「病は気から」諺通りの日常

このところめっきり寒くなってきて、おまけに職場は大きなイベント準備に追われているため、体調を崩す職員が増えています。私もこの一週間は超過勤務が続いているせいか背中が張って仕方がない状態です。デスクワークばかりなので、1時間ごとに施設内を巡回してリフレッシュしています。一昨日の遅い時間に工房に行って、窯出しと窯入れをしてきましたが、昼間の仕事とはまるで違う雰囲気の中で、軽い緊張を伴う作業は何とも心地よいものでした。「病は気から」という諺がありますが、本当にメンタルなところで支障を感じる日常なので、自分はこうした創作活動に救われていると思います。工房に行くと日常的なしがらみから解放されて、説明のつかない魔性に憑かれて心が浮揚していくようです。気持ちの持ち方ひとつで健康が保てることを実感できる瞬間です。そう思うと創作活動は必要不可欠、自分にとっては生活の基盤を形作る要素なのです。

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