半日休暇を取って遠方の美術館へ

昨日見た幽霊や妖怪の展覧会の後で、墓に関する彫刻や建築の展覧会は夏らしい涼を感じさせるものですが、「墓は語る」という表題のついた展覧会は前から行こうと決めていたので納涼の意図はありません。同展を開催中の武蔵野美術大学美術館は、自分の職場や自宅から遠距離にあるので、今日は5日間ある夏季休暇の半日を使って見てきました。工房スタッフの一人が同大工芸工業デザイン学科に在籍しているので、大学が夏休みに入っているかどうかを確認したところ、まだ通信教育課程の授業をやっているというメールが返ってきました。今日は午前中は職場に行って、午後になって横浜駅から東京都小平市に向けて自家用車を走らせました。大学構内にはまだ一般学生の姿があって、制作に勤しむ学生も見かけられました。彫刻棟の1階にある木彫工房が開いていたので中を覗き込んできました。一人の学生が木材を運び込んでいましたが、天井は高く空間が広くて立派な設備に溜息が出ました。「墓は語る」展は大変面白くて気分的には満足しました。詳しい感想は後日にしますが、彫刻が土の中の隠された場所に存在するのは、自分の作品にも通じるものがあり、さらに言えば作家の死生観さえ感じることが出来る展覧会だと感じました。

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