週末 陶彫制作が佳境

今日は朝から工房にいました。成形から彫り込み加飾へ作業が進み、まさに陶彫制作は佳境を迎えています。今日は若いスタッフ2人が来て各々の制作に励んでいました。夕方になって制作を切り上げるまで休むことなく作業を続けていると、全てを忘れられて浮世離れしていく自分に気づきます。同じ空間に何人いようが時間も空間も自分ひとりになって自問自答しながらやっていくのが創作です。昼食時間がきて、ふと我に返ります。スタッフの一人が、大学の卒業制作をこの工房でやりたいと申し出てきました。テキスタイルはどこでも出来るのであれば工房での制作を認めました。創作に邁進できる空間があるからこそ現在の彫刻が作れる上、若いスタッフにも制作場所を提供できます。工房を出る時に窯入れを行いました。窯出しは3日後になります。今のところ着実に制作サイクルがまわっているように思います。

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