陶のピラミッド
2010年 9月 15日 水曜日
制作への思いが募っているところに、今日の涼しさ…。まさに制作しやすい環境になってきたようですが、この涼しさはずっと続くのでしょうか?猛暑に慣れてしまった身体には寒ささえ感じる涼しさです。いよいよ秋が到来した気になって、新作の木彫による柱を支える陶彫土台を考えることにしました。前のブログに書いた通り来年発表する新作の陶彫は、四角錐を基本にした集合体で構成する予定です。いわば小さなピラミッドが密集しているイメージです。何年か前に陶彫で小さなピラミッドを作ったことがあります。それを「発掘~遺構~」の一部に使いました。ピラミッドは構造的にタタラでいけるはずです。ピラミッドが大きいと焼成でタタラがへたることがあるかもしれません。そうなれば内部に陶で支柱を作らねばなりませんが、窯に入る程度の大きさなら大丈夫だと思っています。今回は若干柔らかめに土練りをしているので、タタラの状態でしばらく放置して表面がやや硬くなるのを待つしかありません。ピラミッドは好きなカタチです。週末から作る予定ですが、楽しみながら作業できればいいなと思います。
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