制作の集中力・持続力
2006年 8月 13日 日曜日
今日は作業場に人が来ず、一日中無言のまま制作を続けました。こんな日もたまにはあるのです。木に鑿を振るい、木と対話しながらカタチを彫り起こしていく作業です。午前9時から始めると1時間ほどで気が乗ってきます。さらに2時間は集中力がもち作業はぐんぐん進みます。ちょうど昼ごろから緩慢になります。バイオリズムというか気が緩む時間が決まっています。昼食をとるとさらに気が乗りません。集中力と言うのは多少腹が減っている方が持続するのかもしれません。それでも頑張っていると午後1時過ぎから気が入ってきます。また2時間。午後3時を過ぎるとまた緩慢な時間が襲ってきます。午前1回、午後1回の集中力。ここまでで終了。さらに続けると毎日がつらくなります。長いスパンで制作するなら余力を残して終わるのがいいと思います。大作ならではの身体調整方法だと思っています。
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Tags: カタチ, 制作, 工房, 木彫
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