスなオブジェを作る作家ですが、その質量ともに大変なもので、エネルギッシュな創作活動に感動しました。磨き上げられた曲面に施した色彩豊かな文様は、サブカルチャー的で、しかもアジア的で、生命感溢れる幻想世界が広がっていました。室内では中央に舞台を作り、夥しいオブジェ群が鑑賞者を迎えてくれました。その明るさ、面白さは筆舌に尽くしたいほどです。壁面も巨大な平面作品がありました。洪易の名から易しく(理解しやすい)洪水のようにやってくる世界を思いつきました。楽しい一日を過ごせたことを感謝したいと思います。今日は三連休の初日ですが、疲労のため工房には行けず、制作は明日以降に持ち越します。
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Tags: 個展, 創作, 展覧会, 散策, 芸術家
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