木彫から陶彫へ

今週末から木彫ではなく陶彫をやっています。木槌や鑿を棚に仕舞いこみ、陶芸道具を作業台に並べています。仕事の質はまるで異なりますが、自分にとって木彫と陶彫は両輪として考えたい素材なのです。京都の陶芸家河井寛次郎も木彫によるオブジェのようなお面を制作していますが、どちらも日本の風土にあった素材で、双方に魅力を感じてしまいます。今日から陶彫へ作業が移行して、土いじりが始まりました。新作は、壁の上に住居のような陶彫作品が連なる集合彫刻をイメージしていて、壁の部分は砂マチエールでやろうと決めています。照明を仕込む予定です。かつて作った「街灯」の発展した形態です。2ヶ月ほどの制作期間でやろうと思っています。木彫から陶彫へ、双方が自分の中で影響しあっていけたらいいのですが…。

関連する投稿

  • 9月にやるべきこと
    9月になりました。先月は新築された倉庫に陶芸窯が入りました。職場で5日間の夏季休暇をいただき、新潟県のアート・トリエンナーレや群馬県の博物館、静岡県の美術館、そして長野県の池田宗弘先生宅に行ってきました。読書ではA・ブル...
  • 7月の個展に向けて
    7月に東京銀座での個展があります。毎年行っている企画で今年が4回目になります。陶彫と木彫を並べて出品する予定です。先日写真撮影も終わり、図録のレイアウトを考える段階になりました。前のブログに書きましたが、作品が集合彫刻で...
  • 木彫制作さらに追加
    「構築〜起源〜」の雛型から割り出した柱の本数は100本を超えるものとなりました。杉材がまだまだ必要です。あと30数本は追加で彫らなければなりません。これで週末はさらに多忙になります。残り30数本は短めなので、来月末には何...
  • 京都 1年ぶりの再会
    京都には滞欧時代によく遊んだ版画家の渡辺聖仁さんが住んでいます。昨年は久しぶりに会って旧交を温めましたが、今年は1年ぶりの再会です。まず自分の図録を渡して個展の報告。すると渡辺さんも11月に名古屋で個展の計画があると返答...
  • 週末 「混在」の表層彫り込み
    今日は朝から夕方まで工房で制作三昧でした。朝は相変わらずの寒さでしたが、昼ごろから暖かくなり、久しぶりにストーブを消して窓を開けました。彫り込みは順調に進みましたが、時間がかかるので一体いつ彫り込みが終わるのか見当がつき...

Comments are closed.