五輪開会式イベントに酔う

北京オリンピックが今日開幕し、テレビに釘付けになっています。自分には健康管理のためにやっている水泳があるので、競技で言えば水泳を見たいと思っているのですが、もっと関心が高いのが開会式のイベントです。極端なことをする国なので、どんなイベントを準備しているのだろうと思っていましたが、人海戦力と物量の凄さに圧倒されました。中国の歴史を映像を駆使して見せる場面で、とくに自分の中では活版印刷や海のシルクロードの群舞が印象的でした。自分の造形表現にも通じるものがあって、食い入るように見てしまいました。一人で作品をコツコツ作っている自分が空しくなるような膨大な物量と壮大なスケールがあって、歴史ある国の威信をかけた一大イベントだということがよく解りました。では東京ならどうするだろうと思いを巡らし、自分ならエコを考えた工夫があってもいいのかとも考えました。ただの見せ物では終わらないモノ。再利用価値があり、オリンピックという祭典が去っても、有形無形文化財として残るモノ。オリンピックという非日常が、そのまま日常生活にも続き、その元気・活性化が様々なところで広がるようなそんなイメージを抱きながら、このイベントにはどの位のゴミが出て、どの程度が資源化されるのだろうと考えてしまいました。 Yutaka Aihara.com

関連する投稿

  • 21’図録の完成 5月30日に個展用の図録を作るための撮影を行い、今日新しい図録1000部が自宅に届きました。図録は16冊目になりますが、毎回同じサイズ、頁数で作っています。図録は前頁カラー版で正方形の冊子になります […]
  • 個展案内状の宛名印刷 今月の19日から始まる私の16回目の個展。今年も東京銀座のギャラリーせいほうで開催します。先日、案内状が1500部出来上がってきたので、ギャラリーには1000部持参しました。私からは私の友人や知人に […]
  • 7月RECORDは「揺らぐ楼閣」 RECORDは一日1点ずつ制作していく小さな平面作品で、2007年から制作を開始しています。一日1点というのはなかなか厳しいノルマで、その日がどんな状況であれ、必ず制作をしていくのです。毎年テーマを […]
  • 21’個展図録の色稿と案内状印刷 来月の個展に関する図録の色稿が出来上がってきました。今度の個展で16回目になりますが、図録に関しては1回目から同じ大きさ、同じ頁数で作っています。案内状(DM)は1500部印刷されて手元に届きました […]
  • 「 《オヴィリ》1・2」について 「中空の彫刻」(廣田治子著 三元社)の「第二部 ゴーギャンの立体作品」の中の「第5章 タヒチ滞在(1891~1893年)とパリ帰還(1893~1895年)」の「3 […]

Comments are closed.