木彫を始めるにあたって

明日から新作の木彫を始めます。単純な文様を彫り込んでいく作業です。陶彫は完全なるモデリングではないにしろ素材(陶土)を加えたり削ったりしていく作業工程があります。可塑性がある素材だけに許される方法です。木彫はカーヴィングと言われる素材(木材)を削るだけの作業工程です。狭義の意味でいえば彫刻の真骨頂とも言える技法です。学生の頃は、あまりカーヴィングが得意ではなかった自分ですが、彫る面白さに気づいてからは、常に造形の原点はカーヴィングにあると決めています。素材の中に潜むカタチを探っていく作業は何とも魅力的です。木彫と陶彫の組み合わせで作品を作る場合は、まず木彫から始めます。今回の作品も「構築~瓦礫~」同様、木彫と陶彫を組み合わせる予定でいるので、明日はまず木彫から始めようと思います。

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