4人が創る「わたしの美術館」展

表題は横浜美術館で開催されている企画展です。各界著名人の4人、茂木健一郎、はな、角田光代、荒木経惟がそれぞれ自分なりの美術作品を選んで展示するという趣向です。横浜美術館の企画はなかなか面白く、地元の美術館としては誇りに感じるところがあります。今回も企画の力が大きい展示内容で楽しめました。実際の作品は横浜美術館が所蔵している作品が結構含まれていて、常設展でお目にかかる機会の多い作品ですが、視点を変えてこんな方法もあったのかと思ってしまいました。それぞれの選者の個性や仕事の上での美術作品との関わりが見えて興味をそそられました。蒸し暑い作業場から自分を解放して、夕方ちょっと訪れるには横浜美術館はとてもよい環境であり、またよい時間が過ごせる場所だと思いました。          Yutaka Aihara.com

関連する投稿

  • 「もの派」を考える
    素材に何も手を加えず、ギャラリーの空間に放置する展示方法を自分はどのように考えるか、現代に至る造形思想史を辿れば、「もの派」の登場した背景がわかりますが、これを美術に関心の薄い人々はどう見るのでしょうか。もっとも私の非対...
  • 美術館&ギャラリー巡りの日
    週末になり、ウィークディの仕事から気分を解放させるため、今日は美術館に出かけました。朝8時半に家を出て東京の六本木まで電車を乗り継いで行きました。国立新美術館で開催中の「シュルレアリスム展」は必ず行こうと決めていた企画展...
  • 土練りのあと美術館へ…
    成形に使う陶土がなくなり土練りをしました。陶彫は土を単身ではなく複数の土を混ぜて使っているのです。近々新しい土錬機が来るので、今使っている土錬機最後の仕事かもしれません。自分と懇意にしている陶芸業者から連絡があって、いい...
  • 若林奮「Dog Field」展
    多摩美術大学美術館で開催されている故若林奮先生の「Dog Field」展は、彫刻数点と多くのドローイングによって構成された個展です。自分は昔から若林先生の個展であれば必ず見に行っていました。若林先生を「先生」と呼ぶのは、...
  • 鑑賞から生まれるコトバ
    「瀧口修造全集Ⅴ」(みすず書房)には、作家の個展や出版等に寄せる滝口の文章が掲載されています。それは通常の美術評論として書かれたものや、作品鑑賞から生まれ出た詩的なコトバも数多くあります。そうしたコトバは、実際の展覧会を...

Comments are closed.