私の中の女流芸術家
2007年 11月 2日 金曜日
職場の同僚にK・コルヴィッツの画集を貸したことで、自分が影響を受けた女流芸術家について書いてみたくなりました。学生時代は先日のブログにも書きましたが、コルヴィッツ一辺倒でした。その後はレンピッカが好きになりました。社会派のコルヴィッツと退廃的なレンピッカの世界。直接的なヒューマニズムと屈折したマニエリスム。どちらも女性画家であるからこそ表現できる世界のような気がします。レンピッカはアールデコ様式を体現した画風で、自分のウィーン滞在がきっかけになって、その世界観を知ることができたように思います。ウィーンにはアールデコ様式の産物が溢れているからです。この2人に次いで興味のある画家がメキシコのフリーダ・カーロとアメリカのジョージア・オキーフです。自分はまだアメリカ大陸に渡ったことがないので、この2人に関しては理解が不十分だと思っています。ただ、2人の絵で表現された世界にはただならぬ気配を感じています。いずれ近いうちにもっと接近できるかもしれないと期待するこの頃です。 Yutaka Aihara.com
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Tags: ウィーン, 画家, 芸術家
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