工房内の飾りつけについて
2012年 6月 21日 木曜日
このところ仕事帰りに工房に立ち寄り、加飾の作業を1時間から2時間程度やっています。先日の嵐の夜に考えた収納部分の改造とともにやりたいのが、工房内の飾りつけです。工房には内壁がなく作品等を掛ける場所がないのです。工房は住居ではないし、制作するだけの空間ですが、願わくば世界各地の仮面を掛ける場所を作りたいと考えています。自分の仮面コレクションはアフリカやヨーロッパ、アジアや日本の仮面があって、自分の制作意欲を高めるために集めたものです。展示を考えている場所は天井に近い切妻屋根の三角形の場所です。鉄骨で囲まれた外壁パネルの内側に板材を張っていこうと思っています。これは足場を築かないと出来ない作業です。かつては自宅の壁に掛けていた仮面ですが、数が増えて壁が狭くなり、工房に持ってきているのです。収集した仮面は骨董価値があるわけではなく、自分にとってだけ貴重なものです。素材も木彫、陶彫、和紙に極彩色が施されたものや素材そのものを生かしたものがあって見ていて飽きません。コレクションには自分の個性が表れているようにも思えます。
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Tags: 仮面, 工房, 木彫, 陶彫
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on 6月 21st, 2012
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