陶土購入 益子へ
2009年 9月 22日 火曜日
連休後半は陶彫のために費やす時間を確保しています。今日は栃木県益子にある明智鉱業に陶土を買いに行きました。今まで郵送していただいていましたが、実際に店に行くのは久しぶりでした。自分は陶土を単身ではなく、複数の種類の陶土を混ぜて使います。それぞれの割合を決めて土錬機にかけ、最後は手で菊練りをします。焼き締めた時の色合いや強度を考えて自分特有の陶土を作っているのです。陶彫にはそれなりの下準備が必要です。明日からの成形に備えて、益子まで足を運んだのです。益子の明智鉱業に買出しに行くことを、茨城県に住む陶芸家佐藤和美さんに伝えたところ、自分も買出しがあるので、そこで落ち合おうということになりました。お互い必要な陶土を購入したところで、現在建築中の佐藤陶房を見に行きました。和美さん健太さん夫妻は自分自身で自宅兼用の陶房を作っているところでした。必要最小限のところは業者に任せ、あとはコツコツ自分たちの手作業で家を建てていました。より広く快適な仕事場を手に入れたいという切実な願望のために、夢に向って動き出した様子が伺えました。 Yutaka Aihara.com
関連する投稿
- 週末 創作へのモチベーション 昨日までは梱包用木箱作りと陶彫部品の梱包に励んでいましたが、今日は来年に向けた新作の陶彫制作を行うことにしました。今月の個展が迫っているので、その準備として梱包をやっていたのですが、そればかりやって […]
- 「作陶への取り組みの第一歩」について 「中空の彫刻」(廣田治子著 三元社)の「第二部 ゴーギャンの立体作品」の中の「第2章 最初の陶器(1886秋~1887初頭)」に今日から入ります。今回は「1 […]
- 週末 小品「陶紋」に取り掛かる 毎年、夏の個展には大作の他に小品を作って展示しています。数年前から「陶紋」と名づけていて、カタチはいろいろパターンがありますが、シリーズとして通し番号をつけています。全て陶彫作品なので、図録用撮影日 […]
- 週末 連続した制作の日々① […]
- 週末 連続した制作の日々② 日曜日になりました。今日は朝から2人の美大受験生が工房に来ていました。東京にコロナ渦の緊急事態宣言が出されたことで、ゴールデンウィーク中に行こうと思っていた東京の美術館が臨時閉館されたことを、彼女た […]
Tags: 陶土, 陶彫
The entry '陶土購入 益子へ' was posted
on 9月 22nd, 2009
and is filed under note.
You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed.
Both comments and pings are currently closed.