火焔型土器のかけら

昨日から出張できている新潟県は縄文土器が多く出土するところです。宿泊している民宿でも玄関ロビーに出土した土器の陳列棚がありました。ご主人に話を聞くと昔畑を掘ったら出てきたと言うのです。棚の中に、大きな甕があり、どうやら埋葬に使ったものだと言っていました。火焔型土器の一部と思われる波打つ模様のかけらがあって、欠損したものであってもデザインの美しさに魅かれました。この模様は何のために、どのような人たちが作ったのか。儀式のためというのが一般的だけど、模様に火焔を選んだのは何故か、当時は現代のようなアートとしての考えはなかったにしても、純粋な美意識はあったのか、土器を見ながらイメージがくるくる頭の中で旋回していました。作った人々は誰か、男が狩に出かけている間、女性によって作られたのか、この想像しているだけで楽しくなる土器を、しばらく時間を忘れて眺めてしまいました。                        Yutaka Aihara.com

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