窯の業者との打合せ
2009年 2月 22日 日曜日
今日は朝早くから制作に取り掛かりました。午後から自宅に陶芸窯の業者がやってくるので、今日の制作予定を午前中にクリアしなければなりません。時間は勢いよく過ぎていきました。午前中の4時間が10数分のように感じました。午後は業者がやってきて今年新たに購入予定の窯について打合せを持ちました。窯は電気窯を使っていますが、今度購入する予定の15キロ程度の窯も電気です。自分は登り窯で焚いた経験がありません。横浜では登り窯は無理だと思っているからです。まず薪が手に入らないし、街中で許可が出るかどうかもわかりません。修練も必要なため、自分はついに登り窯に縁がないかもしれません。だから本当の焼成の面白み、醍醐味は知らないと感じています。さらに自分の陶彫は釉がけをしないので、焼成によって窯変する釉薬の楽しさもわかりません。今のところ自分は陶芸家ではないと決めているところがあって、彫塑のカタチを焼き締めて固めるくらいにしか陶芸を捉えていないのです。でも、今の公務員を退職して時間が出来たら、陶芸の面白さを満喫しようと思って、新たな窯を手に入れようと思い立ったわけです。
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Tags: カタチ, 制作, 陶彫
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on 2月 22nd, 2009
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